9月6日(日)、今回の山登りは、近年升ヶ滝への登山道が整備された上成木から高水二山(岩茸石山・惣岳山)を登り沢井駅に下りるコースです。
私の山菜師匠Y氏と青梅線河辺駅北口で待ち合わせして、8:20始発の上成木行き都バスに乗車。
上成木バス停に8:55到着。

綺麗に石組みされたような、民家に沿って流れる清流
バス停からおよそ25分、舗装された集落の道を歩き、案内板に従い左手の登山道に入ります。
登山口から20分程度で升ヶ滝の案内板があり、そこを左に入るとすぐに左手に滝が見え始めます。
涸れた沢を越えしばらく下ると、途中釜を持つ二段の升ヶ滝全体を見ることができる場所に着きます。

分岐点の小さな橋を渡ったその清流が、升ヶ滝となって流れ落ちていることが分かります。
涼を楽しんだら、再び分岐点に戻り、名坂峠に向かいます。
ミンミン蝉の鳴き声から、高度を上げるとツクツクボウシの鳴き声に変わります。
このコースは峠まで沢沿いを歩くルートですので、眺望は利きません。

沢に沿って続く登山道を登るY氏
何処から湧いてくるのか、冷たい沢水です
滝の分岐点から30分ほどで稜線上の名坂峠に着き、そこから左手の稜線を歩いて岩茸石山山頂に到着。
岩茸石山は奥多摩登山の入門コース「高水三山登山ルート」となっていますので、高水山を経由して軍畑へ下るコース・惣岳山を経て御岳駅へ出るコース、また棒ノ折山まで足を伸ばすコースなど様々なルートを選択できます。
今回バス終点上成木まで一緒だった単独登山者は、上成木からの登山路を使い、棒ノ折山方面へ向かいました。

岩茸石山山頂から棒の折山方面の展望
この日も、岩茸石山山頂は、多くの中年登山グループでいっぱいでした。
山頂を吹き抜ける風は、もうどこか秋の涼やかさを含み、秋の七草のハギの花がほころび始めていました。

山頂のハギの花も咲き始め、早くも秋めいてきた山
下山道沿いに、至る所で見ることができます

山菜師匠Y氏が岩茸石山でゲットしたキクラゲ
他に、ホウキタケの一種も収穫
岩茸石山を経由する上記のルートは、くり返し登っていましたし、また教室の生徒を連れて二回ほど(30年ほど前と数年前)、高水三山を歩いたこともありました。
今回登りは初めて升ヶ滝を経由したルートで、下りも一般ルートから外れて、御嶽に下りるルートを考えていましたが、時間も早いことだし、沢井に下りて「一杯やりましょう!」と言うことになり、惣岳山を経て沢井駅へ下るルートを選択しました。

ホトトギスの花
秋に日陰に生えるユリ科の植物
この名は、若葉や花にある斑点模様が、
鳥のホトトギスの胸にある模様と似ているから
惣岳山からは、一般ルート以外にも、様々な下山ルートが選択できます。
下山も1時間30分から2時間ほどで沢井駅まで下ることができました。
沢井駅周辺の民家の栗林には、たわわに栗が実っていて、秋の訪れを感じさせます。
沢井と言えば、「澤乃井の小澤酒造」。
利き酒ができるコーナー、そして川縁で一杯やることができる「澤乃井園」は、駅から川に向かって下り、国道411号線を渡るとすぐにあります。
我々は、まず利き酒コーナーで、各自気に入った日本酒をぐい呑みで一杯。
次に、日本酒のボトルと冷ややっこを買って、多摩川を望むテラスに移動し、利き酒用に付いてきたぐい呑みで乾杯。

澤乃井の酒は「秋あがり」
肴は各自持ち帰り冷やっこ一丁に醤油を垂らし素朴にいただく
山登りの後、下山した麓で、その山から湧き出たミネラル豊富な清水で作られた冷ややっこをいただくことは、とても味わい深いものがあります。
多摩川を渡ってくる涼風
時折川の向こうにある寒山寺から聞こえる鐘の音
一杯、一杯、また一杯
日本酒を酌み交わしながら
夏山登山を肴に、秋の訪れを味わっていました

沢井駅近くに咲いていた仙人草(センニンソウ)
…キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性多年草
楽しいワンデーハイクの後の一杯で、ほろ酔い気分になった我々は、
タイミングよくやってきた列車に乗り込み、
うとうとするうちに、私の下車駅・新宿に着きました。
【標準歩程時間】
上成木バス停 →25分→ 登山口 →20分→ 升が滝分岐(滝まで往復15分程度)→35分→名坂峠 →15分→ 岩茸石山→20分→惣岳山→80分→沢井駅

