「事業を興そうとか、それなりに何か成し遂げようとか思ったら、少しでも“ちょっと違うな”と思う周りの人間を、ばんばん切り捨てていくぐらいの意気込みがないとムリ」
あるシンポジウムで、パネリストの1人が自らの生きざまを振り返りながら、メッセージを投げかけた。
顧みて、自分の生きざまは、どうだろう。
「切り捨てて」来たというよりは、追われ続け、逃げ続けてきたような気もする。
逃げ足が速くて、みんなついて来れなかっただけかも知れないなぁ。
何事も、納得がいかないことは許せなかった。
どうしても妥協のできないその問題の根っこが、
話にならないほど浅いと見たら、そんな居場所には即座に見切りをつけた。
戦ってもどうにもならないほどあまりに深いと見たら、
負けると分かっていて斬り込んでいった。
上司を(!)怒鳴りつけたこともあったなぁ・・・。
でもそりゃ全部、もうそこに居続けるのがいやになっただけで。つい、飛び出しちゃうんだろうね。ほら、鉄腕アトムが窓をバリンと割って飛んでいくみたいに。壊しながら、壊しながら、でもまぁ、空を目指してよじ登ってきたような気はしている。
壊しながら、壊しながらやって来たのに、いつも私の周りには、拍手をしてくれる人たちがいた。「絶対このエッヂ、越えたる!」と鼻の穴ふくらませて一人相撲しているばかりのときも、必ず上から引っ張り上げてくれる人たちがいた。ふしぎで、それで、ありがたいことだと思う。
結構そうやって、世の中には素敵なネットワークがたくさんあるのじゃないかな。1人1人が持っているそんなネットワーク、たくさんたくさんつなげられたら、そりゃあ物凄いパワーなんだろうな、と思う。世の中の一つも、動いちゃうかも知れないな。
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