ひと日記

お気に入りのモノ・ヒト・コト・場所について超マイペースで綴ります。

黄色いコットンスーツ

2010-05-06 04:00:00 | 白井さん


 今日、5月5日は五節句の端午、二十四節気の立夏。ついこの間まで続いていた肌寒さは何処へやら・・・連休中の首都圏は快晴に恵まれ、“夏”の到来を肌で感じる陽気となりました。

 今回も好天に誘われて屋外での撮影にチャレンジしてみましたが、私の撮影技術が未熟な為に何故か影で白井さんが真っ二つになっている上の写真が一番写りが綺麗でした(汗)。白井さん、申し訳ありません(汗)。

 

 “コットーネ(cotone)”・・・今日の白井さんは、初夏の陽射しに映える“コットンスーツ”の着こなし。このスーツの登場は2年ぶりとのことで大変貴重なショットです!

 この日まず最初に目に飛び込んできたのは“黄色”!前回の撮影時に白井さんからは『今度は黄色いコットンスーツ着てくるよ。』と予告されていたのですが、その余りの“黄色っぷり”には度肝を抜かれてしまいました。“きっとこの色には何か特別な思い入れがあるに違いない”と踏んだ私でしたが、白井さんにこの色を選ばれた理由を伺ったところ『特別な意味は無いよ。』とのこと(汗)。因みにカンパーニャ(伊)製です。

 

 この日はこのブログの撮影前に、服飾評論家の遠山周平さんがご来店されていたそうで、ウェスタンスーツ、 LBJハット、西部劇について服飾談義をされたのだとか。LBJハットというのは鍔が小さいウェスタンハットで、1964年東京オリンピックの開会式でアメリカ合衆国代表選手団が被っていたのがまさにそのLBJハットだったのだそうです。名前の由来はテキサス州出身のジョンソン大統領(Lyndon Baines Johnson)から。上の写真は遠山さんの記事を熟読する白井さんと、白井さん私蔵のスクラップ写真集からLBJハットとランチコートのカウボーイ達のモノクロ写真。

 白井さんとウェスタンは切っても切れない関係で強く結ばれていて、西部劇を観ずして白井さんとは語れない!といっても過言ではありません(注・過言です)。ジョン・フォード、ジョン・ウェイン、ジェームス・スチュアート、アラモの砦、デイビー・クロケット、ボーイズナイフetc、私は辛うじてジョン・ウェインを知る程度で、毎回白井さんから聞かれる言葉は未知のモノばかりですが、これらについて一つずつ調べながら知識を増やしていくことも私の密かな楽しみになっています。

  

 今日のスーツに合わせてシャツは細かいチェック柄のBD。およそ2~3年ぶりに登場させたそうです(笑)。ネクタイはごくシンプルな無地を選択。靴は2回目の登場、柔らかいスウェードを使ったシルヴァーノ・ラッタンツィのセミブローグ。

 

 前回の極めてクラシックな着こなしから一転、今日はリラックス感溢れるコットンスーツの特徴を活かし、アクティブで若々しくカジュアルなイメージで、全体をシンプルに纏められたという印象を受けました。



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