三脚マンと弱力女の登山日記

登山が趣味の夫婦です。

石割山

2011年01月30日 | 登山

日付 :2011年1月29日(土)

天気 :くもり時々晴れ

コース:二十曲峠→石割山→二十曲峠

 

 

 

 

 

 

 

 

 いつも山に行く金曜日の夜。

三脚マンと弱力女の間で交わされる会話は、

 

 

 

 

 

 

 

「どこに行く?」

「どこに行こっか?」

「天気は?」・・・。

 

 

 

 

 

 

というのが、定番化した会話となっていた。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、ごく最近では三脚マンが飲んで帰ることが多くなったり、天気がイマイチだったり・・・。

 

 

また、弱力女に至っては、「寒いのはイヤ!」というのが、いいわけとなり、

山から、遠ざかり気味となっているのが現実であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

今週末、ふと、弱力女が発した言葉。

「さるやさんの石があるよ。」と。

 

 

 

 

 

 

 

そう、以前、「さるやさんの石」を求めて、遠征したりしたことがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

見つけた時、周りも気にせず、山の上で歓喜を爆発させたりしたこともある。

それを目的とした山行を、私たちは何度か計画したりした。

 

 

 

 

 

 

「弱力女に山の楽しさを思い出してもらいたい。」

「二人で山に登りたい。」

「登頂した時の爽快感」

「GETしたときの喜びを思い出してほしい」

そんなことを頭に浮かべ、今回、石割山に行くことに決めたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

いままでの勝敗は、3勝4敗。

石の創作者が埋蔵して、それを私たちが求めて発見できたかどうか」の勝敗。

当然、山行は勝ち負けではないが、大体こんな感じである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネット界で 有名であり、人気の出ている「さるやさんの石」。

今回は「あるのかどうか?」

木曜日に記事となっての最初の土曜日ではあるが、

「もう残ってないんじゃないの?」という心配とともに、山に向かったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

金曜日の夜、ネットにていつものブログを見る。

今回は気合を入れて、画面を撮影記録。

間違えのないように、二人で「、柱のこの傷の前方数センチぐらい。この近辺だ。」とまで、在り処を覚えておいた。

 

 

 

 

 

 

 

夜中からの準備と、どこでご飯を食べるのか等の検討を済ませたのが、深夜2時過ぎ。

その後、ようやく自宅を出発。

登山口に向かって車を走らせたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 二十曲峠に到着したのが、およそ4時。

仮眠を少しとって、日の出前から、富士山のモルゲンロートを眺めるつもりだったが、

目が覚めたのは7時少し前。

すっかり日が昇った後だった。

 

 

 

 

 

  

晴れ間も少しだけ。

富士山には厚い雲がかかっていて、残念ながら富士山自体を望むこともできない。

失意の中、 弱力女を起こし準備をする。

 

 

 

 

 

 

 

 新しい靴「ピッツブイン」。

今回は履き慣らしにするには、もってこいの行程となりそうだ。

 

 

 

 

 

 

いつになく、ハイペースの弱力女。

10月以来の山行のため、ペースを忘れたのか?」

セッセと登っていってしまう。

 

 

 

 

 

 

「早いよ~。」の三脚マンの言葉に、こんなポーズで答える弱力女。

「気合い十分!」っとでも言っているのか?

 

 

 

 

 

 

 

何本かの鉄塔を通過し、ヨタヨタ登っていく。

 

 

 

 

 

  

ここの道を通るのも3度目となるが、もう数年が経っており、登山道の記憶は全くなくなっていた。

 

 

 

 

 

 

案の定、数分歩いて、すぐに休憩時間となった(苦笑)

寒い朝の紅茶が、身体の中から温めてくれる。

 

 

 

 

 

 

再び、歩きはじめる。

 

 

 

 

 

  

 車のボンネットの上に雪が積もっていたことから、昨晩は少し雪が降ったようだった。

 

 

 

 

 

 

 歩くことおよそ40分。

頂上直下に到着。

以前の石割山と同じような所要時間で登れた。

 

 

 

 

 

 

  

 弱力女は「頂上だよ~。真っ白で富士山は見えませ~ん。」(笑)

 

 

 

 

 

 

