THE POTTERING LOG BOOK

五十路を迎えた自転車乗りのブログです!
たまにYachtも乗ります!

夕立もまた愉しからずや

2010年07月26日 21時44分51秒 | 自転車

連日の灼熱地獄、これでは走る気もなくなる。
サクッと一風呂ならぬひと雨浴びて、清涼感を得る。昨日の夕立はまさにそんな感じだった。



横瀬から定峰峠を経由してグリーンラインへ。
日が高くなる前にお山に登って、日差しの強い日中はお山に避難する計画だ。


白石峠、大野峠を越え、刈場坂峠に12時過ぎ。
遠くで雷がゴロゴロ鳴っている。


飯盛峠あたりまで来たら、ぽつぽつと雨粒が落ちてきた。
関八州見晴らし台で「アメッシュ」を確認すると雨雲は少し西よりだ。先を急ごう。




道路をふさぐ杉の木
直近のゲリラ豪雨で倒れたのだろうか、車1台通るのがやっと。
他にも土砂が流れた後、折れた枝などが道路に散らばり走りにくい。
パンクやスリップに注意し、雨粒を気にしながら下っていく。


一本杉峠で、笹郷線を登ってきた若いTrek君と出会う。
「峠はどっちですか?」と聞きながらついてきた。
「まだ登りたいなら反対だよ。」と教えたけど、
「練馬に帰りたい」という、地図も持たずに初めてお山に登たらしい。
おいおい・・・


遭難されても困るので、飯能まで案内してやることにした。
峠は初めてというだけあって、登りも下りも遅い。
「速いっス」なんて、見え透いたお世辞を言うが悪い気もせず。
おじさんはついつい頑張ってしまった。
おかげで久しぶりに足を使ってしまう。アホやなぁ、おいら。


巾着田に下山。雨は相変わらずポツリポツリ。
グリーンラインで本降りにならず助かった。
荒れた路面、更に雨降りでは目も当てられない。


セブンでガリガリ君休憩。近頃は梨がお気に入りだ。
Trek君は、「毎週お山に来たい」とか「登りのコツがわかってきました」など勝手なことをほざく。
その前に地図くらい買えよ。と言いかけたがやめておく。


299号を飯能まで来たら、Trek君「道わかりました!」でお別れ。
アタシは裏道を抜け、阿須の駿河台大学へ
金子へ抜ける峠を登り始めたら、ついに雨が降ってきた。
本降りだ。気温が下がる。
しかし、道路には木立が覆いかぶり、ほとんど濡れない。走りやすい。
涼しくていい感じだ。


峠についたがまだ雨はやまない。
これから先は木立がないので、ここで雨宿り。


日が差し、小雨になったので走りだしたが、しばらくすると再び本降りに逆戻りだ。
1面茶畑で今度は雨宿りする場所がない。
しかし、雨の中も涼しくて気持ちが良い。

勿論いいことばかりではない。
砂利を巻き上げ、ブレーキがガーガー泣くと、まだ新しい寒波リムのヘリが気に掛る。
サングラスの視界も悪い。


少し南下し圏央道まで来たら夕立は止んだ。ここから南は雨の降った形跡もなかった。


先週は下山後、うだるような暑さの中を走り、ミミズのように干からびて帰宅したが、それよりは涼しい夕立の方がよっぽどよかった。
ただし、帰宅後、汚れた自転車やジャージの洗車と洗濯に追われ、ビアタイムを1時間繰り下げることになったのが残念であった。


グリーンラインでは、来週イベントが様子。
走行には十分気をつけて、