「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの随想:三浦雄一郎さん80歳でエベレスト登頂に成功

2013年05月24日 | 時事随想



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 23日朝のNHKニュースで話題として取り上げられたこともあり、三浦雄一郎さんの
エベレスト登頂予定時刻の昼頃には、多くの人がその成否に固唾を呑んで注目していたことでしょう。5月23日の日本時間午後0時15分に、三浦さんは史上最高齢となる80歳で、世界最高峰のエベレスト登頂に成功したと、ニュースは伝えました。

 1953年に、ヒラリーとテンジンエベレストに初登頂を遂げてから、今年で60年が過ぎ、近年では毎年数百人がこの山頂に立つ時代になりました。ですから、難ルート・過酷な季節・無酸素・高齢・単独などの特別な条件下の登頂を除き、エベレスト登頂が登山上の話題になることはありません。また南東稜側からのエベレスト登山ルート上には、フィックスロープが張られ、迷うことなく比較的安全に頂上に立つことができるようになりました。では、エベレスト登頂は易しいことかと問われれば、決してそうではないと、多くの登山家は応えるでしょう。

 私は、山登りを趣味として、富士山・北岳・奥穂高岳・間ノ岳・槍ヶ岳(これが日本の標高ベスト5)などを含む国内の多くの山を登りました。富士山(3776m)に登ると、山頂付近で、高度順応が上手く出来ずに、頭痛や吐き気を訴える登山初心者をよく見かけます。ヨーロッパアルプスにも登りましたが、4000mを越える山では、さらに空気が希薄になり、そのせいで倦怠感を感じます。例えば靴の紐が緩くなっていることが分かっても、しゃがんで靴ひもを直す気持ちが湧いてこないといったことも経験しました。このような理由から、まずエベレスト登頂を成功させるためには、しっかりと高度順応することが求められます。この点、三浦さんは確実に高度に順応できるよう、比較的長い期間を設けて高度順応に対処したようです。

 また、多くの困難な高山は、最後のベースキャンプから頂上アタックし、再びベースキャンプまで戻る、長時間の登山を乗り切る体力が必要となります。報道によれば、三浦さんは正午過ぎに登頂後、午後1時ごろに下山を開始して、第4キャンプにたどり着いたのは、午後10時過ぎだったということです。80歳を超えて、8000mを超す高所の過酷な条件下で、午前5時半にベースキャンプを出発してから、17時間ほど登山を続けたことになります。超人的な体力といえるでしょう。

 近年、
60歳を超えてエベレストに挑戦する日本人が増えていますが、登頂後の下山途中で動けなくなり死亡する登山事故が、度々報道されています。高齢者のエベレスト登頂は、体力的に限界に近い行為であり、下山する力を温存できるほど優れた体力が要求されることを、肝に銘じなければなりません。今回の登頂成功で、高齢者による高い山への挑戦が増えることが予想されますが、くれぐれも慎重に計画をたてるべきでしょう。

 三浦さんには、一般の登山者と異なり、多くのサポーターが付いていたようですが、それでもエベレストに登頂するには、強健な体力と強い意思が必要です。三浦さんの場合、それを80歳を超えて成し遂げたという点において、人びとを驚嘆させ、感動させました。目標を達成するために、加齢による体力の衰えを抑え、驚くほどの体力を維持させるよう、準備段階でどれほど三浦さんが努力をしてきたのか、そのことが伝わってくるからこそ、人びとはこの偉業に感動し称賛するのでしょう。また、今回の登攀では、天候も味方したようで、神様もこの壮挙に微笑んだのは確かです。

 還暦を過ぎれば、多くの人は自分の体力の衰えを感じ始めます。けれども、目標を持って日々体力の増進に努めたなら、人間の体力は、存外高齢になっても維持できることを、三浦さんは私達に証明して見せてくれました。三浦さんの80歳超えのエベレスト登頂は、体力の衰えを年齢だからと諦めかけた多くの中高年の人たちに、希望と勇気を与えてくれた快挙といえるでしょう。今日の地下鉄駅では、エスカレータを使わずに、階段を足早に駆け上がる中高年が目立ったのは、私の気のせいではなかったように思います。


中高年の登山者で賑わう竜ヶ岳(りゅうがたけ・1485m)山頂


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マッキーの随想:聴覚でコミュニケーションする植物

2013年05月21日 | 時事随想



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 最近、ナショナルジオグラフィックで興味深いニュースが載っていましたので、紹介します。

