Re

Re=response=応答、感応=物事に触れて心が動くこと。小田和正さんの大好きな曲からいただきました。

5月の「おはなしのへや」

2008-05-29 | おはなしの部屋

今月は、3年・2年・特殊学級を訪問しました。
ふつう、学年ごとに違う本を選ぶのだけれど、
今月は敢えて同じにしました。

「おんぶはこりごり」
「母の日」にちなんで。
お手伝いしなくっちゃって思ってくれたかな(笑)
お話ももちろん楽しいのですが、
この絵本は見れば見るほど発見があって夢中になります。
おうちではママだけが働いてて、
おいしいものをお腹いっぱい食べるだけのパパと息子たちは
「ぶた」になってしまうのですが、ほかにも家のなかの
ありとあらゆるものがどんどん「ぶた」になってしまうのです。
花柄だったはずの壁紙やソファ、家族の写真や壁の絵、
花瓶や電話や水道の蛇口にパパのベストのボタンまで!
学校の読み聞かせだと、そこまで探しきれないだろうけど、
気がついた子たちは、目をキラキラさせて喜んでいました♪

「うまそうだな、ねこ」
池にたった1匹のだいじな魚が、ある日からどんどん進化
していきます。手足が生えて、牙も生え・・
そう、大キライなねこを見返してやるため!
一方、魚が大好きなねこは、この信じられない魚の進化に
怯えています。もちろん子どもたちもびっくり目々(笑)
奇想天外な発想と、魚と仲良しになりたいねこの気もちが
とってもかわいいなと思います。

「おべんとくん」
5月は連休明けの「おべんとうの日」や運動会など、
子どもたちには、おべんとうが嬉しい季節です。
幼児向けですが、みんなはとっても気に入ってくれたようです。
慌てておうちを飛び出したおべんとくん、中身はからっぽ。
おにぎり、たこさんウイナー、たまごさんが、
あとから急いで追いかけてきます。
絵本はおべんとくんのおなかが穴あきになっているので、
到着した順におべんとくんの中に入っていくしかけです。
みんなが「よーいどん」でかけっこ、というのも、
運動会の季節にぴったりでした♪
子どもたちと一緒に見ていた先生まで、
にっこり笑顔になったのが嬉しかったです。