みなさん、こんばんわ。
今晩は雨のようですね。
風も強いですし、月曜日と火曜日の雨の様子。
今度の定休日はお花見を・・・と思っていましたが、サクラの花はなくなっちゃいそうですね。
私はほとんどお酒を飲みません。飲めないということではなく、ナオちゃんが急に具合が悪くなってクルマで出動、なんてことがあってはいけないので、飲まなくなってしまったんです。
まあ、昔から”晩酌”の習慣もなかったですけどね。
それよりも、晩酌代わりにスイーツと麦茶を堪能するのが、毎晩の楽しみになっています。
サクラは散ってしまいそうですが、”花より団子”の私としては、自由が丘ロール屋のロールケーキで十分楽しめます!
■新築内見
昨日の続き。
物件に到着するとまずは周囲を確認するんですが、地下1階地上2階建てのこの物件はこんな感じです。
道路面から緩やかに勾配がついていて、建物に向かって下って行っているんですが、赤いラインに排水溝があります。
手前の排水溝には、排水管と繋がっていません。
ここで水がいっぱいになると、更に奥の排水溝に流れていきます。
奥の排水溝には、40Aくらいの排水管が繋がっています。
すでにその排水管には、落ち葉やゴミがいっぱい詰まっています。
次に、建物に入ります。
以前は、トイレやお風呂、キッチンや内装などに目が行ったんですが、今ではまず点検口を捜します。
点検口は、2階ロフト部分と、地下1階の洗面所にありました。
ロフト部分の屋根裏点検口はこんな感じです。
開けた瞬間に見える、ただ置いてあるだけのグラスウール。
ここから身を乗り出して、屋根断熱の様子を見てみると、こんな感じです。
タッカーで全く留まっていないグラスウール。
また、どういうわけか、この点検口からは1階部分の小屋裏になっているんですが、壁にはまったく断熱材が取り付けられていないんです。
非常に説明しにくいんですが、断熱ラインをどこに取っているのかが明確でないというか・・・
この前の写真で、点検口の扉に断熱材はついていなかったですよね。
ところが、あの面が断熱ラインでなくてはおかしいはずなんです。
この部屋の天井クロス部分を放射温度計で測定すると、28℃を示しています。
室内温度が21℃でしたから、今の季節ですら屋根断熱が不足している様子です。
夏場はエアコンが効かないことでしょう・・・
次に、キッチンやトイレなどは素っ飛ばして、地下へ。
地下床下の点検口からのぞくと、コンクリート内側に2cmほどの硬質ウレタンフォームが吹き付けられていて、床下部分は断熱材がありません。
放射温度計で、コンクリート部分を測定すると11.5℃を示しています。
フローリングの表面温度も11.5℃でした。
この温度は、通年変わらないことでしょう。
壁にエアコンの穴があったんですが、こんな感じです。
壁の上の方にカメラを持つ手を伸ばして撮ったので、コア抜きの状態が鉄筋を切断してしまっているものかどうかは確認できませんでした。
手前側が室内側なんですが、クロス→石膏ボード→GLボンド→硬質ウレタンフォーム→コンクリートの断面が見えました。
現段階はエアコンがついていないので、外からの空気がGL壁の内部にどんどん流れ込んでいます。
硬質ウレタンの吹きつけは、どう見ても1cmくらい・・・
高気密・高断熱とはほど遠い物件ですが、それでも土地柄、1億円にせまる金額が提示されているんですよ。
特に異常な物件を載せたんでしょ!と言われそうですが、他見た物件はそもそも点検口すらなく、窓の仕様や断熱性能はとってもチープなものばかりでした。
とは言え、”これは!”と思える建売住宅を探そうと思います。