 『最新の研究によると、隣の植物の音を「聞いた」植物は、自ら成長を促進させるという。音響信号を利用してコミュニケーションを取っている可能性があるようだ。研究チームの一員で、西オーストラリア大学の進化生態学者モニカ・ガリアーノ氏は、「植物が“良き隣人”を認識することを実証した。このコミュニケーションは音響的な信号の交換に基づくと考えられる」と話す。つまり、植物は化学物質のにおいをかぐ「嗅覚」や、隣人に反射した光を見る「視覚」に加え、周囲の音を聞く「聴覚」も備わっている可能性があるというのだ。「植物は、私たちの想定よりもずっと複雑な生物体だ」とガリアーノ氏は話す。』



 山登りで、登山者の少ない山奥に入り込むと、そこは植物の王国であることが分かります。周囲の自然の多くは植物で、その植物に生かされた虫や動物が上手くバランスを取って生活しています。そんな自然の中に一人佇むと、周囲の樹木が語りかけているように感じる時があります。特に長い年月を生き抜いた巨木は、その姿形といった視覚から受ける印象だけではなく、他の感覚器官をも刺激する何かを感じます。

 また、こんなことも経験したことがあります。幼児と一緒に公園を散歩している時のことでした。大きな古木の脇を通り過ぎようとしていた時、風が私たちを追い越すように通りすぎていきました。すると同時に、脇の古木が身を震わせ、私たちに語りかけるように、ざわざわと音をたてたのです。それは、風に吹かれたと言うよりも、風に促されて自らの意志で身体を動かし音を発したように感じたのです。幼児は何を思ったのか、突然立ち止まり、振り返ってしばらくの間、この古木を見上げていました。どうしたのと幼児に問うと、だって今この木が話しかけてきたんだもんと応えるではありませんか。私は背筋がゾクッとしました。私たちは、同時に同じ不思議な現象を感じ取ったのです。やはり古木には、私たちの知らない力があるのかなと感じた出来事でした。



 植物が、さまざまな化学物質を判別しまた光を察知して、生命活動に役立てていることは、すでに知られていたことです。しかし、今回の研究により、植物は聴覚とも言える音を判別する能力を備えていることが分かりました。この聴覚機能を使って、自分の周囲に生えている植物が、自分にとって有益な植物なのか、有害な植物なのか嗅ぎ分けるのではなく、聞き分けて認識し、自らの成長に役立てているそうです。

 植物の音に基づくコミュニケーションは、どの程度の範囲で行われているのかは未だ不明な点が多いようですが、隣の植物を識別し、その活動を予測する上で簡単かつ素早い方法として、音響信号を活用していることが分かってきました。



 この研究者は、「コミュニケーションの秘密が解明できれば、人類にとっても実用的なメリットがある」とし、農業で音を利用すれば、特定の植物の成長を促進したり、抑制したりすることが可能になり、化学肥料や農薬などが不要になるかもしれないと言っています。

 しかし、音を活用して植物同志が互いに影響しあっているという事実を、単に人間の生活に役立てることのみに活用するのでは、技術的進歩はあっても、人類の根源的な進歩には繋がりません。植物と人類のコミュニケーションさえ可能になる今回の研究成果を、同じ地球の一員として、植物の持つ能力の高さを認め、人類と植物が共生していこうとする新たな視点・考え方に昇華させることが大切だと私は思います。そして、季節を彩る様々な植物に対して、今まで以上に生命として深い理解ができるなら、植物は私達に、心豊かな生活を送る契機を提供してくれることは確かでしょう。

 

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マッキーの『四季を楽しむ』:4歳児のゴールデンウイーク(3)

2013年05月17日 | 四季の植物と風景



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 今日は、『4歳児のゴールデンウイーク』
最終回として、連休中に出かけた公園を2つ取り上げます。その2つとは、江東区にある木場公園と新宿区にある新宿御苑です。

 最初の木場公園は、木材関連業者が新木場へ移転したのを機に、水と緑の森林公園として整備された経緯があって、面積も広く様々な用途で楽しめる公園となっています。植物園やアスレチック、そしてバーベキュー施設も揃っています。






