次の資料を見ていただきたい。
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/
見ていただきたい資料は、次の表題の内容:
この資料のP27。
3月から6月の月間降下物の放射能セシウム量(合計欄)。
当然であるが、福島県は除かれている。
怖くて出せない数字である可能性が高いと考える。
福島県を除く順位:(単位:MBq/㎞2・月)
1位:茨城県(ひたちなか市): 40,801
2位:山形県(山形市): 22,570
3位:東京都(新宿): 17, 354
4位:栃木県(宇都宮市): 14,600
5位:埼玉県(さいたま市): 12,515
6位:群馬県(前橋市): 10,362
7位:千葉県(市原市): 10,141
8位:神奈川県(茅ヶ崎市): 7,791
9位:岩手県(盛岡市): 2,992
10位:長野県(長野市): 2,496
200Km以上離れた東京都(新宿区)が3位。
当然であるが、このモニターが設置してあるところの数字。
千葉県が、例のホットスポット周辺であったら、千葉県は、2位になるとと考えられる。
別に千葉県に限ったことでなく、他の県でも、同じことが言える。
この順位と県名とは、関連しない可能性があることを想定して欲しい。
なお、1000以上の地域は次のとおり。
静岡県(静岡)1,293。
999-100までの地域:
青森県(青森市)138、秋田県(秋田市)348、山梨県(甲府市)413。
秋田県(秋田市)は348と少なく、山梨県(甲府市)は413と、高い。
99-10までの地域:
北海道(札幌市)17、新潟県(新潟市)92、富山県(射水市)33、石川県(金沢市)27、福井県(福井市)64、岐阜県(各務原市)29、愛知県(名古屋市)18、三重県(四日市市)53、滋賀県(大津市)14、京都府(京都市)15、大阪府(大阪市)19、兵庫県(神戸市)17、奈良県(奈良市)14、和歌山県(和歌山市)20、鳥取県(東伯郡)21、島根県(松江市)10、徳島県(名西郡)17、香川県(高松市)11、愛媛県(松山市)13、高知県(高知市)73、宮崎県(宮崎市)10。
新潟県(新潟市)92<群馬10,364、山形22,570、富山33>の高いのはわかる。隣接する県に比べれば、低い。
福井県(福井市)64<富山33、石川27、岐阜29>
三重県(四日市市)53<愛知18、奈良14、和歌山20、岐阜29>
高知県(高知市)73<徳島17、香川11、愛媛13>
の3県は、隣接する県に比べて高い。
10以下であるが、沖縄県(うるま市)9。
大分県(大分市)2、鹿児島県(鹿児島市)2と比べても高い。
閑話:
それにしても、この欄の数字の小数点表示が紛らわしい。 小数点以下が、1桁、2桁、3桁とばらばら。 統計数字を扱ったことのない人が作った資料と分かる。 文科省の人、もう一度勉強して欲しい。 統計数字の表示は、日銀統計資料を参考に勉強し直して欲しい。
わたしなら、少なくとも、印刷位置を変え、わかり易くする。
XXX県 11,111
XXX県 1.1
XXX県 0.111