COOの神は喜びである!

多感な万年少女COOの日々の記録。

リフレッシュ旅行⑮リビエラ編

2008-06-28 18:43:31 | 旅行



多くの人が感じるであろう。

モナコはとても綺麗で高級感のある街だ。


イタリアのフィレンツェは街の美観を保つ為に、観光バスが市に入る時には入都税をとるというが、モナコはフィレンツェの比ではない。ちり一つ落ちてない感じ。
まあ街の色合いもフィレンツェは橙色、モナコは白やクリーム色だから、綺麗さがより引き立つのかも。


ミニバスで数箇所に停まっては、ガイド(兼運転手)さんが後ろを振り向き何やら解説してくださる。正直何を言っているかサッパリわからない。モナコについては殆ど予備知識を持たないまま(勉強しないまま)来たので、建物を見てもそこがどんな場所かわからない。


モナコ街中1画像をクリックしてみてね

なんだかわからないが写真を撮って、後でグレース王妃が結婚し、かつ眠っている(モナコ歴代君主の墓所のある)モナコ大聖堂だとわかったり。





旗の一杯ある派手な建物をたぶん有名な建物なんだろうと勘違いしたり。
(記念写真をそこをバックで撮ってと言って友達に不審がられた)





実はその向かい側が有名な建物(大公宮殿)だったり。



オマケビデオ
モナコ街中2
・画像をクリックすると動きます
モナコ街中3



さすがにここだけは知っていた。グラン・カジノ。




カジノのすぐ側の土産物店で4人の甥っ子にサイコロの形のキーホルダーを買う。
お金を払った後よく考えてみると、一つ3千円くらい(高っ)。高いものでも大した値段に感じなくさせてしまう場所だ。

私のモナコのイメージ「フェラーリが至るところにとまっている」を検証すべく、あちこち目を走らせていたが、雨の日のせいか見つからなかった。ベンツやBMWはたくさんあるのに。。
30分ほど友達と別行動をとり、友達はブランド店を目指し、私はフェラーリを求めそこら辺をウロウロした。やっとお目当ての赤いフェラーリを見つけ満足する。





グラン・カジノでミニバスを降りた時、若いガイドさんからここで車はニースに引き返して、またニースから別のガイドが車を運転して戻ってくると説明があった。次のガイドは茶色い服を着た太った小男だから、と言って時間を指定される。

はたして待っていると、新しい午後の部のツアー客を乗せた車がとまった(午前の部一緒にいた人達は最初の車でニースに帰って、1日コースは私達だけが残っていた)。

運転手は太ってはいたが決して小さくはなかった。







微熱

2008-06-22 23:27:17 | 雑感




私は体調が悪いと極端に頭が働きません。
微熱(37.3℃)があって、気持ち悪くて気分が悪いです。

今日も暑くなると思っていたら、とても涼しかったです。
今日は桃源郷に行ってきました。でも寒かった。

山の彼方の空遠く、幸い住むと人のいう


仕事でお年寄りの家に行くのですが、密かに行くのをとても楽しみにしているお宅がありました。
そこは日本昔話に出てくるような家。山の一本道の行き止まり、そこから先は道がありません。いつでも花が咲き乱れ、道路を雉が横切り、うぐいすが鳴く空気の澄んだ清らかな場所にあります。(実は真冬には行った事がありません。そのお年寄りは真冬は私のホームを利用しないので)

今年の春もまたそのお宅に行けると心待ちにしていましたが、春の始めにそのお年寄りはお亡くなりになってしまいました。


もう二度と行くことはないだろうとあきらめていたものを、今回また訪れることができました。
職場に今年勤められた方がそのお宅の隣に住んでいたのです。
「あそこはいい場所ですね」と言ったら「今度遊びにおいで」と誘われて、お言葉に甘え我が家で今花盛りのダイアールカモミール(上の画)を携えてお邪魔してきました。

その方の家でとても楽しい時間が過ごして、帰る頃にお隣の家にも遊びにいこうということで私もついていきました。

やっぱり記憶の通り、素敵な所です。お家の方も私の顔をおぼえていてくれて、とてもおいしい日本茶をいただきました。


山の中で予想以上に涼しかったもので、誘ってくれたお友達にカーディガンを借りて羽織っていたのですが、どうも風邪を引いてしまったようです。

明日職場に行かなくてはいけないかと思うとちょっといやです。









リフレッシュ旅行⑭リビエラ編

2008-06-08 03:41:48 | 旅行



翌朝目が覚めると一番に、ホテルフロントマンあてに書いた紙をクズ籠に捨てた。

友達はホテルの朝食を食べに階下に降りていく。ついでに車でモナコやエズなどの村を周るツアーのパンフが部屋にあったので、それも申し込んでもらう。
帰ってきた友達は、昨夜のホテルフロントマンは交代していなかったと言う。ま、昨夜の出来事で顔を合わせたくなかったので、ちょっとホッとした。

朝食代が高いと思ってパスしたのだが、友達は眺めも良かったしおいしかったし充分値段に値したと言った。


9時過ぎ、宿泊しているスイスホテル前に9人乗りのミニバスが到着する。すでに5人ほど客が乗っていた。ガイド兼運転手がいて背の高い30代前半のハンサム(えっもしかして死語?)なフランス人である。手馴れたもので、片手で運転しながらちょくちょく振り返っては、ペラペラと説明してくる。

エズ村到着。正確な時間は忘れたが割り当てられたのは30分くらいの見学だったと思う。小雨の降るエズ村。私が今回の旅行で最も楽しみにしていた場所の一つである。インターネットやガイドブックでエズ村の風景を眺めては、ここ半年ウットリとしていたものだけど、実際は。。



こじんまりとして小ぎれいな日本のどこか外国村のテーマパークに来たみたいだった。
どこもかしこも写真うつりの良い絵になる所だが、自然にそこに存在している感じがしない。たぶんエズ村は青い空と切りたった崖、紺碧の海岸のよく似合う村なのだろう。
小雨降る灰色の空のエズ村は、それに現実味を与える演出効果なしだと、メルヘンチックな箱でしかなかった。

次に行くモナコ、エズと同じ鷲の巣村のサン・ポール・ド・ヴァンス、ドシャ降りのニース、天気がパッとしなくてもきちんと存在感が出ていたのになんで?エズ村って生活の匂いがしないんだよなあ。ま、30分じゃ本当のところはわからないけど。


でもお店は堪能した。
30cmはある陶器の人形を2点買い、免税手続きもバッチリ。
お店の店員さんとも記念撮影。



次に村の頂にある熱帯庭園からのお約束の写真撮影。(でも晴れてないから絵葉書のようなあの眺めにならない)




荷物を抱え急いで戻ってくると、ガイドさんが心配そうに待っていてくれた。ひと足先に帰った友達も含め、後の人達は車の中。5~10分の遅れではあるが、みんなの貴重な時間を奪いなんとも気まずい。

次はエズ村内のフラゴナールというフレグランス工場。ここに入るくらいならもっとエズ村自体に時間をかけて欲しかった。。なんて言ってもツアーってそんなもんだからしょうがない。



一通り、工場内を説明されて見学してまわった後は、ここでつくられた製品を並べたお土産売り場に案内される。友達の石鹸の買い物につきあっているうちにふと見ると、周りの人達がいない。駐車場に戻るとみんな車の中。当然、みんなの白い目は私に向けられた。



車はモナコへと移動。