音楽修行日記

作編曲家、花岡宏晃の日記です。

いつでも取れると思ったら・・・

2006-04-30 20:39:46 | 日常
YAMAHA V2をお知り合いに差し上げる為に動作チェックをしました。
ボタンはしっかり押さないと反応が怪しいものあるけれど、
鍵盤部分は全く問題なし。

しかし・・・以前貼ったテープがしっかりこびりついていたのです!!

よくキーボーディストはライブの時、音色ボタンの下に
ドラフディングテープなど低粘着のテープを貼り、
「Strings」「Brass」など作った音を書き込んでおくのですが
このテープはいつでも剥がせると甘く考えていました・・・。
長いこと(年単位で)貼っていたら、テープがパリパリになっていて・・・。

何とか中性洗剤をティッシュに浸す事20分、落ちてくれました。
良く聞く、「ドライヤーの熱で」は楽器類には使えないしなぁ。
他にも前の仕事のテープを貼ったまま閉まってしまった外用キーボードがあった気が・・・。


今日は昨夜仕上げたアレンジのお返事待ちの時間もあり、
素早く買い物に行きました。

ガラでもなくシワシワ系シャツを買ってみたり。
友人のようにクリーニングに出してシワ無しにしたりしないよう注意。
出すほど良いものじゃないけどさ(^^;)

半日で充分なアレンジを

2006-04-29 22:53:33 | 曲作り
まだトロトロやっています(^^;)お役所か!

クラスメイトがゲームの主題歌、エンディングを担当するそうです。
ゲームのお披露目の場でテーマソングの生演奏というのもあるみたいです。
頑張ってきて下さい。
でもゲーム発売前にエンディングって聞かせて良いの?(^^;)

僕はどんなジャンルでも「主題歌」ってのに縁がないですね。
BGMとかそういう作品中の音楽はあっても。
やはり縁の下の力持ち的ポジション気質の人間なのでしょうか。

再来月もしかしたらMS2000をステージで弾くかも知れないので
勉強したいのでうが、資料が今ではあまりなく、
キーボードマガジンのバックナンバーについている付録冊子を取り寄せたり
なかなか一苦労です。

昨日今日と

2006-04-28 20:27:04 | 曲作り
アレンジを1日1曲ペースで仕上げています。
と言ってもかなり余裕のペースです。

失礼ながら金管の方々の力量が分からないし、
練習時間も充分にないので簡単めにしています。

日が長くなったため、まだ明るいと油断していたらもう18時だったり・・・。

ちょっと薄着をしていたためか、やや風邪の前兆があります。
このくらいなら薬なしで大丈夫かな。

5月頭は友人達のライブ、コンサートなどが幾つかあります。行きたいなぁ。

トラックダウン完了!

2006-04-27 16:54:55 | 日常
昨年から関わっておりました、とある声楽家さんのCDの
トラックダウンが終了したとの事です。音楽に携わる方はご存知でしょうが、
トラック(ミックス)ダウンとはなんぞやと言いますと・・・。

例えば1つの曲にしても、ボーカル、ピアノ、ベース、など
様々な楽器がありますよね?それらは別々に録音されていて、
同時に再生する事で曲として聞かせています。

なぜそんな事をするかと言いますと、例えば大雑把なところでは
「歌の音量を上げたい」「ピアノだけ録音し直したい」
「バイオリンだけ他よりリバーブ(エコー)を深くしたい」
「ギターは左から聞こえるようにしたい。」などなど、
録音後も好きなように音楽を調整することが出来るのです。

個々の楽器が録音されているトラック数は音楽やアレンジャーによりますが
40くらいの場合もありますし、90を超える場合もあります。

これらを全て調整してまとめる作業がトラックダウンです。
プロデューサー、作曲家、アレンジャー、歌手など、
それぞれにこだわりがあるので、難航します(^^;)
なので関係者に了解を得て、少人数で行う場合もあります。
酷い時は了解なしに行われていたりします(;;)

今回は僕はMIXに立ち会っていないので、僕が曲を制作していた時の
MIXバランスとは大きく違ったものになっていると思いますが、
それはそれで楽しみです。
制作者の意図のMIXがベストという訳ではありません。
客観的なMIX案が良い場合も当然あります。
5月中か6月頭にはCD発売になるかと思います。