歓喜(?)の登頂の後、待っていたのは、

「見つけられないのでは?」という心配ごと。

なんと、目印であった石割山の標柱が 、ないのだった。

 

 

 

 

 

 

 

以前、茅が岳で標柱にいたずらされる事件が何度かあった。

心を痛めたヨッシーさんたちが立て直すという出来事を思い出し、私たちも少し不安な気持ちになっていた。

 

 

 

 

 

 

 

周りをウロウロ探してみると、坂の下の登山道に、うっすら雪のかかった標柱を見つけることができた。

 

 

 

 

 

 

 意外に重く、自身が滑らないようにゆっくり運んで、元の場所に。

 

 

 

 

 

  

 方向板に標柱を預けて、「さるやさんの石」の探索を始める。

 

 

 

 

 

 

 大げさにスコップを持参したが、使う必要もなかった。

 

 

 

 

 

 

 「おっ!」

らしきものを発見!

 

 

 

 

 

 

 

 

「カサカサカサカサっ、痛っ」(笑)

凍りついた土の中からほじくり出すのに一苦労。

 

 

 

 

 

 

見つけた感想。

「引っかかってゴキッとなった。」だそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 土の中から現れた「さるやさんの石」。

今回はご主人の主水さんが埋めたものだそうだ。

レアである。

 

 

 

 

 

 

「やりました!」

 

 

 

 

 

 

  

 あいにくの空模様。

山中湖や忍野村は見えているのだが、富士山は相変わらず雲の中。

 

 

 

 

 

 

時間もまだ8時過ぎ。

次の予定である「魚啓」は11時からの営業であるため、時間が余りすぎている。

 

 

 

 

 

 

 

 

地図を見て、

「御正体山は無理だし、大平山は?」などと考えてみたものの、

出した答えは、

「寒いから。」(笑)

下山することに決めたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 風はないが確かに寒く、ジッとしていると凍えてくる。 

 

 

 

 

 

 

 

 木々もまだ凍りついたまま。

 

 

 

 

 

 

雲の間から駿河湾の海が、太陽の光に反射して、キラキラ輝いていた。

 

 

 

  

 

 

 「先を越されてなくって、よかったね。んっ?」

正直な感想だろう。

 

 

 

 

  

 「この前見つけたのはいつかなぁ?」

仙丈岳じゃない?」

「トシちゃんsanaeさんと探したのは、もう2年も前だよ。夜の登山だったんじゃない?」

「あはっ。捻挫したころだ。」

「二人で見つけたのは、どこだっけか~?」

・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

夫婦の木。

 

 

 

 

 

  

 ほどなく、駐車場に到着。

およそ、2時間の行程。

少々、物足りないのでご飯を食べた後、御殿場あたりの山へ等の相談はしてみたが、

答えは「NO!」

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、久し振りに訪れる「魚啓」に行って、暴食するのであった(苦笑)

 

 

 

 

 

 

 

「さるやさんの石」。

見つけることができてよかったです。

なにより、短い行程でしたが、弱力女とともに山に行けたことが楽しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

また、このようなきっかけを作ってくれた、さるやさんと主水さんにも(勝手に)感謝しています。

 

 

いままで何度となく訪れていたブログ「さるやは行く!!!」

このブログを見て、励まされたり、笑いに腹をよじらせたり・・・。

我が家の日常となっています。

 

 

 

 

 

 

 

また、ネットの中で、皆さんの山行を参考にさせてもらったり、楽しませてもらったり・・・。

「ネットのつながりも大切にしていきたい。」と、思ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

その後、

 

 

 

 

 

 

 

 山中湖に行って、ハクチョウの場所に行って、

 

 

 

 

 

 

 

眺めて遊んで、時間を潰しました。

 

 

 

 

 

 

 

続きはこちら

 

 

 

 

 

 

さるやさんの石の記録はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
夫婦 (トシちゃん)
2011-01-30 22:26:40
奥さんとの山行はほのぼのとして見ている我家も
ホッとします。
二十曲峠からのコースは歩いたことがないのですが、
階段がなくてヨサゲですね。
あ~あ! 5時間のニアミスでしたね、残念!!

