兼題 「梨」「秋分}「稲雀」
梨御殿連なる街や箱の梨
信濃路の上り下りや稲雀
秋分や歳時記脇に句に悩む
コニャックを嘗めて燈火の亦親し
(印象句)
試食梨包丁にのせ出されたり 松 夫
秋彼岸寺の帰りの驕り飯 富 秋
渡り鳥先にならひて羽たたむ つ る
秋分や時のバトンは風の色 和 生
新そばやひいきの店に猪口二つ つ る
喧嘩あと涙堪へて梨を食ふ 健一郎
(互選高点句)
試食梨包丁にのせ出されたり
秋分や時のバトンは風の色
喧嘩あと涙堪へて梨を食ふ
梨御殿連なる街や箱の梨
信濃路の上り下りや稲雀
秋分や歳時記脇に句に悩む
コニャックを嘗めて燈火の亦親し
(印象句)
試食梨包丁にのせ出されたり 松 夫
秋彼岸寺の帰りの驕り飯 富 秋
渡り鳥先にならひて羽たたむ つ る
秋分や時のバトンは風の色 和 生
新そばやひいきの店に猪口二つ つ る
喧嘩あと涙堪へて梨を食ふ 健一郎
(互選高点句)
試食梨包丁にのせ出されたり
秋分や時のバトンは風の色
喧嘩あと涙堪へて梨を食ふ