この果てなき空の下で、の出来事

いちこの独り語り。
大好きなスイーツや落語の話を中心に、徒然に。

2012年 6月30日・権太楼一門会@日本橋劇場

2013-10-14 16:54:33 | 権太楼サン
柳家権太楼 一門会・夜の部
6月30日 17時開演

一門ご挨拶
おじさん 「牛ほめ」
小権太 「鹿政談」
右太楼 「だくだく」
我太楼 「火焔太鼓」(ハプニングあり)
《急遽なぞかけ》権太楼・小権太・ほたる
甚語楼 「犬の目」
お仲入り
権太楼 「らくだ」

*20時11分頃、終了。


★7列11番、中央ブロック左から5番目、ほぼ真ん中、後ろは通路。

★恒例の冒頭の挨拶は全員が羽織袴着用で登場…前座のおじさんサン以外は。
上手から、ほたる・小権太・甚語楼・権太楼・我太楼・右太楼(敬称略)。
全員ネタ出しされてます。

★我太楼サンの「火焔太鼓」途中、屋敷に行ったら松の木に吊るされて…のおかみさんの妄想の辺りで、客席で急病人が出て5分ほど中断。
一旦下がった後改めて高座へ、中断した場面から始めるも、ちょっとやりにくそうでした。

★本来ならここで仲入り…ですが、病人搬送の都合でホワイエに出られず、急遽なぞかけ、3人とも浴衣で登場。
これも5分ほどで終わり、仲入りかと思いきや、甚語楼サンの出番が繰り上げ。
“我太楼も偉かったけど、お客様も偉い、途中からなのによくついてこられた
師匠の十八番ですからね、お客様の3割くらいは出来るんじゃないですか”
…これには客席からも笑いが。
我太楼サンのは、権太楼サンそのままって感じだったしね。

★権太楼サン「らくだ」、後半少し削って50分弱。
屑屋の豹変ぶりは絶品ですが、一週間前の【大手町落語会】の時のほうがよかった…かな。

2012年 6月28日・志の輔独演会@前進座劇場

2013-10-14 16:49:19 | 立川流
噺を楽しむ寄席その54
 立川志の輔 独演会
6月28日 18時開演

志の輔 「ハナコ」
お仲入り
志の輔 「中村仲蔵」(~20時31分頃)
エンドトーク

*20時35分頃、終了。

★6列1番。

★平日の吉祥寺で18時開演てのも凄いけど、前座なしに志の輔サンが出てきたのも驚き。
これには訳が…。
翌年・2013年1月で劇場が閉館、というのを着いてから知ったのだそうで。
歌舞伎の出来る、でもこじんまりした劇場、落語家サンの中でも好きだという人は多かったしね。
長尺一席のつもりだったが、それじゃあ寂しいんじゃないの、云々、本日の流れを説明。

★先ずは軽めの一席「ハナコ」。
口を開けば予め予め…ちょっと苛々する。
結局スコップ持って何してたのか、気になる…。

★仲入り明け…柝が入って、緞帳が上がり中の舞。
やはり芝居噺、予想通り「中村仲蔵」。
志の輔サンのは2010年のPARCO公演でも聞いているけど、さすが前進座、とでも言いましょうか。
勿論花道は作ってないけど、そこに照明がしっかりと当たることで出せる臨場感。
この会場で聞けて本当によかった!!
90分弱、時間を感じさせない一席でした。

2012年 6月26日・平成特選寄席@赤坂区民センター 区民ホール

2013-10-14 16:43:24 | 立川流も、出演
第11回 産経新聞 平成特選寄席
6月26日 18時30分開演

立川志獅丸 「幇間腹」
古今亭菊六 「浮世床」
桃月庵白酒 「臆病源兵衛」
お仲入り
古今亭菊之丞 「転宅」
立川志らく 「井戸の茶碗」

*21時17分頃、終了。


★A列11番、左ブロック右端…近っ!!

★当時はまだ、真打昇進を控えていた菊六サン。
そのわりに特にマクラが、名人のおじいさんみたいだわねぇ…。

★連チャンで白酒サンは珍しいかも。
“今日はシュッとした人ばかりで居場所ない、志獅丸さんいてよかった”…(笑)。

★トリは志らくサン。
“立川流新体制、理事に談春さんいない
落語ファンからは何で!? との声あるが、内部にそんなこと言う人いない、ひとえに人徳”…笑える~。
顔付けも良かったのに、この日は全体を通して眠かった…残念。

2012年 6月25日・YEBISU亭@恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルーム

2013-10-13 18:28:59 | 落語会
第37回 YEBISU亭
6月25日 19時開演

オープニングコント
《教養講座・噺家が巨匠に迫る芸術の力》
三三 「締め込み」
松尾貴史 「はてなの茶碗」
今夜踊ろう(トークコーナー)
お仲入り
白酒 「幾代餅」

*21時32分頃、終了。


★D列15番、右ブロック左から4番目。

★少し遅れて19時02分開演。
巨匠=松尾サンの岡本太郎氏!!
生で見られて幸せ♪…でもちょっと恐い。
“題材にしたい落語家、本質は川柳・フォルムは鯉昇”…更に恐いよ、でも見てみたい(笑)。
初登場の白酒サン“普通に落語会だと思ってたらいろんな事するんだなーと…若干戸惑いが”と素直な意見。

★三三サン「締め込み」、お福がお湯屋から戻っておみつと外で立ち話の部分で、出囃子のCDが少し流れてしまった。
“えっ何今の?分かんない、この長屋いろんな音がするからねぇ”…三三サンは瞬発力があるというか、ハプニングに強い気がする。

★松尾サンの落語を聞くのは二度目。
「はてなの茶碗」、長いイメージあるけど本編25分弱。
持参した茶碗を番頭と茶金さんに笑われ凄い怒るんだけど、博打が外れただけのこと、とあっさり気を鎮め店の人達に謝るトコロは、いかにも江戸っ子っぽい…!?
時の帝が昭和天皇ってのはお馴染みの形だけど、さすが松尾サン、上手いっ。

★相変わらずグズグズの【今夜踊ろう】、並び順はまあく・白酒・キッチュ・三三(敬称略)。
初登場でまあくサンの隣に座った白酒サン、タジタジ(笑)。

★仲入りを挟み、白酒サン「幾代餅」。
マクラでの池袋、特に西口の悪口!? が面白すぎたわ~☆☆

2012年 6月24日・志らくのピン@渋谷区立文化総合センター 大和田 伝承ホール

2013-10-13 18:25:35 | 立川流
志らくのピン
6月24日 19時30分開演

志奄 「真田小僧」
志らく 「ろくろっ首」
    「崇徳院」
お仲入り
志らく 「一文惜しみ」

*21時29分頃、終了。


★4列8番、真ん中辺り。

★“先生が物事は全力で取り組まなきゃいけないって
お父っつぁんの全力はこんなもんじゃないハズだよ
本当はもっとできる子だろぅ…おあしおくんねぇ”…志奄サンの「真田小僧」、子どもが生意気すぎて可笑しいけどムカつく。

★すっかり落語から遠ざかっていた志らくサン。
演劇らくご最終日のカーテンコールで泣いた話から、与太郎は蛭子サンみたいな人かも…と続けて「ろくろっ首」。
追いかけてくる伸びた首が電線に引っ掛かる形は「片棒」みたい (笑)。

★「崇徳院」に入る前にちょっと解説。
師弟で考えが違う、と「ろくろっ首」の主人公の話。
与太郎が嫁さんほしいなんて色気づくわけない、と松公でやった小さん師。
確かに、ちょっと違和感は感じる。
家元は与太郎で。
でも「錦の袈裟」では与太郎にも奥さんいるし、同一人物なんでしょうかね。

★仲入り後「一文惜しみ」。
CDで聞いた家元の「五貫裁き」が好き。
志らくサンのは時々家元っぽく聞こえる。
八五郎が毎日持ってくる科料を、自ら町役人付き添いの下と奉行に言われた萬右衛門が“大変な事になった”。
すかさず大家が“八公、面白くなってきたぞっ”という場面、台詞のタイミングが家元のままでした。
ここ、好きな部分☆
“クソをくらって西へ飛べっ”の台詞も出てきまーす。
サゲは一文惜しみに引っかけた駄洒落で、今までのやり取りはなんだったんだ、というくらいアッサリとした形でちょっと拍子抜けでした(笑)。