迷悟在己

痴呆寸前が巷間を漂いながら日々の雑感を書きます

さくらももこ

2018-08-31 00:01:08 | 日記
書くことが思いつかなかったので

ちびまるこちゃんは特に好きではない。
可愛らしいキャラクターだし、絵も可愛い。
しかし、時に児童らしくないシリアスなセリフを吐いたり、妙に達観した考えを持ち
感傷を誘導するようなところがあり、そういうところは違和感を覚える。
数話読んだことはあるが、エッセイも読んでない。

ともぞうは例外的に好きなキャラクターだ。
孫へのあふれる愛情があり、
まったく自分の世界に住んでいる。
誰をも寄せ付けないシュールなともぞうの世界。しびれます。

あと、なんでもかんでも~ という歌、あれはいいです。
アピタのテーマソングくらいに好きですわ。

私が彼女の死に思うのは、たしかに53歳ですか? 早いという人もいるが、
早紀江さんではないけれども、要はいかに濃密な人生を生きたか でしょう。
それ故に、彼女が幸せな人生だったか などというのは愚問ですね。
いったいいくら稼いだのか? それが目下の私の知りたいところです。

鳥山さんも昔は羽生さんのようにスマートだったのに、最近の彼の写真を拝見すると、
え‐!! こ これが鳥山さんなの? と驚くような変身ぶりです。
え~っと アルファヴィルのマリアン・ゴールドのよう??
おそらく毎日高級なレストランでお食事をなさった結果なんでしょう。
安物料理ををこれでもかと食わされてマシュマロマンになったひこまろとはちょっと違いますよね。
ま、見た目はおんなじですがね。

さくらさんはどれだけ稼いだのかな そして、どのくらいその富を消費なさったのか、
それが私の悩みです。


ナポレオン・ダイナマイト

2018-08-30 00:03:52 | 日記
日本では劇場公開されなかった映画。

のちに「バス男」としてビデオが発売されたが、人気は出なかった。
「バス男」というタイトルは、単に主人公がバス通学しているということからつけた安易で無気力な理由による。
最悪の邦題と言う人もいるが、それではなりすまし日本人が作った「電車男」なる映画のタイトルだって最悪だ。
どちらも私たち日本人にはピンと来ないタイトルには相違ない。
私個人としては「暗黒ベイビー」なんかはワーストだと思ってるんだが。W

この映画が意外に米国でヒットしたというのは、何となくわかるような気がする。
全編を通して抑揚がなく、つまり山もなく、落ちもないという退屈な映画だが、見終わったあと、何となくほのぼのとした心地よさがあるのは、米国人にも私たち日本人にも似たような共感のようなものがあるのだろうと思う。
主人公はとりわけダサい田舎の高校生で、彼の叔父も友人のペドロ君も、皆世間並み以下の格好悪い人たちなのだが、共通しているのは、人間に裏表がなくって、しかも一本筋が通っていることだと思った。主人公はいじめられっ子だけれども、度が過ぎれば黙ってやられていない という意志をもってるのである。
エンディングのシーンはほのぼのとして心に沁みるものがある。
それゆえに同年代を生きた米国人の共感を得たものと思う。
ただ、あくまでB級映画だから という範疇の域のなかの話だ。

