「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの教育:上野科学博物館

2015年08月30日 | 教育



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 8月16日、昨年から大規模な改修工事を進めていた上野科学博物館の地球館が、7月14日に リニューアルオープンしたということで、我が家の小学1年生と出かけました。改修工事中にもこの博物館に足を運びましたが、エスカレーターが使えずに狭い階段を行き来するなど、とても不便でした。

 ただ、娘はリニューアル後の7月中に、新装成った科学博物館を、兄に連れられてすでに訪れています。それでも、科学博物館へ再び行きたいという要望と、どのように改修したのかを知りたいという私の興味で出かけました。

 猛暑が続く日々ですが、出かける途中の駅前の公園に、その暑さを一層印象付けるように、ミンミンゼミが大きな声で鳴いていました。



 まず開館間もない午前中の博物館に入って、「シアター36○」の映像を見ました。それは、360°の全方位に映像が映し出されるドーム型のシアターです。かなりの行列ができていることもありますが、この博物館を訪れたら、この映像は必見です。

 次に地球館に移動して、まず
地下1階の恐竜エリアを見ました。ここは予想したほどの変更は見られず、ティラノサウルスの前に、トリケラトプスのレプリカが新設されました。化石として横たわるトリケラトプスのレプリカが以前からありましたので、トリケラトプスは2頭目ということになります。





 1階は、今まで展示がちょっと中途半端と感じていた海のフロアでしたが、ここが大改装されて地球史ナビゲーターと呼ばれるスペースになっていました。そこは、宇宙史・生命史・人間史の壮大な物語をテーマとして、標本・資料と映像でたどる138億年を一望する時間の旅と位置づけ、地球館の展示室全体を繋げるシンボルゾーンとなっています。

 3階は以前森の生き物コーナーでしたが、親と子のたんけんひろば「コンパス」に変わりました。4〜6歳のお子様とその保護者の方を対象とした展示室で、「遊び」の中から生まれる親子のコミュニケーションを促し、 感じる力、考える力を養うことを目的としています。

 コンパスは完全予約制で、入場は0〜12歳までで入場整理券が必要です。整理券は地球館インフォメーション(1階)で受け取れます。 ただし、今回は大変な人気で、長い行列ができていましたので、あきらめました。先月この子が出かけた時は、このコンパスで遊ぶことができたようです。

 コンパスは、以前の「森の生き物コーナー」よりも、遊びを取り入れた体験的なコーナーとなりました。しかし、極めて限定的な数の子どもたちが楽しめるだけで、他の多数の子どもたちには、遊べなかったフラストレーションが残る展示と言えるでしょう。そういった意味で、この展示スペースの変更は、この博物館にとって良かったかどうかは、総合的に判断する必要があります。



 リニューアルした新館の地球館が注目されていますが、旧館の日本館の常設展示はとても充実していて、来館したら見ない手はありません。日本館は年代物のどっしりとした建物で、展示スペースは旧来型ですが、興味深い資料を見ることができます。下の画像は、展示スペースに立つと、本人が現代人の展示資料となるという、動物園などでもよくある仕掛けです。



 多くの博物館は、その来場者数やその年齢層、そして来館目的について、来館者の目線で十分な分析と配慮ができているわけではありません。休日には、来館者の多くが子連れの家族ですが、休憩・食事スペースなどの現状はとても貧弱で、子連れの家族が昼食をとるのに、空きスペースを探すのが大変な時間帯が多いのが実情です。

 来館者のアメニティや利便性をもっと考慮すべきで、今の科学博物館で言えば、休憩・食事スペースは、現在の2倍以上は必要でしょう。博物館の楽しさを感じてもらい、リピーターを増やす工夫がもっと必要です。

 子どもにとって、書物から得る知識よりも、実際に手に触れたり観察したり、博物館で資料を見ることが、物事の理解力を高め興味を喚起するのに役立ちます。最近は、小中学生の入館料が無料なところが多く、気軽にそして積極的にこうした博物館に足を運ぶことをお勧めします。

