K&A

kan-haruの日記

大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第14回)

2008年02月16日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

< 総合INDEX へ

大森町駅ホーム上工事機械の移設
大森町駅ホーム上に設置の工事機械の位置は、2月13日にホーム中央付近にまで南下して、大森町駅高架化ホーム建設の準備が進んでいることを窺わせます。
ホーム上に設置の工事機械の移動は、仮設ホームの板を外し、ホームの屋根を削り、電車架線の鉄柱を移設移動し、架線の張り替えなどの作業を終電車が過ぎてから始発電車までの間に行います。工事機械は、上部にクレーンを載せて相当の重量があり、4本の柱で支えたやや不安定に感じる構造で、移動のための仮設レール上を動かします。

1号工事機械位置移設前(2008.1.7撮影)    1号工事機械位置移設後(2008.2.13撮影)

工事機械の移設を見る
工事機械の移動は、深夜から明け方にかけて行いますので見ることができませんが、工事機械の移設前後には電車架線鉄柱の移動と架線の張り代えがあり、その変化を追ってみると工事機械の移設作業が単純ではないことがわかります。

2月13日の工事機械の移動では、上り線ホーム屋根の傍にある懸垂架線柱(工事機移設前写真2月2日撮影参照)が工事機械にかかるため、架線柱を同ホーム先端に移設(工事機移設後写真参照)されました。
京浜急行電鉄の高架化工事現場付近の架線は、架空電車線方式でトロリー線と吊り架線のシンプルな懸垂線タイプです。工事場付近では電線への接触防止のため、吊り架線と架線に沿って張られている饋電線には、絶縁性のチューブが巻いてあります。

 ホーム上の1号工事機

架線柱は、移動が容易にできる様に、一本柱の片腕支えの架線柱で上下線の2本の架線を張ってあります。また、架線柱は工事機械の移動に伴い移設を行いながら、電車線架線が張られますので、工事機械の天井下には吊り架線支持金具が設けられています。

  現在の工事機の位置と茶色部高架橋と連絡橋は完成した高架部を示す

高架化駅建設の準備に入る
2号工事機械により建設の第4番目の高架橋は、1月には柱と梁のみでしたが、2月13日には高架橋の形態に出来上がっていましたが、3番目の高架橋間の連絡橋は未完でした。

  高架橋建設工事中の2号工事機械

連絡橋が掛かると、2号工事機械も大森町駅ホーム上に移設され、大森町高架駅の工事が始められる様で、下り線ホームの塀や大森町第1踏切下り線路補修も行われ、近接の立ち退き住宅の取り壊しなどが見受けられます。

  工事中の第4高架橋

< 総合INDEX へ
毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(2月分掲載Indexへ)
カテゴリー別Index 大森町界隈あれこれ 京浜急行総目次
<前回 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第13回) へ
次回 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 梅屋敷駅付近(第6回) へ>
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大森町界隈あれこれ 二月の風... | トップ | 大森町界隈あれこれ 京浜急行... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

大森町界隈あれこれ 京急関連」カテゴリの最新記事