きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

自衛隊の輸送艦と漁船の衝突はなぜ起こったのか

2014年01月16日 14時23分29秒 | 日常
海上自衛隊の輸送艦、『おおすみ』と、漁船が衝突事故を起こしました。

ふつうに考えると、瀬戸内海とはいっても、海は広いし、道路を走っているわけではないので、衝突を回避するスペースは充分にあるはずです。

にも、かかわらず、なぜ衝突するのか。

自衛隊の艦船に比べて、漁船ははるかに小さいので、艦船からは、漁船は見えにくいのですが、漁船からは艦船ははっきりと見えるはずです。

天候は快晴で、海は穏やかだったはずです。

こういう状況で衝突が起きるはずはないと、常識に的には思うはずです。

漁船は、艦船が見えないはずはないので、接近してきたら、回避行動をとるはずです。

ですが、漁船は回避行動はしていなかったのではないかと思います。

大きい船は、進路を変えるにしても、小さな漁船よりは、時間がかかるはずです。

漁船の船長は、艦船が接近してきても、艦船のほうが回避してくれるはずだと思っていてのかも知れません。

つまり、海上自衛隊の艦船より、漁船が優先されるというルールがあって、漁船の船長は危機意識があまりなかったのかも知れません。

実際のところ、自衛隊の艦船と、民間の船ではどちらが優先されるのでしょうか。

外国では、軍艦は、民間の船より優先されます。

日本の艦船は、自衛隊が国防軍ではないので、海の上のルールでは自衛隊の艦船は優先されないのだろうか。

日本では、あまり意識はしていないのだろうと思うけれど、海外であれば、軍用艦に接近する民間の船に見える船舶でも、自爆テロの船の可能性もあると考えているから、軍艦に接近した時点で威嚇射撃くらいはされるはず。

日本の艦船の場合は、日本の国内では、戦時中の、『震洋』のような特攻船によるテロはないと、思っているようですが、そういうことはないとは限らない。

民間の船のようにみせかけて、自衛隊の船に自爆テロをしかけることもありえる。




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