その昔、親たちから“ながら族”と叱られてたクチなので、
テレビにじぃっと見入ってるということはまずほとんどない。
いつも何かしながら。
場合によっては観ようと思ってつけた番組の本編中でさえも。
なので、目と口が悪い分いいはずの耳が、ときにソラミミの嵐。
そこへもってきて調子がいまいちのときともなると。
テレビに背を向けて洗いものしてたら聞こえてきたナレーションは――
「●●●は、ちんちくりん運動を続けています」
ちんちくりん運動
振り向けば、昔乗ってた愛車バイクのメーカー名。
まぁ当然そんなこと企業CMでナレーションしてるワケがないので、
ググってみたところ、正解はこちらでした。
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http://www.honda.co.jp/movie/201308/environment04/
いやぁ、われながらひどい。
更新するときは証明写真が要らなくなったとは聞いてましたよ、ええ。
もともと美人の友だちが「史上最高の写り~」って喜んでたのも知ってますよ、ええ。
でもねー。
何をどうやったって、とにかく写真てものにはまともに写れない顔の人だっているわけですよ。
もうさー。
これから5年間どーしたらいいんだろーかねー・・・
自分でも、「私じゃありません」って言い張り通せそーな勢いのこの顔写真。
“本人確認書類”として有効なんすかね、これ。
どこかの遊園地で清掃のアルバイトをしている。
なぜだか女の園で、なぜだかみんなから嫌われて陰口いわれてるみたい。
1人の若いアルバイトがまた何やらあることないこと告げ口しにボスのところへ走って行く。
振り向いたボスの顔が、なぜだかクッキリハッキリこないだの演出家の先生。
告げ口を聞いてボスが大声で「彼女はヒイラギさんでしょっ!」
どうやら名前を間違えて告げ口したらしくて、逆に叱られてる。
ボスがそばに来て肩組んで、一緒にごはんでも食べに行こうと誘ってくれた。
わーい、やったー♪
喜んでついて行ったら、銀座で豪華ディナーをおごってくれた。
ごちそうさまでした!ってボスのほう振り向いたら、顔が鶴見信吾になっていた。。。
マジでなんのお告げかしらん。
ちょっと前に、寝起きの無限ループの夢をみたっていう書き込みに、
それって意味不明じゃんと思いながら「いいね!」ボタンとか押してた影響か。
自分も意味不明な夢をみてしまった。
どこか分からないけど、知らない人ばかりわらわらいる稽古場のようなところ。
もうすぐマエストロが来るからお世話係しなくっちゃ的なシチュエーションらしい。
お荷物はロッカーに入れてくださいって案内しながら百円玉一個にぎりしめている。
息せき切って自分の席に戻ってきたら、オペラ仲間のまみちゃんがいる。
稽古が始まってみんなが一斉に歌い出したのはドイツ語。
一度も習ったことないのに、『ばらの騎士』に出ることになってるらしい。
一度きりでお別れだったはずのマエストロから鋭い眼光が飛んでくる。
えっ、楽譜も何も持ってないんだけどって振り返ると、
すかさず楽譜を見せてくれたのはオペラ仲間のまみちゃん。
でもなー、ドイツ語読めるの、『野ばら』の歌詞だけだからなー・・・
って、足ぶらんぶらんしていたら、
腰かけてた椅子が突然すぅーっと上に持ちあがっていく。
おやっっっなんで???と慌てて、思いのほか高いところから飛び降りる。
こんなに背の高い椅子だったのかーと振り向くとそこに。
いま床から立ち上がりましたって風情でこちらを見下ろすマエストロがいましたとさ。
なんのお告げかしらん。
今年で何年目だなーとかなにげに意識する機会というのは、
リアル誕生日よりも、どっちかっていうと年に一度の区民参加オペラ出演がらみで。
十周年のときに一度、これで出納めかなぁと思ったものの、
流れでなんとなく出続けてあれよあれよという間に14回目を終えた。
オペラ合唱と言われると敷居が高そうでためらいがちなのか、
はたまた都心のわりに住んでる人の入れ替わりがほとんどないのか。
最近ようやくじわりと若返ってきた感はある歌劇団だけれども、
中核メンバーはずっと一緒にやってきた顔ぶれで半固定。
ということは。
団員みんな横並びのまんま、歳だけくってってるってことでもあり。
人のことはともかくも、
自分だっていつまでもこのまんまで続けられるわけでもない。
何と言っても、見目(みめ)というか容貌の、
ごく自然な、当たり前の経年劣化というか。
舞台に立つからには、これだけはいかんともしがたい必要条件だなーとか。
演技でカバーするにも半年ごとのなんちゃって芸能人だから厳しいなーとか。
この点だけは、老け始めるのが早い分、
あるていど高齢まで持ちこたえられる男子はうらやましいなーとか。
本番が終わると毎年のように、これが止めどきかと思いながら。
でも15回目の演目はいちばん好きな作品だし、また出ちゃうんだろうな。
注意力の次は着ぶくれですわ。
こないだクリニックのドクターから「最後に何かありますか?」と問われ、
食欲ほぼ元通りなんすけど思うように体重が戻りませんーと答えたら。
「いやーべつにそんなガリッガリにも見えないから大丈夫でしょ♪」
いやいやいやいや・・・・・・
せんせ、あなたはご存じないのですよ、
このヒイラギがどんだけ筋金入りの寒がり・冷え性・冬ギライかを。
暖房ぼんぼんでぬっくぬくの室内でもじつは上半身3枚重ねはふつうで。
それでも誰かと握手なんかしちゃおうもんなら、冷たッッッ!と叫ばれるのさ。
だからせんせ、あなたがいまご覧になってるこの胴体は、
これですでにコートが着れる限界まで重ね着ずみなのさっ!
