『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

おまかせ料理田中のミニ懐石

2024-01-31 22:47:30 | 食べる

 

久しぶりに東久留米の「おまかせ料理田中」へ行ってきました。

 

 

ドアを開けると新年の花が迎えてくれます。

 

    

テーブルの横にも紅白の梅が早春を告げてくれています。

「素敵ですね~ご主人が活けられるのですよね」と言うと、「いいえ私は活けません。投げ入れているだけです」というお応え。

花好きなご主人独特の言い回しです。笑

 

 

最初に出てきた菜の花の和え物と黒豆。

久しぶりの田中さんの料理を早く食べたくて、写真を撮るのを忘れ、夫に「撮った?」と言われ慌てて撮ったのがこれ。

もう半分以上食べていたので、ごまかしました。笑

黒豆はその艶、柔らかさ、絶品でした!

 

  

熱々のクリーミーな豆腐の上にさくら味噌が乗っています。

 

  

私の好物の生麩とゆば。この店の定番メニューです。

優しい味がすっーと喉をすり抜けます。

 

  

 

万願寺唐辛子、ズッキーニ、レンコン、ふきのとう、海老のすり身などの揚げたて天ぷら。

薄味がついているので、天つゆなしでこのまま頂きます。

フキノトウの上にはふき味噌が乗っていて、ほろ苦い春の味の先取りでした。

 

     

 

これは「からし雑煮」といって出されました。

白みそに焼いた餅だけが入ったシンプルなもので、ほんのりからしの味がしました。

焼きもちの風味と出汁と白みそのハーモニーが抜群で、もちをチーンしている身を反省!

 

   

 

お造りは鯛のこぶ締めとぶり。

鯛は左のたれで頂きます。

温かい料理と冷たい料理が程よいタイミングで出されます。

 

   

 

鱈の白子と紅白なます。

美味でした!

 

   

 

鯛めしと煮物、海老芋が得も言われぬ味。

とろみのある煮汁を飲み干したくなる出汁の美味しさでした。

 

   

 

デザートはいちごがびっしり入ったゼリー。

いちごがそれはそれは甘くて甘くて・・・まんぞく!

 

口福で贅沢なランチでした。

ご主人が一つ一つの素材に手をかけた料理、出汁の味は健在で、やはり和食の達人です。

隣の席の初めての訪問らしいシニア4人組女性たちも「美味し~い、また予約する」と言っているのを耳にしました。

 

開店して40年余り、ご主人は「もう身体はガタガタですよ」とおっしゃっていましたが、

どうかお身体大切に、田中さんの味でこれからもずっと、私たちに食べる幸せを与えてほしいものです。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

津田塾の講演会「津田梅子と新渡戸稲造」へ

2024-01-28 23:18:31 | 講演会・催し

  

       

 

津田塾大キャンパスで「津田梅子と新渡戸稲造―二人の出会いと協力、別れまで」と題する講演会がありました。

講師は藤井茂さん、一般財団法人新渡戸基金理事長で盛岡タイムスに勤務なさっている方です。

この日の朝、新幹線で盛岡からいらしたそうで、盛岡タイムスからも何人か取材にみえていました。

新渡戸は幕末に盛岡の武士の家に生まれた人でした。

 

今年7月に発行される新5千円札の肖像となる津田梅子、現在の5千円札は樋口一葉、その前の5千円札が新渡戸稲造だったのですね。

新渡戸稲造は津田梅子が女子英学塾(現津田塾大学)を明治33年(1900)9月に創設後、あらゆる協力を惜しまなかったそうです。

この年の1月に新渡戸はフィラデルフィアで英文の『武士道』を出版しています。

英学塾での講演や訓示はもちろんのこと、梅子が身体を崩してからは授業も受け持ち、自ら「塾の伯父」と称していたとか。

それだけではなく、妻のメリーも養子、養女も、一家あげて塾へ協力し、妻の弟夫妻まで講演や多額の寄付も惜しまなかったといいます。

 

藤井さんは梅子と稲造、二人一緒の写真がないことから、二人は本当に親しかったのだろうか?と思い続けたそうです。

昔のことですから、親しい間柄だととりたてて写真を撮ろうとしなかったのではないか。

「友人以上、親友未満だったのでは?」と言われたのが印象に残りました。

新渡戸は皆に平等な人で、女性に対しても特定の関わりを持たない人だったとのことでした。

 

津田梅子の生涯のことは知っていましたが、新渡戸稲造が献身的に女子英学塾に協力したことは知りませんでした。

梅子の教育理念の理解者であり、塾で教鞭もとったアナ・C・ハーツホンとは共通の友人であったこと。

また、5千円札の肖像になったという偉人二人の不思議な縁を感じた講演でした。

 

津田塾の象徴、アナ・C・ハーツホンの名を冠した「ハーツホン・ホール」。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

eggg Parkで新年会

2024-01-21 22:26:36 | 食べる

ボランティアサークルの「こだいらスポーツ&カルチャーコミッション」の新年会で新小金井街道のeggg Park(えぐぅ~パーク)へ行きました。

卵料理の人気店eggg Cafe小平本店の道路を挟んだ向かい側に1年前にオープンした店。

開放的で広々とした店内、中庭のテラスではワンちゃんと一緒でも食事できるそうです。

夜でしたので、外の様子はわかりませんでしたが、ともかく周りを気にせずゆったりできそうな空間です。

 

7人それぞれで好きなものをオーダーしました。

ここでは直営農場で完全平飼いの鶏が生んだ卵を使った、パンケーキなどのスウィーツやオムレツ等が食べられます。

 