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私の山菜師匠Y氏と青梅線河辺駅北口で待ち合わせして、8:20始発の上成木行き都バスに乗車。
上成木バス停に8:55到着。

綺麗に石組みされたような、民家に沿って流れる清流
バス停からおよそ25分、舗装された集落の道を歩き、案内板に従い左手の登山道に入ります。
登山口から20分程度で升ヶ滝の案内板があり、そこを左に入るとすぐに左手に滝が見え始めます。
涸れた沢を越えしばらく下ると、途中釜を持つ二段の升ヶ滝全体を見ることができる場所に着きます。

分岐点の小さな橋を渡ったその清流が、升ヶ滝となって流れ落ちていることが分かります。
涼を楽しんだら、再び分岐点に戻り、名坂峠に向かいます。
ミンミン蝉の鳴き声から、高度を上げるとツクツクボウシの鳴き声に変わります。
このコースは峠まで沢沿いを歩くルートですので、眺望は利きません。

沢に沿って続く登山道を登るY氏
何処から湧いてくるのか、冷たい沢水です
滝の分岐点から30分ほどで稜線上の名坂峠に着き、そこから左手の稜線を歩いて岩茸石山山頂に到着。
岩茸石山は奥多摩登山の入門コース「高水三山登山ルート」となっていますので、高水山を経由して軍畑へ下るコース・惣岳山を経て御岳駅へ出るコース、また棒ノ折山まで足を伸ばすコースなど様々なルートを選択できます。
今回バス終点上成木まで一緒だった単独登山者は、上成木からの登山路を使い、棒ノ折山方面へ向かいました。

岩茸石山山頂から棒の折山方面の展望
この日も、岩茸石山山頂は、多くの中年登山グループでいっぱいでした。
山頂を吹き抜ける風は、もうどこか秋の涼やかさを含み、秋の七草のハギの花がほころび始めていました。

山頂のハギの花も咲き始め、早くも秋めいてきた山
下山道沿いに、至る所で見ることができます

山菜師匠Y氏が岩茸石山でゲットしたキクラゲ
他に、ホウキタケの一種も収穫
岩茸石山を経由する上記のルートは、くり返し登っていましたし、また教室の生徒を連れて二回ほど(30年ほど前と数年前)、高水三山を歩いたこともありました。
今回登りは初めて升ヶ滝を経由したルートで、下りも一般ルートから外れて、御嶽に下りるルートを考えていましたが、時間も早いことだし、沢井に下りて「一杯やりましょう!」と言うことになり、惣岳山を経て沢井駅へ下るルートを選択しました。

ホトトギスの花
秋に日陰に生えるユリ科の植物
この名は、若葉や花にある斑点模様が、
鳥のホトトギスの胸にある模様と似ているから
惣岳山からは、一般ルート以外にも、様々な下山ルートが選択できます。
下山も1時間30分から2時間ほどで沢井駅まで下ることができました。
沢井駅周辺の民家の栗林には、たわわに栗が実っていて、秋の訪れを感じさせます。
沢井と言えば、「澤乃井の小澤酒造」。
利き酒ができるコーナー、そして川縁で一杯やることができる「澤乃井園」は、駅から川に向かって下り、国道411号線を渡るとすぐにあります。
我々は、まず利き酒コーナーで、各自気に入った日本酒をぐい呑みで一杯。
次に、日本酒のボトルと冷ややっこを買って、多摩川を望むテラスに移動し、利き酒用に付いてきたぐい呑みで乾杯。

澤乃井の酒は「秋あがり」
肴は各自持ち帰り冷やっこ一丁に醤油を垂らし素朴にいただく
山登りの後、下山した麓で、その山から湧き出たミネラル豊富な清水で作られた冷ややっこをいただくことは、とても味わい深いものがあります。
多摩川を渡ってくる涼風
時折川の向こうにある寒山寺から聞こえる鐘の音
一杯、一杯、また一杯
日本酒を酌み交わしながら
夏山登山を肴に、秋の訪れを味わっていました

沢井駅近くに咲いていた仙人草(センニンソウ)
…キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性多年草
楽しいワンデーハイクの後の一杯で、ほろ酔い気分になった我々は、
タイミングよくやってきた列車に乗り込み、
うとうとするうちに、私の下車駅・新宿に着きました。
【標準歩程時間】
上成木バス停 →25分→ 登山口 →20分→ 升が滝分岐(滝まで往復15分程度)→35分→名坂峠 →15分→ 岩茸石山→20分→惣岳山→80分→沢井駅

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