kan-haru blog 2007 写真拡大
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大・中神輿の渡御
品川神社の天王祭は、6月8~10日に行われました。今年の例祭は、秋篠宮悠仁親王ご誕生を祝い6年振りに本社大神輿渡御をし、毎年例祭で担いでる中神輿と揃っての合同渡御はめったに見られないお祭りにあたりました。
大神輿説明拡大 中神輿説明拡大
北の天王祭と南の天王祭
品川神社(品川区北品川3-7-15 航空写真参照)は、京浜急行高架の新馬場駅を品川方向に進むとすぐ、第一京浜国道沿いの小高いところに鎮座しており、毎日の通勤電車の中から何時も眺めて通る見慣れた神社なのです。神社の正面には、53段の急な石段と左手に富士塚が目につきます。
品川神社正面参道 急な石段の参道 神輿渡御が通る石段
京急の新馬場駅(1976年高架統合)は、高架になる前は北馬場駅と南馬場駅とで独立しておりました。
東海道五十三次第一の宿場として栄えた品川宿は、北品川宿と南品川宿に分かれておりました。現在、荏原神社(品川区北品川2-30-28)の南を流れる目黒川は、昔は神社の北側を流れており、この目黒川を挟んで、北と南で二分する一大勢力ともいえるそれぞれの地元の鎮守として信仰を集めた品川神社と荏原神社の例大祭が、「北の天王祭」(6月第2週)と「南の天王祭」(6月第1週)が金・土・日曜日にかけて盛大に行われます。
品川神社
品川神社は、何十年と何時も眺めて見慣れた神社なのですが、実は一度もお参りしたことがありません。品川神社の例祭には「おいらん道中」が見られることで知られており、何年かぶりの大・中神輿の渡御を楽しみにしておりましたが、残念なことに当日急な用事ができ6月9日の午前中だけのとんぼ帰りで品川神社をお参りし、お祭りのさわりだけに触れてきました。
品川神社のお参りは、柱に竜が巻きついた彫り物の鳥居を潜り、急な石段を登ると最初の踊り場の左手に、富士塚への登山道があります。富士塚に登ると、富士山に登ったのと同じご利益があるとのことで、登山してみることにしました。
富士塚
富士塚は、品川富士とも呼ばれ、富士山を信仰する富士講(北品川の丸嘉講)の人々が、富士山を遥拝する場所として1869年(明治2年)に造った人造の山です。その後、1922年(大正11年)に、第一京浜国道の建設のため西に数十メートル移動して、現在の場所に再建されたものです。
現在も毎年7月1日に「山開き行事」を行い、丸嘉講の人々は塚のふもとの浅間神社に、行衣の白装束で集まり、富士塚に登山して遥拝を行い、この富士塚は品川区指定の有形民族文化財であり、富士塚山開きは品川区指定の無形民族文化財に登録されてます。
富士塚登山口 一合目石碑 登山道の石碑 四合目石碑
今まで各社の富士講に登りましたが、品川富士は最も大きくて石碑が沢山建てられており、大変立派な富士山でした。頂上は、東面は海岸線でしたので、昔は遮るものが無く東京湾の遠望は絶景であったことが伺えます。現在では、天王州のビル群が一望です。
五合目 六合目石碑 品川富士頂上からの展望
富士塚には、裏側にも登山道があり、そこを下山すると末社の富士浅間神社です。浅間神社を進むと品川神社境内の参道に繋がっています。
富士塚裏の下山道 富士浅間神社 浅間神社から品川神社境内へ
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毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております。(5月分掲載Indexへ)
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大・中神輿の渡御
品川神社の天王祭は、6月8~10日に行われました。今年の例祭は、秋篠宮悠仁親王ご誕生を祝い6年振りに本社大神輿渡御をし、毎年例祭で担いでる中神輿と揃っての合同渡御はめったに見られないお祭りにあたりました。
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北の天王祭と南の天王祭
品川神社(品川区北品川3-7-15 航空写真参照)は、京浜急行高架の新馬場駅を品川方向に進むとすぐ、第一京浜国道沿いの小高いところに鎮座しており、毎日の通勤電車の中から何時も眺めて通る見慣れた神社なのです。神社の正面には、53段の急な石段と左手に富士塚が目につきます。
品川神社正面参道 急な石段の参道 神輿渡御が通る石段
京急の新馬場駅(1976年高架統合)は、高架になる前は北馬場駅と南馬場駅とで独立しておりました。
東海道五十三次第一の宿場として栄えた品川宿は、北品川宿と南品川宿に分かれておりました。現在、荏原神社(品川区北品川2-30-28)の南を流れる目黒川は、昔は神社の北側を流れており、この目黒川を挟んで、北と南で二分する一大勢力ともいえるそれぞれの地元の鎮守として信仰を集めた品川神社と荏原神社の例大祭が、「北の天王祭」(6月第2週)と「南の天王祭」(6月第1週)が金・土・日曜日にかけて盛大に行われます。
品川神社
品川神社は、何十年と何時も眺めて見慣れた神社なのですが、実は一度もお参りしたことがありません。品川神社の例祭には「おいらん道中」が見られることで知られており、何年かぶりの大・中神輿の渡御を楽しみにしておりましたが、残念なことに当日急な用事ができ6月9日の午前中だけのとんぼ帰りで品川神社をお参りし、お祭りのさわりだけに触れてきました。
品川神社のお参りは、柱に竜が巻きついた彫り物の鳥居を潜り、急な石段を登ると最初の踊り場の左手に、富士塚への登山道があります。富士塚に登ると、富士山に登ったのと同じご利益があるとのことで、登山してみることにしました。
富士塚
富士塚は、品川富士とも呼ばれ、富士山を信仰する富士講(北品川の丸嘉講)の人々が、富士山を遥拝する場所として1869年(明治2年)に造った人造の山です。その後、1922年(大正11年)に、第一京浜国道の建設のため西に数十メートル移動して、現在の場所に再建されたものです。
現在も毎年7月1日に「山開き行事」を行い、丸嘉講の人々は塚のふもとの浅間神社に、行衣の白装束で集まり、富士塚に登山して遥拝を行い、この富士塚は品川区指定の有形民族文化財であり、富士塚山開きは品川区指定の無形民族文化財に登録されてます。
富士塚登山口 一合目石碑 登山道の石碑 四合目石碑
今まで各社の富士講に登りましたが、品川富士は最も大きくて石碑が沢山建てられており、大変立派な富士山でした。頂上は、東面は海岸線でしたので、昔は遮るものが無く東京湾の遠望は絶景であったことが伺えます。現在では、天王州のビル群が一望です。
五合目 六合目石碑 品川富士頂上からの展望
富士塚には、裏側にも登山道があり、そこを下山すると末社の富士浅間神社です。浅間神社を進むと品川神社境内の参道に繋がっています。
富士塚裏の下山道 富士浅間神社 浅間神社から品川神社境内へ
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