COOの神は喜びである!

多感な万年少女COOの日々の記録。

リフレッシュ旅行⑭リビエラ編

2008-06-08 03:41:48 | 旅行



翌朝目が覚めると一番に、ホテルフロントマンあてに書いた紙をクズ籠に捨てた。

友達はホテルの朝食を食べに階下に降りていく。ついでに車でモナコやエズなどの村を周るツアーのパンフが部屋にあったので、それも申し込んでもらう。
帰ってきた友達は、昨夜のホテルフロントマンは交代していなかったと言う。ま、昨夜の出来事で顔を合わせたくなかったので、ちょっとホッとした。

朝食代が高いと思ってパスしたのだが、友達は眺めも良かったしおいしかったし充分値段に値したと言った。


9時過ぎ、宿泊しているスイスホテル前に9人乗りのミニバスが到着する。すでに5人ほど客が乗っていた。ガイド兼運転手がいて背の高い30代前半のハンサム(えっもしかして死語?)なフランス人である。手馴れたもので、片手で運転しながらちょくちょく振り返っては、ペラペラと説明してくる。

エズ村到着。正確な時間は忘れたが割り当てられたのは30分くらいの見学だったと思う。小雨の降るエズ村。私が今回の旅行で最も楽しみにしていた場所の一つである。インターネットやガイドブックでエズ村の風景を眺めては、ここ半年ウットリとしていたものだけど、実際は。。



こじんまりとして小ぎれいな日本のどこか外国村のテーマパークに来たみたいだった。
どこもかしこも写真うつりの良い絵になる所だが、自然にそこに存在している感じがしない。たぶんエズ村は青い空と切りたった崖、紺碧の海岸のよく似合う村なのだろう。
小雨降る灰色の空のエズ村は、それに現実味を与える演出効果なしだと、メルヘンチックな箱でしかなかった。

次に行くモナコ、エズと同じ鷲の巣村のサン・ポール・ド・ヴァンス、ドシャ降りのニース、天気がパッとしなくてもきちんと存在感が出ていたのになんで?エズ村って生活の匂いがしないんだよなあ。ま、30分じゃ本当のところはわからないけど。


でもお店は堪能した。
30cmはある陶器の人形を2点買い、免税手続きもバッチリ。
お店の店員さんとも記念撮影。



次に村の頂にある熱帯庭園からのお約束の写真撮影。(でも晴れてないから絵葉書のようなあの眺めにならない)




荷物を抱え急いで戻ってくると、ガイドさんが心配そうに待っていてくれた。ひと足先に帰った友達も含め、後の人達は車の中。5~10分の遅れではあるが、みんなの貴重な時間を奪いなんとも気まずい。

次はエズ村内のフラゴナールというフレグランス工場。ここに入るくらいならもっとエズ村自体に時間をかけて欲しかった。。なんて言ってもツアーってそんなもんだからしょうがない。



一通り、工場内を説明されて見学してまわった後は、ここでつくられた製品を並べたお土産売り場に案内される。友達の石鹸の買い物につきあっているうちにふと見ると、周りの人達がいない。駐車場に戻るとみんな車の中。当然、みんなの白い目は私に向けられた。



車はモナコへと移動。