マッキーの随想：自分のブログの検索ワードで、初めて知った出来事

最近私は、自分のブログで、情報を発信しているだけではなく、そのブログに対する読者の反応を読み取ることによって、様々な情報を反対に受け取っていることに気づきます。
これは、その例として、先週起こった出来事です。


８月１１日の私のブログの「アクセス解析」・「検索キーワード」を見て、
「どうしたんだろう？」という疑問が浮かびました。

この日、「和太守卑良」（わだもりひろ・人気陶芸家）という検索キーワードで、
以前私が書いたブログにアクセスした人が８人いました。

(和太守卑良に関するブログ・０８年３月21日)

その中に、「和太守卑良死去」という検索ワードを使った人がいました。

和太は、物故作家じゃないぞ！

「陶芸の初心者だな」…そのように思いました。

私のブログの「和太守卑良」を閲覧した人が増えたのは、何か和太に関するイベントでもあったのだろう。

そう思いつつ、私も和太守卑良について検索にかけると、特に変わったことは出ていませんでした。



和太守卑良のぐい呑み


しかし翌１２日分の解析で、「和太守卑良」を含む検索ワードでブログを閲覧した人の数が、１８人に増えていました。

もしやと思い、私も『和太守卑良』で検索すると、
なんと『和太守卑良死去』というニュースが目に飛び込んできました。



和太守卑良の湯飲み


以下が、その記事の抜粋です。

『和太　守卑良氏（わだ・もりひろ＝陶芸家、東北芸術工科大教授、
本名和田守弘）７日、すい臓がんのため死去、６４歳。

兵庫県出身。自宅は東京都世田谷区大蔵２の３の２４の２０１。

葬儀・告別式は故人の遺志で行わない。
喪主は妻富喜子（ふきこ）さん。

高知県安芸市や茨城県笠間市で制作。
手びねりの造形で独自の作風を追求して注目された。

イタリア・ファエンツァ国際陶芸展金賞、日本陶磁協会賞を受賞。』



和太守卑良の湯飲み


この様に、１２日に各新聞等のマスコミが、一斉に彼の死去を報じました。

すると、１１日に私のブログを閲覧した人は、どういった経緯で彼の死を知ったのでしょうか？

実は、９日と１０日にも和太で検索して、私のブログを閲覧した人が数人いました。
和太さんと特別な関係の人だったのでしょう。



和太守卑良の箱書き


異変を、自分のブログで知る。
そんなこともあるのですね。

先週の私のブログの訪問者数は、１２１３（ＩＰ）。
一日平均１７３人の人たちに、ご覧いただことになります。

閲覧数は、２７１９（ＰＶ）。
一日平均３８８回閲覧いただきました。


私の知り合いだけではなく、遙かに多くの顔も名前も知らない方が、
私のブログを読んでいるのですね。

そうした人たちのアクセス解析から、今回のように学ぶこともあります。



和太守卑良箱書き


陶芸界の寵児と、もてはやされた『和太守卑良』
そのたぐいまれな才能を、もっと開花させて欲しかった作家。
早すぎる死でした。

とても重い和太守卑良の陶板を出してきて、今朝壁に掛けました。

ご冥福をお祈りします。



和太守卑良の陶板



和太守卑良シール




人気投票に、応援のクリックをお願いします


人気投票に、応援のクリックをお願いします