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山遊びの日々

山スキー、沢登り、クライミングの備忘録

白沢天狗山 東尾根

2021-01-01 20:00:00 |  山スキー

■2021年1月1日(金)
■ルート:爺ヶ岳スキー場8:03~矢沢林道~堰堤渡渉9:40~東尾根1530m12:40~北東面の沢~矢沢林道~爺ヶ岳スキー場14:11
■メンバー:単独

初詣は地元のローカルエリアへ。
標高差600mの単独膝ラッセルで修行した後は、白い粉で身を清めてまいりました。

【備忘録】
・今シーズンは雪が早い。この時期に白沢天狗に登れるのは珍しい。
・いつもはスキー場のリフト終点から入るのだが、今回は矢沢林道を詰めてみた。
・いつもの堰堤上の渡渉は沢が埋まっておらず、際どいところで板を脱がずに何とか小沢を渡ることができた。(帰路は板の先端が水没)
・ラッセルは林道が脛程度だったが、尾根に取り付いてから膝ラッセルとなり、かなり苦しい登りだった。
・今日は尾根の1530mで終了、いつもの沢状を快適に滑る。雪が深いため緩斜面は下りラッセルとなる。
・スキー場の積雪:130cm


藪はほとんど埋まっている




膝ラッセル






鼻水が凍っとる


渡渉ポイント





神奈山

2020-12-28 17:56:03 |  山スキー

■2020年12月27日(日)
■ルート:妙高国民休暇村8:18~藤巻山8:41~1794夏道尾根のジャンクション14:05~藤巻山~国民休暇村15:55
■同行メンバー:I顧問、M山pro

2020-2021シーズンの幕開けは神奈山へ。
先週の強い寒波で山にたっぷりの雪が積もった。
昨シーズンがは記録的な雪の少なさで泣かされたが、今シーズンはまとに過ごせるだろう。

神奈山は今回で2回目。
前回は2003年だから実に17年ぶりとなる。
その時はY隊長と関温泉スキー場からリフトを使って夏道のある尾根を山頂まで登ったのだが、傾斜がきつく尾根幅も狭いためあまり山スキー向けではないと感じた。

今回のルートはその1本北にある尾根。藤巻山を経由して登るルートだ。
リフトは使わないので歩く距離は長いのだが、適度な傾斜が続く山スキーに適したルートと言える。


ブナの森を行く。とてもいい雰囲気。
先行トレースがあったので楽させてもらった。


1400m辺りでブナの森を抜け、広々とした尾根に上がる。
北に目をやると容雅山と大毛無山がきれいに見えた。
容雅山、かっこいい!


山頂が見えてきたが先は長い。




1794m夏道尾根のジャンクション。
ここで妙高が姿を現した。
時間は既に14時過ぎ。タイムリミットにてここから下ります。


滑降準備。天気は申し分なし。
風もないし最高の山スキー日和だ。


ひゃっほ~!









横前倉山

2020-03-21 19:00:00 |  山スキー

■2020年3月21日(土)
■ルート:小谷村北野(ブナの木亭の手前)7:17~南俣沢~風吹山荘10:40~風吹大池~小敷池~横前倉山11:37~北東面滑降~南俣沢~北野13:43
■:同行メンバー:M山さん、中隆

三連休の中日、天気がよさそうなのはこの日しかない。
焼山北面(空沢山)に行くか迷ったが、白馬・小谷は今週ある程度の積雪があったので北野から風吹大池経由横前倉山へ行ってみた。
横前倉山の北東面は過去2回滑っているが、ガリやモナカで良い雪に当たったことがなかった。
今回は前日の降雪がまだ生きていて雪質もそこそこ。
楽しい滑りが満喫できた。

【概要】
例年なら北野集落の外れにある小広場からスタートとなるのだが、ぶなの木亭の少し手前まで林道を車で上がることができた。
いつものように標高930で林道を離れて温泉成分が出ている沢の左岸を登るが、「赤い滝」の巻きは雪の付が悪く賞味期限間近だった。(帰りは雪解けでギリギリ滑れる状況だった)




南俣尾根の最低鞍部を乗越し、南俣沢in。
この辺に来ると藪は気にならない。


途中で見つけた標識。いつもは雪で埋まっているので初めて見た。
登山道上ではないからスキーツアー用のものと思われる。
だとするとこのルートはクラシックルートということか?


南俣沢標高1500の三俣。夏は湿原なのか?
テントを張りたくなるくらい気持ちの良い場所。


南俣沢の上部。広々とした沢で雰囲気がよい。
沢の中は無風で暑かったが、稜線が近づくと次第に風が強くなってきた。
風を避けるため風吹山荘の建物の横でしばし休憩。


小屋から風吹大池に出ると、フスブリ山方面からソロのスキーヤーが滑り込んできた。
後で分かったことだがツイッターのフォロワー青さんだった。


横前倉山頂から北東面へ滑り込む。
パウダーとはいかないが、昨日の新雪が冷蔵されていて気持ちよく滑れる。















南沢へ戻るため標高1650から南へトラバース。沢をいくつか横断して標高1400で南俣沢のトレースに合流。
ルートどりは概ねうまくいった。
あとは重雪、ストップ雪を楽しみ?ながら往路を下山。
充実の山行だった。
今度は天狗原から土沢林道までの突き抜けをやってみたい。


黒姫山(大ダルミ経由)

2020-02-29 19:25:43 |  山スキー

■2020年2月29日(土)
■ルート:大橋8:21~大ダルミ11:18~1900m外輪稜線13:58~南西斜面滑降~大橋15:13
■同行メンバー:I顧問、M山pro、M島さん

【概要】
一昨日にまとまった降雪があったため期待して出動。今季初の黒姫だ。
ルートは大ダルミを経由して小黒姫に登る予定だったが、予想以上の重雪ラッセルに時間切れで小黒姫はパス。
大ダルミから小黒姫へのルートは2008年1月の山スキー会の新年会でトレースしていたのを思い出した。
当時の新年会はよく大ダルミにベースキャンプを設営し、周辺の山を滑りまくっていた。






大ダルミ。
またここで一夜を過ごしてみたいと思える場所。




1900mの外輪山から高妻、乙妻。


重い雪だがスキーは回していける。







跡杉山北面

2020-02-24 19:57:32 |  山スキー

■2020年2月24日(月)
■ルート:笹野集落7:45~林道~698P9:25~跡杉山11:37~北面滑降~林道~笹野集落13:38
■メンバー:単独

【概要】
三連休の最終日は跡杉山へ。




笹野集落手前の林道分岐から出発。
林道の路面が露出しており板を担ぐ。この先を考えると心が折れそうになるが、とにかく行けるところまで行こうと決心する。


しばらく登ると積雪量も増えるが、何か所は雪が消えている。
地図上698から北面に入る。藪はもちろん、いつもはない小沢が出ているので先を見通しながら進む。
昨日の新雪が10cmくらい。ラッセルは楽だ。
1,000mの台地を過ぎ、最後の250mの急斜面の処理がこのルートの肝だ。
今回は昨年2月より西寄りのやや尾根上のルートをとったが比較的登りやすかった。


山頂直下。雨飾山がお出迎え。


山頂から海谷山塊と日本海


北ア・朝日、雪倉方面
とにかく最高に天気が良かった。


沓形山と大渚山方面


山頂から北面へ。ひゃっほ~!
昨日の新雪が温存されていた。