      

 

飲み物は大ぶりのカップでホットレモネード。

この日は凍えるような寒い夜、甘くやさしく沁みいるような一口でした。

 

     

 

     

3人でシェアしたサラダとポテトのトリュフがけ。

このポテトが抜群にいい味でした。

 

     

メインはお肉だけで作ったハンバーグをオーダーしました。

ハンバーグの上にのったオムレツの黄色が鮮やかです。

玉ねぎのソースも付け合せのポテトもオムレツも美味しかったのですが、ハンバーグにつなぎのパン粉とか使っていないせいか、どうか固いのです。

ナイフで頑張って切りましたが・・・(笑)

「固いステーキみたい」と他のメンバーも言っていましたけれど、こういう噛み応えのあるものが好きな人もいるのかもしれませんね。

 

デザートはプリンを頼みました。

「固いのとなめらかなのとどちらがいいですか?」とお店のひとが。

「固いのください」と皆が揃って応えました。

入口のショップで売っているカップ入りのプリンがお皿に乗って、そのまま出てきましたが、これが何と美味しいこと。

最初の一口で参った!でした。

こくがあって、甘さ控えめ、さすが卵専門店ならではの高級卵の味がしました。

これなら5個は食べられそう?

 

プリンの写真を撮るのを忘れて、当日売っていたシュークリームも気になっていましたので、

昨日、プリンとシュークリームをえぐぅ~ショップへ買いに行ってきました。

 

       

こちらが買ってきたプリンです。

シュークリームは写真を撮る前に口の中に入ってしまいましたけど、ずっしりと入っているカスタードクリームのボリュームにびっくり!

シュークリーム好きの私はクリームはカスタードと決めているので、うれしい出会いでした。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「なにや」さんの中国麺

2024-01-15 15:30:57 | 食べる

小平の学園西町住宅街にある、「中国麺なにや」さんに行ってきました。

店主の松村さんとは取材がきっかけで、もう35年のおつき合いです。

 

暮れにはクリスマス前くらいに食べ納めをしましたが、今回は今年初めてのなにやです。

私がいつもオーダーするのは麺菜です。

 

ほうれん草、白菜、人参、もやし、きくらげ、メンマと野菜がいっぱいに、ゆで卵にチャーシュー3枚(1枚は沈んでいます)が上に乗っかっているので、下の麺が見えません。

麺はほうれん草を練り込んだ淡い緑の翡翠麺。

他のメニューもすべてかんすいを使っていない翡翠麺です。

 

 

夫が好きなのは豚の角煮麺。

とろけるような角煮がゴロゴロと入っていて、こちらも麺がレンゲの前に一筋見えるくらいです。

 

ラーメンとは異なり、翡翠麺は約700年前の中国宮廷麺を再現したものです。

私も夫もラーメン店には行かず、なにやさんだけなので較べようがありませんが、ここのを食べると元気がでるのです。

麺もスープもトッピングも優しい味で、しかもおなかいっぱいになります。

しばらく行かないと、胃袋が欲しているような感じになります。

 

今は息子さんが調理台に立っていますが、麺は店主が毎朝作っていらっしゃいます。

今年もお元気で美味しい唯一無二の麺を提供してほしいです。

 

近所の小さな野菜直売所で買った三浦大根にいたずらしてみました。

この直売所は市場に出せない面白い形の野菜が売っています。

 

        

        

フラダンスをしているイメージです。

下から3分の1は早速、おでんの具になってしまいましたが・・・

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小平神明宮と小川寺へ初詣

2024-01-13 01:04:48 | まち歩き

 

元日、娘の家で家族7人、おせちや手巻き寿司などでお腹いっぱいになり、それからテレビでサッカーを見たあと、皆で恒例のトランプ大会に興じていた時でした。

突然能登半島地震のニュースが流れて、お正月番組も私たちのトランプもストップして例年と違う新年になりました。

震源地に近い珠洲市には小平から一人で移住した友人がいて、彼女が無事かどうか心配でならず、テレビにかじりつき落ち着きませんでした。

4日に無事であることが分かり、安堵して、ようやく5日に神明宮へ初詣に出かけました。

 

     

 

茅の輪をくぐり参道を行くと、3が日の賑わいの名残が残っているようでした。

この時期の参拝者は会社のグループや高齢者施設の方々が多く見受けられました。

昨年の破魔矢を納めて、参拝。

 

拝殿の横に「境内の撮影の場合は申し出てください」とありましたので、写真は撮れず残念でした。

例年通り、おみくじを引き(「吉」でした)、今回は辰年でもあり「昇運招福」の凧の守護をいただきました。

         

 

その後、神明宮からすぐの小川寺(しょうせんじ)に行ってみました。

堂々とした2階建ての山門です。

 

   

             

門松が清々しくて、お正月を感じさせます。

小川寺は小平開拓の祖、小川九郎兵衛が開山したお寺でここの墓地にはそのお墓もあります。

青梅街道を挟んだ小平神明社にも入口に開拓の碑があり、逃水の里といわれ荒涼とした村の開拓とともに開山されたのです。

350年ほど前のことです。

 

  

 

境内には人影もなく静寂そのもの。

 

 

本堂にお参りすると、お賽銭箱のところに「能登半島地震の義援金にします」旨の張り紙がありました。

ここは鎌倉円覚寺派月桂院の末寺だそうです。

 

       

 

鐘楼内の梵鐘は『小川寺梵鐘』として小平市有形文化財に指定されています。

 

小平開墾時の面影を残す地を訪ね、新年早々の沈んだ気持ちが少し癒されました。

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする