今年もあと1日となりました。
楽しい一年もあっと言う間でしたが、来年はとてもいろいろなことがあり、今からワクワクしちゃいます。
さて、今年最後の仕事となったA様邸の上棟立会い。
年末ということもあり、少々突貫工事的な感じでした。
外壁構造用合板のCN釘の打ち忘れ、合板の固定不良、金物のZN釘打ち忘れなど不具合はありましたが、全て是正して頂けそうです。
・・・とはいえ、年明けの工事でキチンと直っているか見る必要はありますけどね。
先日、やり直しになった土台ですが、
アラスカイエローシダーの集成材が土台として使われていました。
樹種としては檜に属するようで、とても不朽性が良く、シロアリに強いとのこと。
この写真は床下にもぐって撮影したんですが、もしこれがベイツガだったらと思うと、改めてゾッとしますね。
基礎パッキンの取り付けも問題なし。
2×10の大引きに床下断熱として130mmの押し出し法発泡ポリスチレン3種Bが使われています。
一部取り付け不良がありましたが、折を見て直して頂くことに。
その他、断熱施工前に電気配線を準備する必要があるため、コンセントやスイッチの配置の確認をしました。
外壁には極力スイッチ・コンセント類は取り付けないようにしたんですが、どうしてもエアコンのコンセントやリビングのコンセントで外壁面になってしまいました。
外壁に付けられるコンセント・スイッチ類は、気密コンセント仕様となります。
これも断熱施工・気密施工時に要チェックですね。
また、コンセントやスイッチの高さが、バリアフリー的に高すぎるようなので、お休み期間中にA様にご検討頂くことになりました。
私の自宅建築では、スイッチボックスがセンターで地上110cmくらい、コンセントが30cmくらいでいこうかと思っています。
外壁回りの帯金物の取り付けがまだだったので、これも年明けのチェックです。
屋根の垂木を固定するハリケンタイは、抜けもなく、ZN釘の固定も問題ありませんでした。
それにしても・・・家が大きいです!
最近、30坪くらいの家ばかり見てきたせいか、40坪を超えるとやたら大きく見えます。
A様も、「こんなに大きくなくて良かったんだけど・・・」
と仰ってました。
何はともあれ、完成が楽しみです。