※以下敬称略あり
※ほとんどがセリフのないアニメです。ですので、内容を取り違えているかもしれません。
※ほとんどが英題をそのままカタカナにして(フェスでの)日本語タイトルとなっていますが、さらに私が勝手に仮の日本語訳をつけたものもあります(()カッコの中に入っています)。
※イラストは、作品の印象から私・ひろさわが勝手に描いたものです。全然映画そのものとは違う可能性がありますよ
----------------------------
この日、早めに起きたということもあり、配布用DVDのパッケージを出力しに行く。
(こんなこともあろうかとUSBメモリにPDFを入れていた)
コンビニではデータ読み込みが遅いのだが、
こんな早朝ではカンプリもキンコーズも空いていない(お店自体は非常に近くにあるのに・・・)
※写真は後日撮影したものです。
この日は、まだ朝食を軽くとるだけの余裕はあった。
(翌日以降、朝食抜きとか、○ィダーインゼ○ーとかだけになっていく)
疲れてはいるけどすっきりとした頭で会場到着!
ラッピーさん、おはようございます。
とりあえず、小ホールへ向かいました。
日本アニメ大特集2 『漫画誕生』『アニメ新画貼』
戦後に日本のアニメ史をダイジェストでまとめたもの(だと思う)
手塚治虫の『展覧会の絵』も話題になっていたはず。
ウーマンリブの話もあったけど、あれは「おす(male)」だったのだろうか・・・
「桃太郎・海の神兵(瀬尾光世)」は、なにやら空母からの発信シーンがマクロスぽい感じがした。
白状すると異様にかっこいいんです。そのくせキャラは柔らかそうな3頭身動物で、唇と歯はリアル気味で・・・なんというギャップ。
もっとも全編見ると内容に寒気を感じるかもしれない。
当然というか、それに対応するような形で、「くもとちゅうりっぷ(政岡憲三)」も出てきます。
※30年ほど前、この二つがリバイバルで同時上映された気がする(見てはいない)
11:20~ ベスト・オブ・ザ・ワールド
1・アリアドネの糸
洗濯物が物干しに吊られている。
その衣服から、時の流れを感じさせるというもの。
白ブリからカラブリになる間に、
"Just one step for man..."の歴史的な月からの声がラジオから聞こえてきたりする。
※別に魚や野球の話はしてません
部屋の中には、ひきこもりのドラ息子がいるらしい。
そのドラ息子が家を出て、立派になって帰ってきたのだけど・・・
あとあとの作品も見て思ったのだけど、
干されている洗濯物をモチーフにするアニメってけっこうあるんですね。
人間の形を想起させながら人間でない(特に顔と手がないという点が重要か)ところが魅力なのか。
Q:どのあたりが「アリアドネの糸」なのか
A:洗濯物というのは布でできていて、その布は糸でできている。そういう意味でモチーフがつながっている。
もちろん、アリアドネはテセウスを救った女性・ミノス王の王女だ。
ミノタウロス(ミノス王の息子という話もある)の迷宮から脱出できるように、毛糸の束を渡した。
しかし、アリアドネ自身はテセウスから見捨てられ、酒の神デュオニソスの妻となった。狩猟の女神アルテミスに射殺されたという話もある。
私が思い起こすのは「アルテウスの復讐」シリーズのアリアドネだが、とにかく報われない・・・
2・ニーザー・フィッシュ・ノア・フレッシュ(「海のものでも山のものでもなく」)
自分の体から鳥とネズミを作り出した神様(なんとなく中南米ぽい)が、