 アスレチックは、幼児が持っている個々の運動能力差を意識しながら、強制せずにチャレンジさせることが肝要です。本来子どもは、安全と危険の隙間の魅力的な空間で、困難に挑戦する力や冒険心を養います。しかし最近の子どもは、管理者責任に関連した訴訟社会ということもあり、事故の危険性を極力排除した、言わば無菌室とも言える環境の中で過ごす傾向にあります。そうした状況の中で、ちょっと冒険心をそそるアスレチックは、子どもにとって大切な施設といえるでしょう。しかし、性格的に臆病な子や、反対に無鉄砲な子などさまざまですから、保護者は上手く見守っていくようにすべきです。



 公園にはハナダイコンの花が咲いていました。ハナダイコンはアブラナ科の植物で、シベリアから西アジア・ヨーロッパにかけてが原産地であり、欧米では伝統的な園芸植物とされているそうです。この花に似て、ほんの少し時期的に早く咲くムラサキハナナと混同されることが多いようです。いずれもアブラナ科の植物の特徴である、花弁が4枚で十字形をしています。このことから、アブラナ科のことを、かつては十字花科と呼んでいて、ちょっと年配の方は、そのように学校で習った記憶(私もそうです)があると思います。

 ハナダイコンとムラサキハナナは、同じ植物の別名として扱われたりして、とても似ていて判別が難しいのですが、ネットで調べてみると、以下の様な違いがあるようです。またその他に、咲く時期がムラサキハナナのほうが早いこと、花の色がムラサキハナナのほうが濃い色をしているという二点が、体験的に言えることでしょうか。

ムラサキハナナ(紫花菜)
 ・原産地は中国で、オオアラセイトウ属、多年草・1年草
 ・葉は広く艶があり、茎の上部にも付く
 ・茎に枝を出し、広がって花を付ける

ハナダイコン(花大根)
 ・原産地はシベリア、西アジア、ヨーロッパで、エゾスズナ属・秋蒔き1年草
 ・葉はやや細く、葉や茎に短い毛が生え葉に艶はない
 ・茎を真っ直ぐ上に長く伸ばし、茎上部に集中させ花を付ける

 この公園は、南北に道路と川で二分され、その間にモニュメントの役割の釣り橋が設置されています。その橋の向こうに、東京の新しいランドマーク機能を果たす東京スカイツリーが見えます。この日、私たちは、午後に『シュガー・ラッシュ』という映画を見る予定があり、木場公園では植物園周辺を散策し、お弁当を食べた程度でしたが、一日中広い公園で遊ぶこともできるお出かけスポットだと思います。




 二番目に取り上げるのは、このブログの公園紹介では最も多く綴っている新宿御苑です。何度出かけても、四季折々の自然の美しさを楽しむことができます。新宿口近くに、今回はハンカチノキの花がちょうど見頃になっていました。ハンカチノキミズキ科の落葉高木で、中国四川省雲南省付近が原産とされています。この木の花は、形状がとても独特で、白くて大きな庖と呼ばれる葉が2枚と花本体からできていて、花びらはありません。この枚の苞葉が垂れ下がりよく目立つため、日本では「ハンカチの木」と呼ばれています。






 この苑内に幼児が、ゾウさんの木と呼んでいる松の木があります。その松は、幹の根元から一本の太い枝が地を這うように伸び、それが途中できられている独特な形となっていて、それがゾウに似ているのでそう呼んでいるようです。この公園にやってくると、いつもこの太い枝に乗るのが、この子の慣わしとなっています。かつては持ち上げて乗っけてやらないと、座ることができなかったのですが、今では自分一人で乗ることができるようになりました。

 散歩途中の休憩所で、この4歳児がトカゲを見つけてその後を追い、コンクリートの割れ目に姿を消すと、そこに指を突っ込み探索。そこで見つけたのが、ダンゴムシ。危ないとか汚いという言葉がつい出そうになるのですが、そうした制止は極力避けて、幼児のやりたいように、私はさせています。虫を嫌う多くの子供達は、幼児期に汚いとか危ないと周りの大人に注意された影響を受けていることが多いと、私は考えているからです。

 ダンゴムシを手に持ったこの幼児に、「ダンゴムシとワラジムシの区別を知っている?」と問うと、その識別を知っているほど、ムシ好きな幼児です。(注:ダンゴムシは触ると団子のように丸まりますが、ワラジムシは丸まりません。他にはダンゴムシは背中が硬く、ワラジムシは背中が柔らかく、どちらかと言うとワラジムシのほうが動きが早いなどの違いがあります。)