 買ってあげた本を読み始めたら止まらない1年生。1時間ほど休憩に付き合いました。






 「帰りにベビー遊園地へ行く?」 何回も行ったことのある上野動物園の前に、小さな遊園地があることを、この子は覚えています。以前は、動物園とセットでこの遊園地で遊びました。「ベビー」と形容したら、「もう行かない」と言うと思いましたが、すかさず「行く!」という返事。

 けれども、メリーゴーランドに乗っている小学1年生を見ていると、もうこの遊園地には不釣り合いかなと感じてしまいます。ただ、未経験のディズニーランドを含めて、遊園地にはあまり連れていかないので、この程度の遊園地でも本人は満足気でした。



上野公園入口のカエルの噴水。



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マッキーのお出かけ:御嶽渓谷ハイキング

2015年08月27日 | お散歩・お出かけ・遊び



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 8月15日、御嶽渓谷に子どもを連れて出かけました。多摩川上流にある御岳渓谷は、「日本名水100選」に指定され、川沿いにハイキングコースが整備されていて、気軽に子ども連れで楽しむことができます。

 JR青梅線軍畑駅で下車し、青梅街道へ坂道を下ります。軍畑駅は、奥多摩の山登り入門コース「高水三山」への起点となっている駅です。街道へ出たら、歩道を沢井方面にしばらく歩くと、御岳渓谷遊歩道入口の看板がありますので、それに従って川沿いの遊歩道まで下ります。遊歩道はしっかりと整備され、子ども連れのハイキングにも適しています。









 川面を渡ってくる涼風は、都会の蒸し暑さを忘れさせてくれます。道の周囲には、ヤブラン・タマアジサイ・センニンソウ(下の画像順)などが咲いていました。今回は、ちゃんと登山靴を履いて歩く場所も考えましたが、ちょっと軟弱になってスニーカーを履いて、川沿いのハイキングになりました。猛暑と講習疲れを理由としておきましょう。









 遊歩道から河原に下りて川遊びができる場所が、随所にあります。軽いハイキングですので、子どものエネルギーを発散させるためには、水遊びをさせるとよいでしょう。冷たい水の中に足を入れれば、爽快な気分になれます。ただし渓流は、思った以上に流れが速く、深みもあるので注意が必要です。

 私が小学4年生の頃、友達と川に泳ぎに行ったことがありました。私を除いて、友達は川で泳ぐことは慣れていてたようです。私は、川で泳ぐのは初めてで、水の冷たさ流れの速さにびっくりしました。

 川の流れに身を任せた状態ですと、泳ぎがうまくなったように錯覚します。深みに流されて、慌てて流れに逆らったり体を起こしたりすると、体全体が水中に引き込まれる感覚がありました。溺れかけて、足が川底に着かない状態で、岸の岩にしがみついて助かったことを思い出しました。無論その後、友達には何事も無かったように振る舞いましたが。









 沢井には、清酒「澤乃井」で有名な小澤酒造があります。その小澤酒造が営んでいる「澤乃井園」で、ちょっと早い昼食をとりました。売店で、冷えた豆腐と地ビールを買いました。付いてくる紙コップを断って瓶から直接ビールを味わいました。周囲では、間違いなく紙コップを使って上品にビールを飲んでいました。けれども、瓶の口の冷たいガラスの触感は、ビールの旨みを引き出すのです。

 澤乃井園から楓橋を渡った向かいに、寒山寺があります。鐘楼がありますので、鳴らしてみるとよいでしょう。渓谷に鐘の音が響く爽快感を味わうことができます。









 以前からカヌーやカヤックで川を下る人たちが多い多摩川ですが、最近ラフティングを楽しむ人たちが多いようで、上流から次から次へとゴムボートが下ってきました。

 川遊びをしている子どもたちが、コムボート目がけて水かけの洗礼をお見舞いしていました。掛ける側も掛けられる側も、楽しんでいました。












川岸の水の中から、子どもが一つの石を取り出しました。

「ねえ、この石、顔が付いているよ!」

「あっ、本当だ!自然が作った偶然の産物だね。」

「今度来るときは、水着を持ってこようよ。もっと楽しめるから!」

 今回は、御嶽駅下まで歩いた後、ハイキングを終了して、御嶽駅から新宿への電車に乗車して帰路につきました。美術に興味があれば、御嶽駅下から橋を渡った先の玉堂美術館に立ち寄ってから帰るのも良いでしょう。




