ねことねことねこと…

かわいい預かりっ子たち(保護猫)の紹介や、たま~に我が家の家猫たちとのニャンタスティックな日常を綴ります。

はるまの検査結果

2020年05月23日 | 猫たちとの日常
はるまの検査結果が出ました。


やはり、悪性リンパ腫でした。
ただ、高分化型の消化器リンパ腫ということで、悪性度は低い?ようなので、
急激に進行することはないだろうと思われます。

幸い、今は、手術後のステロイド注射と、抗がん剤の「ロイナーゼ」がよく効いているらしく、
エコーで診ても、手術前のような小腸をふさぐような腫れは見当たらなくなっているので、
腫瘍が小さくなっているのだろうということです。
そのおかげで、ドライフードもたくさん食べれるようになり、
毎日、状態のよい便も出ています。

何より、こんなに生き生きとした表情の「はるま」が、また見られることが何よりもうれしいです!


時々、具合が悪そうに見えるときもあるのですが、
朝は、やっぱり新聞の上に乗って、そのまま朝寝に入り、


その後は、和室の窓際で、ムーさんとお昼寝し、
お腹がすいたら、また台所にやってきてフードを食べて、これまたお気に入りのかごの中で寝て、


夕方から夜にかけてだんだん活気が出てきて、
あちこち歩き回って、目新しい物を見つけては、やりたいことをやりたいようにして
結構ご機嫌に過ごすことができています。


段ボール箱の次は、長座布団にカバーをかけているところに入り込み、動かなくなったり、


2階にやってきては、めいを待ち伏せして追いかけるそぶりを見せたて遊んだり、


一昨日からは、久しぶりに私のおなかの上でふみふみをして、
しばらくくつろいでくれたりもしました。



抗がん剤の「ロイナーゼ」は、注射でできるので、猫への負担が少ないうえ、
悪性リンパ腫にはよく効いて、副作用もほとんど無いとのこと。
ただ、1回の効果は2~3週間から長くて2ヶ月、
アナフィラキシーショックの心配があるため、打てるのは多くて4回くらいまで  
と言われています。

ほかの治療の選択肢もいくつか提示されましたが、
どれも打つ時の苦痛やかなりの副作用が伴うもので、
それを長く続けたら余命がその分長くなるというエビデンスは無いとも教えていただきました。

まだ、きちんと決心したわけではないですが、
とりあえず、昨日の獣医師さんの説明の後、
初回のロイナーゼと、今一日おきに飲んでいるプレドニゾロン錠(ステロイド)の効果が切れた時には、
2回目のロイナーゼをお願いするという意向を伝えておきました。

やはり、苦痛を伴う延命よりも、短くてもQOL重視というところを一番大事に考えたいという思いです。

ただ、昨日ネット検索していたら、もうひとつの選択肢が見つかりました。
高分化型の消化器リンパ腫に、「クロラムブシル」という飲み薬の抗がん剤とステロイド剤を
定期的に与えていくというもの・・・
ただ、このクロラムブシルは輸入でないと手に入らないらしいので、
きっと、かかりつけの病院では使っていないため話にも出なかったのかなと思いますが、
次回、尋ねてみようと思います。
(次回の受診は、何もなければ3週間後でいいって言われたんだよ~~~!
   ただし、1日おきのプレドニゾロン錠の投薬はありますが、
   はるまを、通院ストレスから解放してやれるのは、本当にうれしい!!)