2008年も、もう余すところわずかとなりました。
今年1年振り返ってみると、いつもの年に比較しても、公私ともに沢山の出来事がありました。
辛い別れがありました。活発だったKさんの突然の事故死で年を迎え、先月は素敵な歌声で皆を励ましてくださったTさんの病死・・・
寂しくなりました。
どなたにも、いつかはくるその時ではありますが、いつもの元気なおしゃべりが聞けなくなる・・・いつもの席にいつもの顔を見ることが出来なくなることは、この上なく寂しく、悲しく、思い出すとつらいです。
でも、我が家には嬉しいことがありました。長男が結婚し、娘にかわいらしい女の子が生まれました。
里帰り出産だったので、2ヶ月間我が家にいました。
生まれたばかりの小さな赤ん坊なのに、周りがすっかり柔らかい、暖かい雰囲気になって、思わずみんなの頬がゆるんでしまう。
その存在の大きさに、あらためて驚きました。お兄ちゃんになった4歳の長男もなんだか緊張しているようでした。
92歳の母とこの孫たちの関わりがとても愉快で、娘の里帰り中毎日のように新しい発見がありました。
母の入れ歯を見てびっくりしたこの4歳児は、なんと「すげ~合体するんだ、モビルスーツみたい」・・・と。いったい何のことかと思ったら、入れ歯の出し入れが気に入って洗面の度について行って、入れ歯洗浄係をやってくれました。
また、皆さんの前で、緊張してバイオリンを披露してくれたり、いろいろと、いつもとは違った空気を届けていってくれました。
時間は、どんどん進んでいきます。老いにも若きにも同じだけの時間なのに、成長は早いほうがいいと思い、老化は遅い方がいいと思うのは私だけでしょうか?・・・・
もうすぐクリスマス、今年1年見守ってくださってありがとうございました。
どちら様も良いお年をお迎えください。