次にコウモリを作り出した。
例のごとくどちらの仲間にもなれないのだが、やがて昼に寝て夜に起きることにより、住み分けをすることになった。誰にでも、自分に適した場所はあるのだろうというお話。
難しい言い方をすると、アイデンティティ=クライシスとその解決。
シンプルな形と印象的な色づかいで描く。
6・ジョン=ハラス リメンバード:アン アニメーター アヘッド ヒズ タイム
なにやら覚えのある炎のアニメが出てきたと思ったら、「動物農場」だった。
いろんな人がジョン=ハラスを回顧します。
そういえば、この「動物農場」の作者(ジョージ=オーウェル)が、「1984」(War is Peaceの絶望的な逆説)も書いたのだった・・・
※1984ネタは、おそらく「音楽狂の犬(ポール=グリモー)」にも出てきてます。
この方が書かれた「アニメーションのタイミング技法」、かなり前に買ってますけど、今も参照することがありますね。
10・ジ オールドマン アンド ザ バード(「老人と鳥」)
冒頭の映像
会場の階段部分にでっかいポスターが張られていました。
これ、恐るべきことに、学生作品なんですね~
老人の描き方・死生観が、若い人ぽいかもしれない。
実際の老人が老人を描くと、また違う感じになる気がする。
(黒澤映画の「生きる」(若)と、「夢」(老)みたいな感じで)
後日のパーティで、監督さんが「鳥は自由の象徴」と言ってたような気がする(違うかもしれない。別の人かもしれない。なにせ会話を横から聞いていただけなので)
※さて実際の鳥は見た目ほど自由でありますか、という問題は、ウルトラマンネクサスの憐編でやってました
人形アニメですが(一部3DCGを併用してるかも)、床に舞う粉雪の感じがすごかったですね。触れられそうな感じ。
時の流れの違和感には気が付いて、やはりこの終わりなのかと思いましたが、もしそうなるとわかっていたとしても、やはり老人は外に出たんじゃないでしょうかね・・・
脳内に「鳥と少年(ここーにおりておいで~つばーさやすめにおいーでー)」がリフレインするのですが、
こうなったら「中年と鳥」を作るしかない!? (ヤキトリしか思い浮かばん)
---------------------------
リンクを作るために検索し、絵を見てみましたが、かなり記憶とは違うなあ・・・
あ、一日目の日記はまだ続きます。
※ほとんどがセリフのないアニメです。ですので、内容を取り違えているかもしれません。
※ほとんどが英題をそのままカタカナにして(フェスでの)日本語タイトルとなっていますが、さらに私が勝手に仮の日本語訳をつけたものもあります(()カッコの中に入っています)。
※イラストは、作品の印象から私・ひろさわが勝手に描いたものです。全然映画そのものとは違う可能性がありますよ
----------------------------
この日、早めに起きたということもあり、配布用DVDのパッケージを出力しに行く。
(こんなこともあろうかとUSBメモリにPDFを入れていた)
コンビニではデータ読み込みが遅いのだが、
こんな早朝ではカンプリもキンコーズも空いていない(お店自体は非常に近くにあるのに・・・)
※写真は後日撮影したものです。
この日は、まだ朝食を軽くとるだけの余裕はあった。
(翌日以降、朝食抜きとか、○ィダーインゼ○ーとかだけになっていく)
疲れてはいるけどすっきりとした頭で会場到着!
