ひと日記

お気に入りのモノ・ヒト・コト・場所について超マイペースで綴ります。

Blue blazer with mother of pearl shell buttons

2010-06-26 04:00:00 | 白井さん


 明るいブルーのざっくりした織りの生地に白蝶貝釦のブレザー、白い超細番手ポプリンのドレスシャツとリネンチーフ、鮮やかなグリーンとパールのレジメンタルタイ、生成り色の麻のパンツ、ホワイトバックス・・・まさに“夏のブレザースタイルの王道”と呼ぶに相応しい完璧な着こなしが、梅雨の晴れ間の強い陽射しが降り注ぐ横浜・馬車道に実に良く映える。この日は白井さんも興が乗ってこられたのか、ご自身のアイディアで小道具として紙巻煙草を手挟み撮影に臨んでくださった。

  

“すわ!白井さん喫煙復活か!?”と驚かれた方。煙草はあくまで今回の撮影用に小道具として手にされているだけなのでご安心あれ。

   

 写真ではなかなかお伝えするのが難しい上に言葉で伝えるのも至難の業なのだが、今日のネクタイは、変な表現の仕方だが、とても上品なレジメンタル・ストライプだ。表面が“ボワ~”っとしていて、発色が、何と言うか実に“柔らかい”のだ。その原因について、白井さんは『縦糸に“ベージュの糸”が使われているんじゃないかな。普通、殆どのネクタイは縦糸に“紺の糸”が使われているんだけど。』とご推察されていた。

 靴はチャーチ(英)。もちろん白井さんがチャーチ社に別注した信濃屋オリジナルの名品だ。白井さんは、所有していたチャーチの殆どを人に譲ってしまわれていて、現在お手元に残されているのは3足のみと伺っている。2足(サンダルウッドカーフのクォーターブローグコンビネーションのウィングティップ)は既にご紹介しているので、今日のホワイトバックスで最後となる。ちょっと寂しい(涙)。

 『“内羽根・プレーントウ・レザーソール”ってところがポイントだね(笑)。』(白井さん談)

 とのこと。同じホワイトバックスでも“外羽根&レッドラバーソール”のカジュアルなモデルとは全く異なり実にクラシックな佇まいだ。

   

 もう一点、余談ですが、この日の“白井さん”撮影の約12時間後に、サッカー日本代表がFIFAワールドカップ南アフリカ大会決勝トーナメント進出を決め、日本中が青く染まりました!

 白井さんはサッカーにはあまり関心をお持ちではないので、恐らく偶然の賜物と思いますが、今日の白井さんの着こなしも何となく“ジャパンブルー”な感じに思えてしまいます(笑)。この項とは直接関係の無い話題なのでこれ以上は差し控えますが、この場を借りて我が代表を称え、次戦の健闘を祈ります。おめでとう!頑張れニッポン!!



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