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kan-haruの日記

旅ものがたり 徳島鳴門旅行 四国霊場(一・二番札所)、大塚国際美術館、鳴門のうず潮を巡る (その1)

2010年12月15日 | 旅ものがたり
kan-haru blog 2010 大師像

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四国徳島旅行
6年生となった小学校の孫とはここ数年1泊旅行を続けており、今年も学校が11月21~23日と3連休の振替休日となったので、初めての2泊旅行で徳島の鳴門旅行に行ってきました。四国には、香川県、愛媛県と高知県の3県には何回か出かけていますが、徳島県には初めてなので楽しみでした。今回もレンタカーを利用して、あまり遠出せずに鳴門市付近を中心に廻り、2泊でしたのでゆったりとコースをとりました。

 徳島鳴門旅行コース

第1日目
第1日目のコースは、羽田空港に集合して7時40分発のANA531便の高松空港行きで出発です。9時に高松空港に着き、名物の讃岐うどんの朝食済ませ、10時に高松空港からトヨタレンタカーで出発です。

 高松空港へ到着(左・・右写真拡大)

高松空港からバイパスを北に進み高松東道路に入り1時間ほど東に進み、長さが980mの津田トンネルを抜けると、高松東道路では最後の瀬戸内海が見渡せる津田の松原サービスエリアで小休止です。

 津田の松原SA(・中・右写真拡大)

サービスエリアを11時30分に出発するとすぐ津田東ICで、ここから先が高速道路の高松自動車道路(高松道)です。高松道を進むと12時前に鳴門西パーキングエリアで、ここで高速道を降りて、第1日目最初の目的場所である、四国八十八札所第一番札所の霊山寺に向かいます。

 第1日遊覧地図

第一番札所霊山寺
高松道を降りて、県道12号線を鳴門方面に走ると左手に霊山寺の山門が見えてきます。山門の先に駐車場があります。坂東、秩父と鎌倉の百寺は巡礼しましたが、四国巡礼は遠いため無理でしたが、今回の旅行では図らずも霊場の1、2番札所がお参りすることができました。

 霊山寺仁王門(:霊山寺駐車場入り口、・右:仁王門)

霊山寺(りょうぜんじ 鳴門市大麻町板東塚鼻126番地)は、「一番さん」と親しまれる四国八十八か所霊場の第1番札所です。竺和山(じくわさん)一乗院と号する、高野山真言宗の寺院で、寺伝によれば奈良時代の729年 - 749年(天平年間)に聖武天皇の勅願により、行基によって開創されたと伝えられています。言い伝えでは空海(弘法大師)が815年(弘仁6年)に、空海(弘法大師)がここを訪れ21日間(三七日)留まって修行して、霊感を得て本尊の釈迦如来を刻まれたと云われています。
1573年- 1592年(天正年間)に長宗我家部元親の兵火で堂塔は全焼し、再建されるが、1891年 (明治24年)に、本堂と多宝塔以外を残し再び焼失しました。
風格ある仁王門を潜ると境内の右手に鯉が泳ぐ放生池があり、左手には縁結び観音に並んで手水場があり、その先には鐘楼と五智如来が祀られている多宝塔が建っています。

 霊山寺境内(:霊山寺境内の放生池、:お水舎と並んで建つ縁結び観音:多宝塔)

参道正面には古い構えの本堂があり、本尊の釈迦如来、脇士の不動明王と毘沙門天が安置され祀られており、広い本堂の天井に吊るされた無数の灯籠には、灯りがともっています。

 霊山寺本堂(写真拡大)

周囲に灯籠が吊るされた本堂中央の天井を見上げると、大迫力の龍の天井画が描かれており、見る角度により感じが異ります。本堂内の脇の売店では、遍路の装束をはじめ、納札や納経帳、金剛杖などの遍路用品一式が揃います。その売店で記念のお土産に、香りの良いお線香を買ってきました。

 龍の天井画が書かれた霊山寺本堂の天井(写真拡大)

四国の霊場には、本堂と大師堂があります。霊山寺の大師堂は、放生池の右側に赤い立派な橋が架かり、その先のお堂が大師堂です。
霊場巡拝の順序は、寺の山門前で合掌・一礼をして、山門をくぐったら手を洗い、口をすすぎ、身を清めます。本堂にて納め札または写経を所定の場所に納めて礼拝してから、大師堂に参拝します。参拝は、ローソク、線香3本とお賽銭をあげます。お参りが終わったら納経所にてお納経を受けて、寺を出る時は、山門にて合掌・一礼をします。

 霊山寺大師堂(写真拡大)

また、多宝塔の並びには初七日から三十三回忌までを追善供養する十三仏(不動明王、釈迦如来、文珠菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩、弥勒菩薩、薬師如来、観音菩薩、勢至菩薩、阿弥陀如来、阿閃如来、大日如来、虚空蔵菩薩)が等身大で並んでいます。

 十三仏堂(写真拡大)

納経所は本堂の横と大師堂の裏手にあり、巡礼用品は全てここで揃えることが出来ます。納経所で、ご朱印を頂きました。

 納経所(写真拡大)

道の駅第九の里
次の目標の道の駅第九の里へは、県道12号を戻り、県道41号交差点で北に進み、道の駅には13時少し前に付きました。

 道の駅第九の里(左・中・右写真拡大)

道の駅第九の里(鳴門市大麻町桧字東山田53)は、2006年7月8日に鳴門市西部の四国の72番目の道の駅として誕生しました。鳴門市が整備を進めている「ドイツ村公園」の中核施設である「ドイツ館」と「賀川豊彦記念館」の敷地内に設けられるため、道路利用者だけでなく「ドイツ村公園」見学者にも利用しやすい施設です。名称の由来は、日本で初めてベートーベンの交響曲「第九」が演奏された場所と言われ、敷地内には、ベートーベンの像、鳴門市ドイツ館、鳴門市賀川豊彦記念館があります。
また、周辺には大正時代にドイツ兵俘虜と深く交流をもったことで当時の面影を数多く残し、観光スポットとなっています。(道の駅第九の里ホームページから)

 道の駅第九の里全景(道の駅第九の里ホームページから) 

物産館の建物は、国登録有形文化財の旧板東俘虜収容所を移築したものです。物産館では、地場物産の販売や、軽食コーナーではドイツにちなんだ食事が味わえます。ドイツを思いだして、ソーセージとパンで昼食をとりました。

 道の駅第九の里でドイツメニューの食事(写真拡大)

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