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4月中旬から下旬にかけて、公園に咲いている花を、今日は画像と共に綴ります。
この時期の公園の花と言えば、まずチューリップを挙げることができます。チューリップはユリ科チューリップ属の植物で、原産地はトルコのアナトリア地方です。チューリップの生産地は、オランダが非常に有名で、日本で販売されている球根の多くはオランダからの輸入だそうです。
私の幼少の頃、故郷新潟は、チューリップの一大生産地だったと思います。幼稚園の遠足で、チューリップがいっぱいに咲いている公園へ出かけたことを、今でも鮮明に覚えています。
また、調べてみると、私の出身地である新潟市秋葉区(旧新津市)で、日本における本格的なチューリップの球根栽培が始まったといった記載があり驚きました。現在では、お隣の富山県が新潟を上回る球根の生産を行っています。
チューリップには、さまざまな園芸品種があるようです。花弁の形状、一重から八重の咲き方、赤・黄・オレンジ・白・緑・紫などの単色や複数の花の色、そうした花の変化を楽しむことができるのがチューリップです。こうした多様な品種を見ることができるのは、多くの園芸家の情熱と努力の結果なのでしょう。
ソメイヨシノが終わった後に、八重咲の桜が咲き始め、しばらくの間、目を楽しませてくれます。4月の中旬から下旬にかけて、一葉(イチヨウ)・関山(カンザン)・御衣黄(ギョイコウ)などの八重桜の品種を、私がよく出かける新宿御苑などで鑑賞することができます。
上の画像の花は、ライラックです。モクセイ科ハシドイ属の落葉樹で、フランス語由来のリラとも呼ばれます。八重桜を背景に、同じ淡い桃色の花を咲かせています。
明治座のビルに映る空と太陽は、本格的な春の到来を告げています。その前のイチョウは、清々しい若葉が一斉に成長を始めました。
地下鉄新宿線の浜町駅を出て、このグリーンベルトに設置されたベンチで、私は一服することがよくあります。なぜなら、私にとって、移ろう季節の変化を楽しむことができる場所だからです。大袈裟に遠出しなくとも、日ごろ通勤や通学で通る場所・・・そこは作られた自然かもしれませんが・・・、私たちに季節の美しさを楽しませてくれる所であることは確かです。
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