ところで最近、マネージメントやプロデュースに関わっている方が
実は昔は優れたプレーヤーだった!と判明することが数件ありました。
一気に尊敬度がアップします(笑)

それまでは、楽譜を渡す時「(譜面を読める方なのだろうか?)」など失礼な事を
思っていたり、専門的な音楽用語を避けてお話していたり、いやはや失礼いたしました・・・。

THE STYLISTICSツアー見学

2006-04-26 12:00:36 | 日常
ケントスではTHE STYLISTICSのツアー中で今日は銀座での千秋楽でした。
僕は1stステージを見学させて頂く事に。

ハイジャックの前座終わりに、しばしばオールナイトニッポンのテーマを
バックで演奏しながらMCで締めることがあるのですが、
本日は初代オールナイトニッポンパーソナリティーの
「カメ&アンコウ」のアンコウさんこと斉藤安弘 元アナウンサーさんがいらして、
ステージに上がって頂いて当時の放送の口調でラジオの再現をして下さいました。
リアルタイム世代の方は大盛り上がりでしたが、
僕はラジオを聴いていなかったので、感慨深いものが無く残念!

スタイリスティックスでは、ミュージカルディレクター兼キーボーディストとして
ハービーさんという方がいらっしゃっていました。ステージピアノの上に
鍵盤数の少ないTRINIYをご持参のようです。
大柄な体格で、特にキーボード鍵盤では第一関節を反らせて、
指を寝かせる弾き方です。見ている限りはクールで丁寧に弾かれている印象でしたが、
共演されているキーボードの木下さんが言われるには、割と豪快な演奏をされるそうで。

有名なトランペットフレーズから始まる
「Can't Give You Anything (But My Love」なんてもう感動でした。
美しいスローバラードが十八番のスタイリスティックスですが、
「誓い」もブラス隊がとても盛上げてくれて、CDよりずっと良い!
良いものを聞かせて頂きました!!!

首都交通大打撃!!

2006-04-24 23:52:21 | 日常
今日は凄まじいまでの1日でした。

予定としては新大久保で、13時から今関わっているフルートユニット
「flu.flu(フルフル)」の試聴会です。
6/6のお披露目ライブに向け、音楽関係者でない若い女性の方に集まって頂き、
生演奏の後、各曲の好き嫌いを書いてもらうと言ったものです。

午前中にリハがあり、僕は1曲午後に演奏するディスコアレンジのオケ
(このリハで初めて合わせる)を持って行かないといけません。

いざ東横線で向かったら、なんと人身事故!
長引きそうだったので別ルートで向かい、「まぁ数十分の遅刻かなぁ」
と思っていたら・・・。

「池袋駅で【危険信号】が発進されています」との車内アナウンス。
エマージェンシーですよ!スクランブルですよ!?
埼京線、山手線、そして今まさに乗っている湘南新宿ラインが全面的にストップ!


とにかく現場に着かないといけないので、地下鉄を使って新宿に出て
タクシーで現場入り。2時間遅刻だ。
新宿駅は早速NHKのカメラが来ていた。「ご覧下さい!」みたいな放送か。

スタジオは地下の為携帯が通じず、みなさん事故の事など露知らず、
お客さんこないなぁと言った様子でリハの仕上げをしていました(^^;)
ここで僕のオケを渡し、たった2回の通しでバッチリ合わせてくれました。
フルート部分は事前にさらってくれてあるとは言え、皆さんの力量に感謝!