 この時期に、この公園以外にも至るところに見られる花の一つが、下の画像のシランです。シランをシランと言う人は、植物に興味のない人でしょう。シラン(紫蘭)は、ラン科シラン属の宿根草で、日本、台湾、中国原産の地生ランとして日向の草原などに自生します。しかし、野生のものは準絶滅危惧種となっていますが、栽培品として広く普及し、公園などでよく見かける植物です。



 下のチューリップのような花をつけた木は、新宿御苑で最も威厳のある巨木のユリノキの花です。ユリノキは、モクレン科ユリノキ属の落葉高木で、
葉は浅く掌状に2〜4裂して、Tシャツに見立てられるような特徴的な葉形をしていて、秋には綺麗に黄葉します。この子の愛称がユリちゃんなので、ユリちゃんの木と呼んで、わが家では特別な木です。この木の花期は5〜6月頃で、鐘形で、枝先に直径6cmくらいでチューリップに似た形の、付け根近くにオレンジ色の斑紋のある淡い黄緑色の花を咲かせます。

 この公園に来ると、幼児はいつもスーパーの袋を片手に持って、地面に落ちているさまざまな物を収集します。家に帰れば、ゴミになってしまう物ばかりですが、今回は地面に一面に落ちたハンカチノキの花(苞葉)を拾って、お母さんに見せるんだ!と言っていましたが、帰宅するとすっかりとそのことを忘れていました。それを指摘されて袋から取りだした白いはずのハンカチは、すっかり変色して茶色の薄汚れたハンカチになっていました。新宿御苑は、大人も子どもも飽きさせない、変化に富んだ公園です。





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マッキーの『四季を楽しむ』:4歳児のゴールデンウイーク(2)

2013年05月13日 | 四季の植物と風景



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今日も
、連休に4歳児を連れて出かけた行楽スポットの、山と海を取り上げます。一つ目は、ちょっと都心から足をのばして出かけた御岳渓谷のハイキングです。かつて子ども連れでよく行った場所で、また教室の生徒を連れて行ったことも何回かある場所です。しかし、山登りを趣味として奥多摩の山々を登っていると、そうした特別な条件が揃わない限り、御岳渓谷を散歩することはありません。今回は、4才児を連れて、久しぶりにゆったりとしたハイキングができました。JR青梅線の軍畑で下し、御嶽駅まで川沿いにしっかりと整備された散策路を歩きます。






軍畑から沢井まで歩くと、小澤酒造が営んでいる澤乃井園があります。そこで冷えた寄せ豆腐と冷酒を購入し、ちょっと一服。あまり豆腐が好きではない4歳児ですが、容器に入った豆腐を分けあって二人で食べました。



澤乃井園と川を隔てて寒山寺があります。澤乃井園で休憩した後は、吊り橋を渡り、寺の梵鐘を鳴らし、その後参拝しました。山登り後に澤乃井園に立ち寄り一杯やっていると、特に秋など、この鐘の音が聞こえてくると、感傷的な気分になる時があります。






散策路には、ウツギの花が咲き始めていました。河原に下りれば、4歳児はすぐに石と戯れ始めます。日頃石がゴロゴロとある場所が、幼児の生活環境には無いので、何の変哲もない河原の石ですが、飽きもせずに遊び続けていました。






今日の行楽スポット2つ目は、山でハイキングを楽しんだ翌日に出かけた葛西臨海公園です。都内にあり、手頃に海辺を楽しめる場所です。今回は連休とあって、駅前から続く人波は大変なものでした。特に水族館の入場を待つ長い行列は、尋常ではありませんでした。私たちは、浜辺で砂遊びと、ちょっと海水に足を浸す程度が目的でしたから、そんな雑踏も気にはなりませんでした。大きな観覧車もあり、幼児は乗りたいと私にせがみましたが、今回は待ち時間を考えれば、パスということで説得。






幼児にとって、砂遊びは特別なものらしく、穴を掘ったり、山を作ったり、これまた飽きもせず一人遊びに夢中でした。海水を舐めてみて、やっぱりしょっぱいことを確かめたり、ちょっと深場まで歩いて探検したりしていましたが、最後はつまずいて転び、全身びしょ濡れになってしまいました。そこで、浜辺での遊びは終了して、予備の服に着替えさせました。



