ヒロノブログ

Swinging Popsicleのヒラタヒロノブのブログです。

代々木にて

2020-12-04 10:50:00 | Weblog



代々木にて。

Zher the zooの2020年、年内で閉店するとの知らせを受け、
仲間が集まり音楽を鳴らしました。

ハックルベリーフィンのサクちゃん
プレクトラムのタイちゃん、
カスタネッツの牧野さんとベーシスト淳くん、
溝渕ケンイチロウくん。

企画は高橋浩司先輩。

良い夜だった。

ライブはパフォーマンスが良いとか悪いとか、
そういうのもあるけど、
その人に会いに行くって要素がつくづく大きいと感じます。

この日はリハから終演後まで、
入れ替わり立ち代わり
たくさんの人が出演者に会いに来てくれる光景を目にしました。

ライブは、
僕らはえげつないほどに
Swinging Popsicleらしく演奏したと思う。
僕らにしかできない3声のハモリも、
二本のアコギとベースで裸になる楽曲たちも、
誇らしく集まってくれたみなさんと、
Zher the zooの壁に染み込ませることができたんじゃないかな。

ラストの「I just wanna kiss you」で
健一郎くんにその場でオファーして
ドラムを叩いてもらったのも、
5年ぶりくらいに曲の中で
僕らが再会する様を小さなリアルなエンタメとして届けたかったのです。
だから間違えてもイイし、
テンポがぐちゃぐちゃになってもいい。
それが広島と東京で離れて暮らす我々が
無くなってしまうザーザズーのステージでしか鳴らすことのできない音楽だと思うのです。

ザーザズーの好きなところは、
以前に比べて音が良くなったところです。
初期のザーザズーはお世辞にも良い音とは言えなかったし、
ステージ上のモニターもやりにくかった。
こんなやりにくいんだったら
もうやらなくてもイイんじゃないかって思ってました。
だから僕らは消極的にザーザズーに出演しました。
仲間にイベントで呼ばれたときだけ。
なんとなく晴れ晴れしない気持ちでザーザズーのステージに上がりました。
だけど毎回、その音が良くなっているのを感じ、
昨年のペンフレンドクラブのイベントに出たときはとても気持ち良く演奏できた記憶があります。
きっとスタッフとPAがいろいろと改良に改良を重ねて今の音に辿り着いたのでしょう。

僕はザーザズーのそういった弛まぬ努力みたいなものを出る度に感じていました。
僕はザーザズーのそんなところが好きです。

PAの古川さんとは
またどこかで僕らの音を一緒に鳴らせたらいいなぁ。

お世話になりました。
感謝です。

僕らが音楽を続けている限り
またどこかでみんなと集まれると思います。











コメント
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