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マッキーの教育:NHKスタジオパーク

2015年08月23日 | その他



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 8月14日、久しぶりに渋谷のNHKスタジオパークへ、小学1年生の娘と出かけました。この子が、2・3歳児だったころは、「NHKへ連れて行って」という要望で、よく出かけた場所でした。NHKスタジオパークは、2011年に一時閉鎖してリニューアル工事をしましたが、それから初めての見学となりました。



 この子が、NHKの「お母さんといっしょ」をよく見ていた頃は、3人の小鬼ライゴー・スイリン・プゥートが活躍していました。1階のフロアーで、スイリンが出演するショーを一緒に観た時など、相手がぬいぐるみであることを忘れて喜んでいました。

 今は下の画像の、ラーテルの男の子・ムテ吉、マンチカンの女の子・ミーニャ、ジャコブヒツジの男の子・メーコブが、「お母さんといっしょ」ぬいぐるみのキャラクターです。






 NHKスタジオパークには、NHKの大河ドラマと朝ドラの変遷も展示されています。上の画像は、ご存じのとおり「まれ」の登場人物たちですが、その前で撮ったものです。一世を風靡したと言われる民放のドラマなどは、20代の頃より私は全く見ていません。テレビのゴールデンアワーの番組は、授業中ですので見ることができないばかりか、録画を含めて見ることはありません。
 
 今最もNHKを代表するキャラクターは、下の画像の「どーもくん」です。その下のキャラクターは「おしりかじり虫」です。おしりかじり虫は、NHKの歌番組『みんなのうた』で放送されている楽曲に登場するキャラクターの名です。






 小学生になって様々なことに興味を持ち始めると、「お母さんといっしょ」を楽しんでいた保育園児の頃に比べれば、様々なNHKのキャラクターに夢中になることはありません。最近は、妖怪ウオッチに登場する妖怪や、様々なポケットモンスターや、ドラえもんの様々なアイテムなどを、図鑑やネットを参考にして詳細に把握することが、この子を含めて同年代の子どもは好きなようです。

 今回連れて行った我が家の小学1年生は、「NHKスタジオパーク」を卒業したように感じた見学でした。このテーマパークは、NHKの様々な情報が入手できる場所であるだけではなく、幼い子どもを連れて見学する場所としても考慮されているようです。我が家の小学1年生は、その適齢をちょっぴり越えてしまったようです。



 この子がずっと手に持っていた羽根は、来る途中で拾ったもので、ハトかカラスのものでしょう。ちなみに、この子が着ているTシャツの絵柄は、現在最も興味の対象としている妖怪ウオッチです。

 NHKスタジオパークの出口に、巨大などーもくんがサヨナラの手を振っていました。「お母さんといっしょ」を見て育った幼児が、小学生に成長したことをちょっぴり寂しがるように。



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マッキーの教育:国立歴史民俗博物館

2015年08月20日 | 教育



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 8月12日、千葉県佐倉市にある「国立歴史民俗博物館」を、小学1年生の娘と訪れました。上の兄弟たちは、この博物館と、近くにあって農業体験などができる「佐倉草笛の丘」へは、かつて頻繁に訪れていた時期がありました。

 この博物館は、歴史を学ぶだけではなく、様々な展示物で民俗学的な学習もできます。実物資料の他に、ジオラマ模型や精密な複製品などの展示物の見学から、日本の歴史と文化を学ぶことができます。









 博物館の話から少し離れて、興味深い話をしましょう。私にとって、縄文人と弥生人の関係は、とても興味ある対象です。それは、多くの方が自分たちのルーツとして、知りたいと思う事柄です。今まで、様々な説により、縄文人と弥生人について説明されてきました。近年の科学的な進歩により、DNA鑑定を用いた説得力のある事実が明らかになってきました。

