21日、東京大学と独マックスプランク化学研究所等は、大気中の汚染物質が、花粉などと反応し、アレルギーをより起こしやすくなる仕組みになると解明したことを発表。
有害な光化学スモッグが、花粉症をひどくしていた。
記事によると、オゾンからできた活性酸素が、さまざまな微粒子と反応していることを見つけ、オゾンを花粉と反応させる実験でも、花粉の表面で活性酸素ができた。
さらに活性酸素は、光化学スモッグの一因とされる大気汚染物質の二酸化窒素(NO2)を花粉のたんぱく質と結びつけ、通常よりも2~3倍アレルギーを引き起こしやすい状態にした。
仕組みは解明できたので、これを結びつけない方法を見つけ出して、花粉症が発生しない環境にして欲しい。