ほたに けいいちろう のブログ

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理科系科目教育の強化の必要性を感じる。

2011年04月18日 | 日記
理科系教育の重要性を感じると共に技術者の待遇改善が必要だと思う。バブル以後アメリカかぶれでお金を動かして儲けるのが賢いような風潮が蔓延しているのは嘆かわしい。やはりモノづくりが特に資源の乏しい国では重要だ。金儲けに走ったアイスランドの現状を見るべきだ。東日本大震災で多くの工場が被災した結果これらの工場から部品の供給を受けていた多くの国の工場の生産活動に大きな影響を与えている。もしアメリカが被災しても困る国は無い。
原発事故に対してネット上でも文系の人たちの批判が多い。私も文系なので技術的な事はわからない。しかし技術的な事がわからないでの批判で原発を放棄して良いのか。いくら日本で原発を廃止しても世界ではなくならない。
モノ作りは国の基本である。その基本を守る為には技術者、職人が必要である。
その為には理科系科目の教育強化が必要である。理科系科目の中の基本は数学ではないだろうか。数学は積み重ねである。途中でわからなくなると先には進めなくなる。自分自身中学から数学には興味がなくなった。それで数学の無い文系に進学した。
かと言って単に授業時間・教師を増やしてもあまり効果は無いと思う。多くの教師はその科目が好きだからその科目の教師になったのではないだろうか。教師にしてみればどうして生徒がその科目に興味を示さないかが理解出来ない。高校の時化学が嫌いになった。その理由は化学の教師が中学の時学んだ元素記号表を覚えていない生徒がいると言ったことだった。興味が無ければ中学の時学んでも元素記号表など覚えているだろうか。正直今元素記号表と言う名前すら調べてわかった。
完璧にやる気を失い化学は赤点ぎりぎりで単位を取り、進級したが化学の授業が無いとなったらすべての化学の本は捨てた。二度と化学の本は見たくないと思った。
面白いと思わないのが当たり前だと思って教育する事が必要だと思う。それを面白いと思わせるのが教師の腕ではないだろうか。これからの日本を未来あるものに出来るかどうかは、教師にかかっている。
自分が好きだからと言って押し付けても子供は好きにならない。かえって嫌いになるものである。



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