去年の夏場に激やせしてしまったので。
体脂肪率が思春期の男子並みのまんま迎えた暴風雪の冬。
寒さがあばらにしみるんですわ。ええ。
なんだろなー。
世のほとんどの女性からバッシングされそうだけど、どうやったら太れるかが、これからの課題。
どうも注意力が散漫になってるなぁと自覚してからは、
電車の運転士さんの指さし確認みたく、
ぶつぶつ口に出しながら何かやってることが増えた。
たとえば、炊事。
包丁持ってたり、コンロの火がついてたりのときは、
ビミョーに危険なこともあるからして。
たしかに、〝うっかり〟とかが減ったかなーという気はするものの、
逆に、自分でもおかしくなってきて笑っちゃって手が震えるっていうリスクも。
昨日も小松菜の下ゆでをしなくちゃと、
ぶつぶつ言いながらお湯を沸かしつつ、ふと。
(コマツナーってフィギュアかなんかでオリンピックとか出てそうだな…)
手前生国と発しますは笑いの国のお隣でござんす。
すかさず自分で自分に「そらコストナーや!」とツッコミは入れているが。
われながら笑いのレベルとしては低い毎日に、
ちょっとうなだれてみたりもする今日このごろなのでした。
このところ使い捨てカイロが大活躍中。
貼るタイプ、貼らないタイプ、にぎにぎタイプ、大きいの、小さいの、可愛いの、
目的別に取り揃えて愛用中。
あまりにも寒い夜は、ぴったりと体を寄せ合って強く抱き合い、
10年もの間、連れ添った“Pナソニック製ソフトあんか”が、
燃やし続けた命の火を消してひっそりと旅立って以来、特に。
で、貼るタイプの大きいのが切れちゃったので買いに行き。
ずらーり店頭にならんでるのを物色していたら。
ふつうの■カロンと、動くたびにふんわり香るっていうのがあって。
値札に大きく書いてあるお値段はほとんど変わらなくって。
ふつうの■カロンは10個一袋のパック。
ふんわり香るほうのパックをぱっと見ると、大きく「12」って書いてある。
ふんふん、2個多くてオトクなのね~、とそのまんまふんわり香るほうを一袋買って帰って。
夜になってあんか代わりに使おうと袋を開けてよくよく見てみると。
「12時間持続」
え。て思って、にぎやかな印刷の袋を端々まであらためてまじーっと見てみる。
すると隅っこのほうーに。
「6個入り」
小ぃせーよ、字が。
てゆうか、またやっちまったよ。なんか薄くて軽いなとは思った。
ま、人生こんなもんさね。
久しぶりにハハからメール来て。
「晩は早い目にお布団に入りなさいや!」
あれ?
おっかしーなー。
なんでバレてんだろ、夜更かししてたの。
だいじょーぶ、もうゆづゆづ金メダルとり終わったから。
夜更かしなしの、正真正銘の朝ねぼう実践中ですー。
しかしすごいな。巫女さまのハハはやっぱしカミだ。。。
7年ぶり2回目のプッチーニ作品出演の本番が、無事(?)終了。
演出家は7年前と同じで、どうやら当時の合唱メンバーも憶えててくれてる様子。
コミュニケーションとりやすいというか、想像つく分やりやすかった半面。
指揮者は初めての、しかもいま絶賛超売れっ子中のこの人。
柴田 真郁(しばた・まいく)氏。
厳しそうだな、きっと厳しいだろうな、厳しいに違いないな、だってこんなにまゆ毛ボーン!だし
と覚悟して臨んだ音楽稽古はやっぱし、もう、徹頭徹尾、オニ厳しかった。。。
数少ないマエストロ稽古だったのに、短い間に、罵倒4点セット、頂戴しました。
「音程最悪」
「意味わかんない」
「気持ち悪い」
「税金泥棒」
へーへー、すべておっしゃるとーりですともっ!
マジメなメンバーは毎回マックス凹みつつも根性で食らいついてがんばりました。
さほどマジメではないかもしれないメンバーもそれなりに傷ついて努力しました。
おかげで本番ではいままでで一番、プッチーニが書いたものに近い、最近似値の歌が歌えました。
(まー本番一発でできるんなら普段からやれよって話ですが。。。)
結果。
昨日の本番では、カーテンコールで合唱団に拍手をいただき。
打ち上げでも、先輩方に偉そうなこといっぱい言ってごめんなさいと頭下げてくださり。
これまでの合唱団よりも一段も二段も上に引っ張り上げようと、
本気で向き合ってくださったハイレベルな指導者に恵まれたことにあらためて感謝。
来年も引き続きぜひ、とみんなで泣きついてみたけれど、
うーんむにゃむにゃとためらいつつも、無理なんだよねーってまた頭を下げられ。
「決して皆さんのことがキライとか下手だとか、そうゆうことじゃないんですけど」
いや、言っちゃってるでしょ。キライ、とか、下手、とか。
ああでも残念ーもっと先生に叱ってほしかったですーって言ったら、
「ナニ、皆さん“M”ですか?」
えーと。そのまんま質問返しさせてもらいますけど、マエストロ、“ドS”ですかー?
まぁそんなこんなでまたご一緒させてもらえる可能性がとっても低そうなので、
一生の記念に、貴重なサイン、いただきました。
家宝にしますっ!