また今度 遊んでください。
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いやぁほんとうに (Mukluk)
2011-01-30 23:01:53
三脚マンさんの弱力さんへの想い、
伝わってきますよ~。仲むつまじくて
うらやましい限りです!

土曜日は富士山の眺望はだめだったんですね~。南海低気圧の影響でしたね。眺望は残念でしたが、お宝を見つけられてよかったですね!これまた童心に戻れて楽しそうです。
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トシちゃん (三脚マン)
2011-01-30 23:49:22
コメントありがとうございます。

あははっ、今回はマッタリとしていましたよ。
二十曲峠からは、少し物足りないと思いますよ。
5時間ですか~。
ん~。
本当に惜しかったですね~。

こちらこそ、また遊んでくださいね。
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さるやさんの石 (つくだに)
2011-01-30 23:50:45
さるやさんの石 ファンの1人としてちょっとドキドキして読ませてもらいました。ゲットできてよかったですね。さるやさんの石を探している時ってなんか子供に帰ったようなドキドキ感があります。そういえば かわいいので さるやさんの石を友達にあげました。友達は財布の中に入れていたら(金運の御守りではないのですが・・・)おさるさんの絵がきれいに消えてしまったといって笑っていました。
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Muklukさん (三脚マン)
2011-01-30 23:55:46
コメントありがとうございます。

なかなかこの時期、弱力女は山に向かってくれません。
さるやさんの石だったり、アウトレットの物で釣ってみたり・・・。
誘い出すには、少し知恵が必要なようです(苦笑)

富士山は見えませんで、残念でした。
でも、第一の目的は得ることができたので、よかったです。

おっしゃるとおり、童心に戻れましたよ。

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つくだにさん (三脚マン)
2011-01-31 00:00:30
コメントありがとうございます。

あははっ!
こちらもですねぇ~、向かっているとき、探しているとき・・・、超ドキドキしていました。

標柱が立っていないとき、ちょっと落胆気味(苦笑)
探し出すことができてよかったです。

つくだにさんは、お友達にですか。
良いことだと思います。
でも消えてしまったとは・・・。
ちょっと悲しいですね(苦笑)

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エエはなしやなぁ~っ♪ (スロートレック)
2011-01-31 11:02:23
「弱力女に山の楽しさを思い出してもらい
たい。」「二人で山に登りたい。」

同じく夫婦で山歩きをしてる夫としてイタイ
ほど気持ちが分かります、エエはなし
やなぁ~くーっ(笑
そんな、ほんわかな記事で、さるやさんの
ブログ、石のこと初めて知りました、そして
さるやさんのブログ一気にファンになりま
した。
でも道標を盗む?倒す?目的が全く分から
ない、山を愛するモノとして、気持ち悪さ
さえ覚える”事件!”があることも知り悲
しくもなりましたが・・・
三脚マンさんが立て直して、そこで石を
ゲットなんて、胸があったかくなりましたよ
寒さの厳しいとき、暖かい記事をありがとう。
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素敵~! (軟弱女)
2011-01-31 11:10:16
三脚マンさん、弱力女さん・・・
「夫婦の木」のお二人の写真、とってもいい!

可愛い笑顔です~ 山は寒いけど楽しい!
これからもどんどん楽しいことして、お二人で元気に山を歩いてね~
山中湖あたりは大好きなエリアです!
こんな楽しみあったのね。こんど私も参加しよ!

車中泊ですが、我が家も毎度やってますが、車のガラスに銀マットで型を切り抜いて吸盤でピターって貼ると暖かいですよ~よっぽど寒いときは外からも・・・山中湖畔は冷え込むから~
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おめでとうございます~ (やまとそば)
2011-01-31 21:08:51
さるやさんの石~見つかって良かったですね。
私達もまた、この大ファン~です。
女房と娘と三人で行ったのも良い思い出です。
娘がよく遊んでくれるのもさるやさんの石のお陰かもしれません。
そうそう~次は、明神・明星ケ岳だそうです~♪
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Unknown ( カモシカ)
2011-01-31 21:37:55
我が庭、お気に入りの石割山へ!
また随分と寒い日に。。。 あったかい日ならすぐ飛んできますよ。
標柱、何てことになってたんでしょ!復旧作業ご苦労様でした。
そして、またしてもすごい胃袋パワーですね。
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