ラッピーさん、おはようございます。
とりあえず、小ホールへ向かいました。
日本アニメ大特集2 『漫画誕生』『アニメ新画貼』
戦後に日本のアニメ史をダイジェストでまとめたもの(だと思う)
手塚治虫の『展覧会の絵』も話題になっていたはず。
ウーマンリブの話もあったけど、あれは「おす(male)」だったのだろうか・・・
「桃太郎・海の神兵(瀬尾光世)」は、なにやら空母からの発信シーンがマクロスぽい感じがした。
白状すると異様にかっこいいんです。そのくせキャラは柔らかそうな3頭身動物で、唇と歯はリアル気味で・・・なんというギャップ。
もっとも全編見ると内容に寒気を感じるかもしれない。
当然というか、それに対応するような形で、「くもとちゅうりっぷ(政岡憲三)」も出てきます。
※30年ほど前、この二つがリバイバルで同時上映された気がする(見てはいない)
11:20~ ベスト・オブ・ザ・ワールド
1・アリアドネの糸
洗濯物が物干しに吊られている。
その衣服から、時の流れを感じさせるというもの。
白ブリからカラブリになる間に、
"Just one step for man..."の歴史的な月からの声がラジオから聞こえてきたりする。
※別に魚や野球の話はしてません
部屋の中には、ひきこもりのドラ息子がいるらしい。
そのドラ息子が家を出て、立派になって帰ってきたのだけど・・・
あとあとの作品も見て思ったのだけど、
干されている洗濯物をモチーフにするアニメってけっこうあるんですね。
人間の形を想起させながら人間でない(特に顔と手がないという点が重要か)ところが魅力なのか。
Q:どのあたりが「アリアドネの糸」なのか
A:洗濯物というのは布でできていて、その布は糸でできている。そういう意味でモチーフがつながっている。
もちろん、アリアドネはテセウスを救った女性・ミノス王の王女だ。
ミノタウロス(ミノス王の息子という話もある)の迷宮から脱出できるように、毛糸の束を渡した。
しかし、アリアドネ自身はテセウスから見捨てられ、酒の神デュオニソスの妻となった。狩猟の女神アルテミスに射殺されたという話もある。
私が思い起こすのは「アルテウスの復讐」シリーズのアリアドネだが、とにかく報われない・・・
2・ニーザー・フィッシュ・ノア・フレッシュ(「海のものでも山のものでもなく」)
自分の体から鳥とネズミを作り出した神様(なんとなく中南米ぽい)が、
次にコウモリを作り出した。
例のごとくどちらの仲間にもなれないのだが、やがて昼に寝て夜に起きることにより、住み分けをすることになった。誰にでも、自分に適した場所はあるのだろうというお話。
難しい言い方をすると、アイデンティティ=クライシスとその解決。
シンプルな形と印象的な色づかいで描く。
6・ジョン=ハラス リメンバード:アン アニメーター アヘッド ヒズ タイム
なにやら覚えのある炎のアニメが出てきたと思ったら、「動物農場」だった。
いろんな人がジョン=ハラスを回顧します。
そういえば、この「動物農場」の作者(ジョージ=オーウェル)が、「1984」(War is Peaceの絶望的な逆説)も書いたのだった・・・
※1984ネタは、おそらく「音楽狂の犬(ポール=グリモー)」にも出てきてます。
この方が書かれた「アニメーションのタイミング技法」、かなり前に買ってますけど、今も参照することがありますね。
10・ジ オールドマン アンド ザ バード(「老人と鳥」)
冒頭の映像
会場の階段部分にでっかいポスターが張られていました。
これ、恐るべきことに、学生作品なんですね~
老人の描き方・死生観が、若い人ぽいかもしれない。
実際の老人が老人を描くと、また違う感じになる気がする。
(黒澤映画の「生きる」(若)と、「夢」(老)みたいな感じで)
後日のパーティで、監督さんが「鳥は自由の象徴」と言ってたような気がする(違うかもしれない。別の人かもしれない。なにせ会話を横から聞いていただけなので)
※さて実際の鳥は見た目ほど自由でありますか、という問題は、ウルトラマンネクサスの憐編でやってました
人形アニメですが(一部3DCGを併用してるかも)、床に舞う粉雪の感じがすごかったですね。触れられそうな感じ。
時の流れの違和感には気が付いて、やはりこの終わりなのかと思いましたが、もしそうなるとわかっていたとしても、やはり老人は外に出たんじゃないでしょうかね・・・
脳内に「鳥と少年(ここーにおりておいで~つばーさやすめにおいーでー)」がリフレインするのですが、
こうなったら「中年と鳥」を作るしかない!? (ヤキトリしか思い浮かばん)
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リンクを作るために検索し、絵を見てみましたが、かなり記憶とは違うなあ・・・
あ、一日目の日記はまだ続きます。
休憩中にパンフにメモしたり、
帰ってきてからノートに書いたりしてます。