茶ボスはやはり飼い猫だった。
猫達の気配で外へ出ると、飛んできた彼の首には少々きつめの首輪があった。
ご飯をやってもガッツかない訳だ、ちゃんと飼い主が居たんじゃん。
家に誰も居なくなって寂しいので、遊び相手にでもなって欲しかったのかも知れないが、この間は本気になって引っ掻いたから、遊んでやらないよ~だ。
ダーとコジロも慣れてきて、自分の居場所を決めたダーのほうは遠慮がちに、チョットだけ家の中に入るようになった。
どちらも女の子だから、早く獣医さんに連れて行きたいが、まだ抱き上げる事ができない。
気ははやるが無理強いはしたくない。
今の所、大人猫達も空腹でなければ小さいものを苛める事はないようだ。