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大森町界隈あれこれ 大森町風景 梅屋敷公園京急高架化工事その後(第1回)

2007年06月17日 | 大森町界隈あれこれ 風景
kan-haru blog 2007

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梅屋敷公園付近の高架化工事
京浜急行の高架化工事も急ピッチで、高架橋の架設準備が進んできました。
梅屋敷公園付近の高架化工事に伴い歴史ある文化遺産の姿を記録するため、昨年9月16日に梅屋敷公園を探索(「大森町界隈あれこれ(N32) 大森町風景 梅屋敷公園」参照)し、情報を集めました。

梅屋敷公園付近の高架橋の架設準備もかなり進展し、公園の一部を平成23年12月まで占有(公園の一部占有のお知らせ)して工事を行うため、かなりのスペースにわたり塀が設けられ、一般の利用が出来なくなることのお知らせがありました。
その状況を取材するため、前回から8ヶ月経過の5月19日に梅屋敷公園付近を探訪しました。

梅屋敷公園付近から多摩堤通り間の高架橋
先ず、梅屋敷公園付近の高架橋の架設状況を見るため、梅屋敷から京急本線沿いに多摩堤通りまで歩いてみました。歩いたコース(地図参照)は、梅屋敷駅から第一京浜国道に出て南下し、6輌編成の各駅停車の2輌のドアーを開けられない(ドアカット)理由の梅屋敷第1踏切(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 梅屋敷駅付近(第1回)」参照)を渡り、京急本線の西側通路を進みながら高架橋の架設状況を見てきました。

梅屋敷第2踏切(梅屋敷公園北側)付近の線路は、カーブ緩和のため下り線が平成17年12月に、上り線が平成18年2月に第一京浜国道側に約3mほど移動されております。

 左:梅屋敷第2踏切(地図①)から京急蒲田方面を望む(クリックで拡大)
 中:梅屋敷第2踏切(地図①)から梅屋敷駅方面を望む(クリックで拡大)
 右:梅屋敷第4踏切付近(地図②)から京急蒲田方面を望む(クリックで拡大)

梅屋敷第3踏切(梅屋敷公園南側)付近から梅屋敷第4踏切(多摩堤通り)の間では、部分的に高架橋の架設が進んでおり、この付近は京急蒲田駅に近く蒲田駅の高架化(「大森町界隈あれこれ(P32) 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第1回その3) 」参照)は上下線を別個にした2階建てで架設されるので、この付近の高架橋もその延長で2階建ての高架橋です。

 左:梅屋敷第4踏切付近(地図②)から京急蒲田方面を望む(クリックで拡大)
 中左・中右・右:梅屋敷第4踏切(地図②)から梅屋敷方面を望む(右クリックで拡大)


 左:第一京浜国道(地図④)から高架橋を望む(クリックで拡大)
 中:第一京浜国道(地図④)から高架橋を望む(クリックで拡大)
 右:梅屋敷第3踏切(地図⑤)から京急蒲田方面を望む(クリックで拡大)

文化遺産の消滅
梅屋敷第4踏切を渡り第一京浜国道に出て北上し、梅屋敷公園南側(梅屋敷第3踏切付近)から公園に入りました。公園の入り口付近は、高架化工事のための占有が思った以上に広く(梅屋敷公園航空写真参照)取られ柵が施され、柵内には貴重な文化遺産の複数の石碑が取り込められ、しかも工事のための建屋まで作られてました。

 左:高架化工事のため柵で占有された文化遺産の石碑(クリックで拡大)
 中:公園南口は工事のため人がやっと通れる程度に狭められた(クリックで拡大)
 右:工事のためかなりのエリアが占有され味気のない風情となった公園(クリックで拡大)

如何に、交通緩和のための公共事業とはいえ、文化遺産の保護の配慮を犠牲にした工事は寂しい感じです。特に、無形の文化遺産は、なくなれば二度と再現できません。このようにして、歴史的貴重な遺産は徐々に消えていきます。

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