『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

野鳥の来訪

2023-01-29 22:55:22 | 身辺雑記

 

今日も寒かったけれど、空は真っ青でしたね。

わが家の隅っこにある柿の木に毎日、野鳥たちがやって来て賑やかです。

1昨年は1個も実をつけなかったのに、昨年はいやというほど鈴なりでした。

残念ながら渋柿なので、50個位はつるし柿にしたのですが、実が小さいので出来上がりは梅干しの大きさでした(笑)。

けれども、甘さはこれまでで一番でした。

枝を払い、柿の実を処分するのが大変でしたけれど(夫が)、野鳥のために100個近くはそのまま取らずにおいておきました。

すると、甘く熟した実に今月から鳥たちがやってきて、ついばんでいきます。

 

     

 

     

 

     

 

今日はムクドリたちがやってきて、ベランダから撮ってみました。

ついばんでは飛び立ち、またやって来ます。

 

     

 

こちらは1階で撮ったメジロ、小さくてキョロキョロ見回しながらつつく姿は可愛いです。

他にも、ヒヨドリやシジュウカラなどもやってきます。

 

今日は日中猫のころが出窓に陣取り、野鳥の動きにその都度反応していました。

 

 

 

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坂本直行という農民画家

2023-01-25 23:52:07 | 忘れえぬ人々

 

先週末、友人のJさんから電話がかかってきました。

「今度の『日曜美術館』で坂本さんのお父さん直行さんの方だけど、取り上げられるから知らせたいと思って」

NHKのEテレ『日曜美術館』は毎週楽しみに見ている番組ですが、前週最後まで見なかったのか、農民画家、坂本直行が放映されることは知らなかったので、うれしくて彼女に感謝しました。

坂本さんとは彼女のマンション隣に住む「坂本登」さんのこと。

 

坂本さんはかの坂本龍馬を生んだ坂本家の九代目にあたる方で、Jさんの紹介で2010年にインタビューさせて戴きました。

丁度NHKの大河ドラマ「龍馬伝」で龍馬ブームが起きていた頃でした。

 

坂本さんは龍馬に対する思い、父親の事、自身が育った北海道の原野での生活などを語ってくださいました。

坂本家8代目である父、直行さん(1906~1982)は北海道大学在学中、登山部に所属して道内の山々を片っ端から走破した方です。

日曜美術館のタイトルは「山と原野とスケッチと」でしたが、昭和10年、日高山脈に抱かれた広尾に入植して、想像を絶するほどの厳しい開拓の日々の中でも「命がけで自然を愛した」とテレビでは表現していました。

農作業の合間を縫ってはスケッチブックに山々や山野草を描き、いつでも描けるよう木の洞にスケッチブックを置いていたそうです。

毎日15時間労働のあとでも、ストーブの焚火の明かりで描き、本を読む父親の姿を登さんは憶えているとおっしゃっていました。

長男の登さんは極寒の2月、布団の上に雪が積もる馬屋の中で生まれたとか。

 

このような入植後5年間の体験を直行さんは『開墾の記』として、昭和17年に出版しています。

 

       

 

私は取材の時、この本を読み「人間とはこんなにも強いものか」と強靭な精神力と体力に加えて、山野草への優しい眼差しに感動したものです。

龍馬のことは生涯語らず、子どもたちにさえ一切喋らなかった。

ひたすら農民として、画家として骨太に生きた方。

登さんに言わせると”日高のいごっそう”を貫いた一生でした。

それは志を貫いた龍馬の生き方に通じるものがあるのでは?

 

 

    

 

これは誰もが知るような帯広六花亭の包装紙です。

これらのえぞりんどうやえんれいそうなどが直行さんの絵です。

真ん中のはまなしが直行さんのお気に入りでした。

私は2007年帯広に行った折、六花亭が運営するオープンしたての「六花の森」の「坂本直行記念館」を訪ねたことがあります。

閉館ギリギリの時間でしたが、係の方が親切にも入れてくださいました。

日高連峰を描いた絵の数々が胸に染み入るような、温かみにあふれていました。

直行さんの開拓の足跡が今なお人々に安らぎを与えているのですね。

 

 

直行さんの六花を現実に咲かせたいという思いから開かれたという六花の森。

10万㎡に及ぶ敷地にはいくつもの美術館や記念館、カフェが点在し、季節を通して野趣あふれる花々が群生しているそうです。

訪れた時は時間がなくて、他が見られなかったのでぜひもう一度行きたい場所です。

 

直行さんの写真は取材記事のこちらからどうぞ。

*BSプレミアムで1月27日に「山と原野とスケッチと 画家・坂本直行秘境日高山脈を描いた農民画家」が放映されます。

 

    

    

 

 

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小平神明宮へ初詣

2023-01-07 12:07:21 | まち歩き

 

お天気が良くて、穏やかなお正月でしたね。

3日に散歩がてら近くの泉蔵院と武蔵野神社にはお参りしたのですが、5日にようやく神明宮に行ってきました。

 

     

 

まず、茅の輪を左へ、右へ、左へとくぐって、一礼して参道へ向かいます・

 

   

 

   

 

真っ直ぐに伸びる参道は夏は鎮守の森のようですが、この時期は空が高く清々しいです。

 

     

 

    

 

駐車場は満杯でしたが、参拝はすぐにできました。

ところがおみくじやお札などの授与所は行列でした。

 

      

20分ばかり並んで、おみくじを引き、例年通り破魔矢を求めました。

おみくじは夫と息子と私、珍しいことに3人揃って「吉」でした。

 

 

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明けましておめでとうございます

2023-01-02 22:35:55 | 身辺雑記

 

穏やかに2023年が明けましたね。

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

    

 

こちらが毎年のおせちです。

私が作りましたと言いたいところですが、ひばりが丘駅近くにある和食「季粋」のおせちです。

季粋さんは「ほのぼのマイタウン」への広告を開店以来ずっと出してくださっていました。

あの時赤ちゃんだった娘さんが今はお店を手伝い、息子さんも跡継ぎとして調理場で働いています。

 

毎年クリスマス時期から店を閉めて、おせち作りに気合を入れて専念されます。

その伝統的なおせちは手が込んでいて、本当に美味しく家族中がファンです。

元日はこのおせちに加えて、海鮮の具いろいろを2つの大皿に盛り、手巻き寿司を各々が好きなように作るのが常です。

娘の家族と息子と昨日はゆっくりと過ごしました。

 

あとニャンコが2匹いますので、今年もよろしくお願いいたします。

 

       

 

       

 

おすましした顔で、何だか証明写真のようでしょう?

上がメスの「みに」、15歳のおばあちゃん。

下が2歳のオス「ころ」、逞しくって愛らしいです。

どちらも保護猫でしたが、大事な大事な家族です。

 

 

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