ダンスパーティーの場面で流れる曲がアルファヴィルの”フォレヴァーヤング”で、懐かしかったが、この曲は米国の高校の卒業式ではポピュラーな曲なんだそうである。




アイズ・ワイドシャット

2018-08-29 00:44:02 | 日記



ニコール・キッドマンとトム・クルーズが離婚する原因となった映画だそうである。
私が見たのはずいぶん前で、たしかにエロチックな映画には違いないが、決して男と女の性がテーマだなんて思わなかった。今見直して見ると、身につまされるシーンも結構あって、それはそれで面白いのだが、やはり劇中の秘密結社のシーンはある種の不気味さを持って記憶している。とりわけ、トムがタクシーで城に乗り付けるシーンはホラー映画のような怖さがある。
当時はまだこの世界が陰謀に満ちた世界であるという認識もなかったので、世の中には米国南部のKKKのような組織があるんだろうというくらいの印象だった。キューブリックほどの異才が、単なるSEXをテーマとして映画を作るなんてあり得ないとも思った。
何故再び映画を見直したのかと言えば、この映画の大きな存在である秘密結社なるものが、決してフィクションの世界なんぞではないということと、映画を撮り終えた後、キューブリックが急死したということを知ったからだ。
つい最近まで、キューブリックが、この映画の試写会の5日後に急死したということを知らなかった。
そこで、この映画に登場する秘密結社と、彼の急死についての因果関係に興味を持ったのだ。
映画の製作についてはスピルバーグも参加してると言うし、キューブリック自身もユダヤ教徒だから、映画が公開されて、かの組織が困るようなことはないと思うのだが、それにしても胡散臭さが残る。

カリフォルニアのボヘミアン・グローブという森の中で、毎年夏に支配者層の酒池肉林の会合が開かれるというスクープ動画がネット上に載ったのは何年か前で、これは私も早くから見ている。会員以外に絶対に侵入出来ないと言われるこの宴会に侵入し、隠し撮りしたという動画まで載せたのは、アレックス・ジョーンズという人だが、この人の奥方はユダヤ人という話である。「SLIVE」なる動画を作ったP&Gの御曹司、フォスター・ギャンブル やデイビッド・アイクなどと同様、胡散臭い人物であるが、911はインサイドジョブだなどと、ロックフェラーの自宅に向かって吼えてるのを最後に彼の動画をを見なくなった。どうも、Apple、YouTube、Facebookなどが、アレックス・ジョーンズを締め出す決定を下したのだという。理由として「差別的な発言を容認しないため」というが、ユダヤ人である彼がユダヤ人の悪行を批判してるのを「差別」というのはおかしな話である。彼は一貫して米国に於ける小児誘拐事件について糾弾していたのであって、そこには差別などということはない。
つい最近、カトリックの聖職者が小児性愛や、小児虐待、さらには子供たちの殺人に関与していたという報道がBSニュースで流されたので、まったくアレックスの言う通りだったわけだ。

さてボヘミアングローブだが、実際子供を生贄にするという話もあるし、まさに酒池肉林という有様で、レイプや同性愛、はては殺人まであるというのだから気味が悪い。メンバーは各国の要人、金融マフィア、所謂イルミナティと呼ばれる人たちだという。
こういう予備知識がなければ、この映画も単なる倦怠期の夫婦の物語ということになってしまうが、実はそうではない。実際映画の中の登場人物のように、その気になれば、いとも簡単に人を殺したり、拉致したり出来る組織だ。サダム・フセイン、カダフィ、チャべスを筆頭に南米の指導者、ダイアナ、など、実際われわれはそうした現実を見ているではないか。

そういう目で見れば、アイズ・ワイドシャットなるタイトルも、また違った意味を持ってくる。
怖い映画だ。


日本を愛したグレース・ケリー

2018-08-28 02:58:20 | 日記
エヴァ・ペロンは日本を愛し 早世した。
グレース・ケリ-の日本愛も少々熱が入りすぎたのか 彼女も早世した。
エヴァは進行性ガン、グレ-スは不可解な交通事故(ブレ-キが無力になったという)。
ジョン・レノンも日本を愛した。彼は生前
「この世の中は一握りの狂人によって支配されてる」と言った。
ホイット二ー・ヒュ-ストンやマイケルジャクソンなど、挙げればキリがないスーパースターの不審死だが、それは次回にしよう。

グレースは美しいが、私の好みから言えば
ナタリー・ウッド
キム・ノヴァク
ティッピ・ヘドレン
アン・マーグレット
と並ぶ。私の好みだからほっといてくれ。

グレ-スの日本好きは少し度が過ぎたのか

「私が造る押し花や花のオブジェは日本の生け花の影響を受けています。ですので今回は沢山の日本文化を吸収して帰りたいのです。」

「人間だけでなく生き物全てに対する日本人の規律正しさや慎み深さ、内に秘めた心遣いに強く心を打たれました。」

「家全体が自然と向き合って、庭と建物が互いの流れの中で一体となっているのです。」

「ただ、月を眺める為だけに竹で縁側を造るとは、何と素敵なセンスではありませんか。」

「計り知れない計画と努力によって造られた光と影の何気ない組み合わせ・・・この美しい日本の庭を決して忘れません。」

「私はこうした日本人の美的センスは強制された物ではなく、生まれながらに持っている心遣いが自然に出てくる物だと悟りました。」

そして
「美しい日本の庭を決して忘れない。」

と言って、モナコにj日本庭園を造成し始めるにいたっては、「日本人の精神年齢は12歳」と言ったマッカ-サーの放言、「日本人は残虐で、南京市民を30万人殺した」とか、「性異常者で、軍が慰安婦を管理していた」「朝鮮人を20万人も強制連行して売春させた」「領土的野心があって満州を侵略・・・」などなど 日本を世界の表舞台から葬り去ろうとしている英米、蘭、豪仏の陰謀者たちの立場を痛く刺激したのは間違いなかろう!。
モナコ公国の大公妃の発言である。

車のブレ-キに細工するなど、連中にとってはいともたやすいことではないのかね? ダイアナのメルセデスのように。
グレ-スが事故にあった現場を見たことがある人ならば、「そりゃ陰謀論だよ」などとたわごとをいえないかも知れないね。

レディガガも最近表に出てないし、日本に深入りした人は早世する運命なのかね。

エヴァ・ぺロン

2018-08-27 16:18:06 | 日記



エビ-タの愛称でアルゼンチン国民に慕われたエヴァ・ペロンは私生児であった。

当時アルゼンチンにも日本人移民は多く、日本人移民の職業はカフェと、クリーニング店の経営
が多かったらしい。
エヴァは当時福島県出身の三浦という人の経営する「カフェ・ハポネス」というカフェで、
レコードプレイヤーのぜんまいを巻く係として雇われていた。
女性の仕事としては地位が低く、見下げる人の多かった当時のアルゼンチンの中で、
従業員の日本人は彼女を礼儀と優しさを持って接した。

その後ブエノスアイレスに出て、紆余曲折を経たのち、エヴァはファン・ペロンと結婚し、
ペロンが大統領になったので、大統領夫人となったわけである。
エヴァが他のお馬鹿さん夫人と違うのは、金持ちから金をむしりとって貧民に分配した点だろう。
彼女の生い立ちによるところが多かったと思われる。

エヴァは少女時代に受けた日本人の優しさを忘れず、夫妻の別荘の使用人はすべて日本人を雇う
というところにも現れた。大統領自身も日露戦争に勝利した日本人に敬意を持ち、かつ日本人の
勤勉さを買っていたためといわれる。

戦争中は、白人連合国の脅迫にも屈せず、南米の中で対日参戦がもっとも遅かった。
日本の敗戦が決まった時には、世界中のどの国よりも早く、輸送船に満載の食料など援助物資
を乗せて日本に送った。
さらに、敵国人ということで強制帰国させられていた、別荘の使用人として働いていた日本人を
一人残らずアルゼンチン政府の負担で呼び戻した。

エヴァの葬儀の写真を見るとき、かくも大勢の国民が集まったのを見たことがない。

「なかないで アルゼンチーナ、The truth is I never left you」

何十万もの人々が彼女の死を見送った。
おりしもジャカランダのしめやかな紫の花が満開であった。


エヴァ・ペロンの善意は、私たち日本人が肝に銘じて忘れてはならないことなのである。