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kan-haruの日記

イベント 江戸東京博物館 討入り時期に絵で楽しむ忠臣蔵と辰年に因んで歴史の中の龍展その1

2012年01月30日 | イベント
kan-haru blog 2012 江戸東京博物館

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「江戸東京博物館常設展」
暮れにH11の忘年会(「イベント 両国ちゃんこ鍋 吉良邸跡近くで仇討ち入りに異業種交流会H11の忘年会を行うその1」参照)を行った両国の江戸東京博物館(墨田区横網1-4-1 )の常設展で、吉良邸が地元にあるゆかりで「絵で楽しむ忠臣蔵」と、辰年の新年を迎えて「歴史の中の龍」が平成23年12月3日より平成24年1月29日まで開催されましたので、1月4日に見てきました。

 常設展「絵で楽しむ忠臣蔵」、「歴史の中の龍」パンフレット

なお、常設展開催の江戸東京博物館では、この期間に重なる1月2日から2月5日まで、NHK大河ドラマ50年特別展の「平清盛」と併設開催されていましたので、併せて見てきました。

 江戸東京博物館常設展・特別展案内(:歴史の中の龍常設展案内、:絵で楽しむ忠臣蔵常設展案内、:平清盛特別展案内)

「絵で楽しむ忠臣蔵」常設展
「絵で楽しむ忠臣蔵」常設展は、上記会期の午前 9 時 30 分~午後 5 時 30 分(土曜日は午後 7 時 30 分まで)開館され、会場は常設展示室5階の第2企画展示室で、観覧料は常設観覧料で見られ、一般大人が600円で、大学生・専門学校生が480円で、高校生・65歳以上と都外の中学生が300円で、都内の中学生と一般小学生が無料です。
忠臣蔵常設展は、常設展示室5階の第2企画展示室の入口の右側会場に展示されています。

 常設展会場案内(写真拡大)

「忠臣蔵」は赤穂浪士による仇討事件をもとに創作された浄瑠璃・歌舞伎の演目「仮名手本忠臣蔵」の略称で、錦絵にも好んで描かれ、各段の象徴的なシーンを揃物にした舞台絵や、演じた歌舞伎俳優たちを描いた役者絵など、実に多くの作品が生み出されました。本展は「忠臣蔵」とともに人気を博した錦絵を中心に、当館所蔵資料を2011年12月3日から25日までの前期と、2012年1月2日から29日までの後期の2期に分けて展示されました。
展示品の構成は、第1章が「物語に魅せられて」の73点で、第2章が「ヒーローたちに憧れて」の55点で、第3章が「パロディを玩味して」の21点を出品の3部構成で、出品資料名は「絵で楽しむ忠臣蔵出品リスト」(←ここをクリック)を参照してください。

・仮名手本忠臣蔵
仮名手本忠臣蔵は展示説明版によると、1702年(元禄15年)12月14日の夜半に大石内蔵助の赤穂浪士の仇討事件を、脚色した物語の作者は2代目竹田出雲、三好松落、並木千柳による3人の合作で、大序から仇入りまでの全十一段にまとめた人形浄瑠璃が、1748年(寛延1年)8月に大阪道頓堀の竹本座で上演されたとあります。

 仮名手本忠臣蔵説明板

第1章の「物語に魅せられて」展示コーナーに展示の忠臣蔵大序から十一段目までの錦絵は、展示前期と後期で作者を分けて展示され、渓斎英泉と歌川広重の錦絵は前期に、葛飾北斎と落合芳幾の錦絵は後期に展示されました。
これらの忠臣蔵の錦絵展示の一部は、江戸東京博物館収蔵品検索Webページ(←ここをクリックでページが開きます)から見られます。作品名/資料名に仮名手本忠臣蔵と入れると85件の錦絵が表示され、そこでは江戸東京博物館収蔵の落合芳幾の資料番号91220349から91220360までの仮名手本忠臣蔵 大序から大尾までなどが見られる他、資料番号の異なる歌川国明他の錦絵や展示外の作者の錦絵も見ることができます。

 画面検索Webページ

検索Webから、後期に展示の忠臣蔵夜討の錦絵の歌川国芳の「忠臣蔵夜討の図92202253」を検索して見た図を、次に示します。

 忠臣蔵夜討の図の検索画面ページ

これらの検索錦絵はZOOMの機能があり、表示画面の「ZOOM」と示されている箇所をクリックすると、別画面が開きますので、拡大したい場所をクリックすると拡大表示ができます。忠臣蔵夜討の図の中央画面の拡大表示を、次に示します。

 忠臣蔵夜討の図の中央画面の拡大表示

第2章の「ヒーローたちに憧れて」の展示コーナーでは、歌川国芳と国貞の絵師による誠忠義士伝のヒーローたちの錦絵です。検索ページからヒーローNo.1の誠忠義士伝 大星由良之助良雄 歌川国芳92202120を開き、次に示します。

 誠忠義士伝 大星由良之助良雄 歌川国芳92202120

忠臣蔵を描いた絵師は沢山おり、展示場の説明版には歌川国貞(三代歌川豊国)、二代歌川国貞(四代歌川豊国)、三代歌川国貞(歌川豊斎)、歌川国安、歌川国芳、歌川貞秀、歌川貞房、歌川房種、歌川広重、二代歌川広重、歌川芳虎、歌川芳藤、落合芳幾などの絵師がみられます。

 忠臣蔵を描いた絵師の説明板

第3章の「パロディを玩味して」の展示コーナーから後期に出品されていた、歌川貞房の「忠臣蔵見立人形」を検索錦絵で拡大してみました。この絵には、物語に関係のある小物がちりばめてあるとのことです。
さすがに、3展示会を同時に観賞すると大変と疲労します。

 忠臣蔵見立人形 歌川貞房92202243

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