COOの神は喜びである!

多感な万年少女COOの日々の記録。

台風

2007-09-07 04:57:18 | 雑感


昨日の朝は天気が良かった。
その前日は雨がドッサリ降ったので、

(あっこりゃ台風が過ぎたのだな)

と思って温泉旅館に予約をした。

何しろ母が
「体のアチコチが痛い(具体的に言った様な気はするが頭に入っていない)。死ぐー。苦しー。気分転換がしたい。(←もっと体裁のいい言葉で言った様な気がするが私の頭にはこうインプットされている)」というもので

「それじゃ、1週間ばかり温泉に湯治に行くのはどうだろう。まずは良さそうな所をみつけて2人で1泊してみようか」ってことになっていたのだ。



予約を入れた所は鳴子温泉の某旅館。
3年半ほど前にやはり母が介護疲れで悲鳴をあげて、家から一歩も出る気力がないというので私が父を連れて3泊4日で泊まった所だ。(その頃介護認定を受けてなかったので父を施設のショートステイに預けることができなかった)

赤いブーに鍋や炊飯器やら食料品や日用雑貨を詰め込んで、父を引っ張って旅館に連れていったっけ。1日中一緒にいてはじめて父がこんなに手がかかると知り驚いたものだ。


挙句の果てに

「お母さんは天使だ。お前は意地悪な悪魔だ」等と爆弾発言を頂戴して。


なんでだろう。
心遣いが足りなかったかな?(一応私介護士ですが)



父の頭の中ではこの旅行は一時のものではなく母との永遠の別れで、傷ついた心に口うるさく自分でやってみろとか立てとか立つなとか落ち着いて過ごせとか言う私が相当意地が悪く映ったらしい。

私は私でいろんな泉質がある鳴子で湯めぐりがしたくてウズウズしていた。
父が昼寝をしている時とかちょっとの隙をみて、買出しもかねてサッと飛び出していった。1時間で帰るには辛いものがあったなあ。
旅館の風呂も父のことが気がかりでゆっくりと入れなかった。


3泊4日でもヘトヘトなのに、これをずっとしている母はよくやっているなと改めて思ったものだ。。




さて予約のことだが、旅館のおかみさんが
「それじゃあ、台風にお気をつけてお越しください」と言うのを聞いてハッとした。

私「えっ、まだ台風過ぎてないのですか?」

おかみさん「ええ、これからです。明日真上にくるみたいですよ」

というわけで、明日の午前(つまり今日)様子をみて難しそうならキャンセルしてもいいということで話しがついた。


母に言ったら
「湯治には1人で1週間も行ってられない。退屈するから。(えっこの前と話しが違うぞ)今回2人で行くから行ってもいいかな、と思ったけど台風のことで行く気がしなくなった」とのこと。


ということで、今回はキャンセルしそう。




雨や風は一段と勢いを増してきている。