とりあえず空が青けりゃ それでいい

筋金入りのパニック障害。
同じ所をグルグルして
生きてます。

戦没の詩人 竹内浩三

2018-07-03 15:52:00 | 日記
「骨のうたう」は
フィリピンルソン島で23歳の
若さで戦死した
竹内浩三の詩です。



他国の戦場で
ひょんと死んだ戦死者は
骨になり白い箱に入れられ
故国に帰り、
勲章など名誉を頂いたけれど
国も周りも自分の事で忙しく、
骨になった戦死者は
意味が無いものの為に死んだ。

こんな内容なのかな?と
この詩を読んで思った。

出征時、竹内浩三は
日大の映画科に通う
学生だったようで、
骨のうたうは出征前に書いた
というから
未来が見えていたんだろうか?

昨日は太空展の出品が終わり、
秋の展覧会用の
お題を探している時に
出会った詩を書いてみました。