服を着替えた後も、今度は浜辺から少し離れた草原で、再び砂遊びを開始。本当に、子どもは飽きるということをしないなあと感心して見ていました。



消波ブロックに沿って、多くの人が集まっていましたが、よく見ると割り箸や小さな枝にタコ糸を付けて、その先にスルメを結わえたものを、岩の隙間に垂らしていました。今風のザリガニ釣りと同じ要領で、護岸に潜むカニを釣っていました。楽しそうですが、こちらはそんな準備をしていません。しかし、しばらく見て歩いていると、中年の男性から、割り箸にセットしたカニ釣り一式をもらい、私達も早速カニ釣りに挑戦しました。



アリ・ダンゴムシ・青虫・ミミズ・・・なんでも怖がらずに平気で触れる幼児ですので、要領を教えると自分でやりたがります。そして護岸の上まで釣り上げたカニを、触ったり追いかけたりして楽しんでいました。最後は、カニをお家に帰してあげようと言うと、そうだねと言いながら、夾まれないように手で摘み、海に戻していました。



葛西臨海公園の緑地帯は、新緑に包まれ気持ちのよい空間を演出しています。いっぱいの太陽光線の中で遊んだ後は、木漏れ日が優しし林の中でした。





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マッキーの『四季を楽しむ』:4歳児のゴールデンウイーク(1)

2013年05月09日 | 四季の植物と風景



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今年のゴールデンウイーク、関東地方では、崩れると思われていた中頃の天気も辛うじて持ち、全体としては好天に恵まれました。新潟の実家にいた母が昨年亡くなり、この時期に必ず帰省していた恒例行事も必要無くなりました。多少負担があろうとも続けてきたこの慣習が途絶えるのは、故郷が喪失したような、一抹の寂しさを感じざるを得ません。そうした理由で、今年の大型連休は、帰省もせず、遠出もせず、アベノミクスで浮かれることもなく、4歳児と付き合って過ごすという、大学時代に戻ったようなのんきな生活を送りました。それでも、毎日近隣の行楽スポットに出かけて、もうすぐ5歳になる幼児の反応を楽しみました。今日はその内の二つの行楽スポットを紹介します。



一つ目は、亀戸天神です。亀戸天神は、この時期にフジが満開で、多くの参拝客で賑わっています。この神社は菅原道真を祀っていますので、早春の梅が咲く頃に、合格祈願や合格御礼に参拝する人が多いのは当然です。しかし、連休頃の「藤まつり」の時期も、それに負けず劣らず大変な人出です。江戸時代から、江戸の名所として五代将軍綱吉公、八代吉宗公が訪れた記録もあるそうで、浮世絵などの題材にも取り入れられています。多くの露店も出ていて、大人は藤、子どもは露店で、祭り気分を満喫出来ます。



亀戸駅と亀戸天神の通りが交差する場所に、オープン仕立ての商業施設「亀戸梅屋敷」がありました。立ち寄ると、施設内には、お土産・江戸切子など工芸品のギャラリー・
伝統工芸の実演コーナーなどや、休憩所、観光案内所が設置されていました。前庭には、幟旗や小学生が描いた鯉のぼりなどが飾られて、オープンの華やかさを演出していました。






二つ目は、上野にある科学博物館です。このブログでも繰り返し紹介している子供連れスポットです。さまざまなはく製・骨格標本を含む展示物や、見学者が操作して情報を得る機材、そして実験装置などが子どもたちを飽きさせません。



人間が他の動物を凌駕して地球の覇者となったのは、飛び抜けた好奇心が原動力だったろうと思います。大人が強制しなくとも、子どもは未知なものに対して、貪欲に興味を示します。日常で、そして非日常の事柄を広く体験して、好奇心と知識欲を刺激し、遥な知の海原に漕ぎだしていく力をつけることが、本当の学習に繋がると考えられます。新しい体験に、刺激と喜びを受けている子どもの姿は、見ている大人も楽しくなります。






人間の骨格標本は、2歳児の頃には、なにか得体の知れない怖い物といった風に、近寄らなかったのですが、4歳児ともなるとその実態を理解して、怖がるといったことが無くなります。幼児の頭脳の中に形成される世界は、宇宙の始まりの契機となったビッグバーンを連想させる程の、急速な広がりを見せながら進化を遂げます。





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