 縄文文化を創り出した縄文人に対して、大陸から渡来した弥生人の位置づけを、大きく評価する考え方が従来の考古学でした。ところが、遺伝子を解析していくと、今の日本人が遺伝的に縄文人とより強く結びついていること、そして縄文文化を色濃く受け継いでいることが明らかになってきました。

 日本人の祖先は、ロシアのバイカル湖から南下してきた人たちだったことが、遺伝解析で判明しました。人類はアフリカを旅立った時、3つのグループに分かれていました。ところが、その3つの遺伝子を持つ人たちがすべて、日本列島にやってきたことも判明しました。3つのグループが再び融合した地域は、世界的にも稀なそうです。アフリカから見れば、日本は地の果てのどんずまりに位置しています。ボトルの底に沈殿するように、最終的にこの3つのグループの人たちは、日本で融合したのでしょう。












 民俗学的な展示は、純粋な歴史的展示より、子どもたちに受けるようです。ただし、下の画像のように旧来の民家に入って、少し昔の暮らしを味わうような展示は、まだまだ少ないと言って良いでしょう。体験的な展示実際に触れる複製品の展示を増やして、子どもたちにもっと興味を喚起する展示の工夫が望まれます。

 特に、この博物館は、単に歴史を体系的に展示しているだけではなく、民俗学的な展示に特徴があると思われます。急速に失われつつある日本の文化・伝統に対して、体験型展示や実際に資料に触れることにより、子どもたちが五感を通して興味と関心を持つことができるよう配慮する必要があります。



 「なっ、何!恐竜がいる!」 「ゴジラでしょう!」





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マッキーの教育:今年も鈴虫を飼育

2015年08月17日 | 教育



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 動植物をとても上手に育てることができる人がいます。そうした人は、飼育・栽培する基本的な知識を持ち、対象に愛情を注ぎ、
まめに世話ができる人です。

 私の母は生前に、多くの山野草を育てていました。毎日、飽きもせずに朝晩庭仕事をしていました。元気な頃には、鉢植えが半端ではない数になっていました。無論、それを商売するわけではなく、知人にあげて喜ばれることを好んでいたようでした。

 我が家では毎年、鈴虫をいただいて、その虫の音を楽しんでいます。編集委員まで務めた元産経新聞の報道カメラマンだった田中さんは、鈴虫を上手に飼育し、毎年卵を越冬させて春に孵化させています。その孵化した鈴虫を今年もいただいて、以前魚を飼っていた水槽を使って飼育しています。

 ベランダに置いた水槽は、簾で覆ってあります。夕暮れ時から鳴き始め、明け方まで鳴いています。セミの声は、暑苦しい夏を象徴しますが、スズムシは涼を感じさせる風流な鳴き声です。我が家の鈴虫は、小学1年の娘が面倒を見て、「私の鈴虫ちゃん」と呼んで可愛がっています。

 大きめの虫かごに飼い始めた、夏祭りの金魚すくいでゲットしたコメット2匹は、残念ながらすぐに死んでしまいました。持ってきたその日から、ちょっとよれよれな泳ぎ方をしていましたが、案の定、数日で餌もあまり食べずに死んでしまいました。

 昆虫や魚類だったとしても、飼っている生き物の死は、子どもに大人よりも強いショックを与えます。祭りの夜店から持ってきた日に、娘は二匹にそれぞれ名前を付けました。動植物を世話して、愛情を注ぐことは、とても良い経験になります。たとえその結果、そのペットが死んだとしても、そこから得られる経験は、子どもにとって貴重なことだと思われます。



 8月17日、多くの方がお盆休み明けで、仕事をスタートさせたことでしょう。朝は、雨が降っていたせいもあり、私は夏の終わりを感じました。まだまだ残暑は続くでしょうが、秋の気配を感じる今日の早朝出勤でした。

 アブラゼミ・ミンミンゼミ・クマゼミの鳴き声に交じり、8月15日の奥多摩御嶽渓谷ハイキングでは、早くもツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきました。もうしばらくすれば、セミの鳴き声が止み、草むらの虫の音が元気よく聞き取れる季節がやってきます。



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