やっと皆さん事故の事を知り、報道ヘリが飛び交う下でそれぞれの関係者に連絡を入れる。
(後で知ったけど新大久保ってモロ事故現場だ)
とにかく試聴会は開催しないといけない為、来られない方がいても30分遅れで始めることに。

僕は3人のお知り合いにモニターとして参加して頂くことになっていました。
僕のお呼びした皆さんは、一人は西武新宿線を使って徒歩で来て頂いていたのですが、
あとの方は僕同様新宿からタクシー移動をして頂く事に。
もう慌てて頭が回りませんでしたが、大久保から歩いてもらうとか
もっと時間もかからずリーズナボーな方法もあったかも。
それにしてもたった3人とは言え、同時にメールや電話でやり取りをするのって大変。
マネージャーにでもなった気持ち(^^;)

何だかんだで演奏スタート!今回の試聴会では
・服装、メイク等は自前のもの
・振り付けはごく簡単なものしかしない
・オケのバージョンが最新のものでない(僕の不手際です・・・)
・演出に関わる様々なもの(詳しくはお楽しみですが)
などは本番とは異なるものの、音楽感やスタイルなど既存のフルートの
イメージを大きく変えようという「flu.flu」の試みはお伝えできたかと思います。

ご協力頂いた皆様、交通網が大混乱の中、本当にどうも有難うございましたm(_ _)m
アンケートを参考に、選曲したり、必要があれば曲と曲をつないだり
(本日多くの曲でエンディングが淡白に作ってあったのはこの為なのです)
していく作業に入っていく予定です。

気疲れが激しく、今日は夜の予定を取りやめて帰ってきました・・・。

人集め

2006-04-23 21:50:24 | 日常
明日のためなのですが、
最近急な人集めをして、人に足を運んで頂くということの難しさを知りました。
僕は今まで自分のライブをしたことがない上、押し売りはすこぶる苦手なので、
この辺の苦労は全く知らなかったのです。
自分のCDもあげてしまうような人間なので(^^;)

飲食店を開いたが、知り合いに奢ってばかりで店を潰したという話は
しばしばあるそうですが、そうなるタイプかな。

それにしても、いきなり平日昼の時間を貸してくれという
無理なお願いを聞いて下さった方々に感謝。
なので来週は合間を見て知り合いのお芝居を観に行きたいと思います。
ギブアンドテイクですよ。

あと、火曜で千秋楽ですがスタイリスティックスのツアーにも顔を出させて
頂こうと思っています。

ここのところ

2006-04-21 19:29:13 | 日常
伊豆の思い出を離れて日常を。

今週は曲作り以外の細かい用事が幾つかあって、なかなか慣れないこともありました。
おそらく5月にリリースされるCDのクレジットで僕をどういう
立場にしましょうか?というご相談もありました。
全曲のマニピュレート+多少のアレンジのアイデアを出したという仕事なのですが
非ポピュラー系のCDの為、なるべくポピュラーでよく使うような
表記は避けたいご意向のようです。これも幾つか提案しましたが、
どうも今ひとつなようで、お任せすることに。僕の役職は何になるのでしょう?(^^)

週明けは普段なかなか会えない友人達に会える楽しみがあります。
最も遊びで会う訳ではないので、まったりしたりは出来ないのですが。

伊豆高原合宿 その2 ~青春の記憶~

2006-04-19 22:27:18 | 日常
ゆっくり合宿の記録を書こうと思っていたら
色々用意しないといけなくなりました。
ちょくちょく書いていくのでお付き合い下さいませ。

さてさて、スタジオはでお名前しか知らないスタッフの方がいらっしゃいました。
その中のお一方と合宿でご一緒してお話を伺ったら、なんと!!!!
日本テレビの「天才たけしの元○が出るTV!!」「たけしのお笑いウル○ラクイズ」
など伝説的な番組のP(プロデューサー)さんだったのです!!!!

もうめちゃくちゃ僕がリアルタイムで見て、笑い転げてきた番組ですよ!
芸人さん達のTVに写らない所での必死の苦労などをお話して下さいました。
Pさんの言葉を借りると、ほんとに皆さん「死ぬ気で頑張っていた」そうです。

DVDを見せて下さったのですが、たけしさんが鞍馬天狗の格好で
ズームイン朝のウイッキーさんのコーナーに乱入するものなど、
「うわあ、これリアルタイムで見てましたよ!!」とPさんと感動の握手(笑)。

景気だったり、冗談が冗談として通じない今のご時世だったりで、
もはやあれほどのバラエティー番組は絶対作れないでしょう。

今回のスタッフさんはホント全員素晴らしい方ばかりです!!