自分の頭で考えないということ

某セルフコピーのお店で代金が「１８９円です」と言われた
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財布の中にちょうど小銭で９円と百円玉が２枚あった
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レジ前のトレイに、２０９円をじゃらっと置いた
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トレイを上から一瞥した店員さんが「２０８円お預かりします」と言った
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えっ、９円ないですか？といちおう指摘した
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店員さんがトレイの上の小銭の小山を崩して下に隠れていた１円玉を確認して、「あ、２０９円お預かりします」と言い直した
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無事に２０円のお釣りをもらった

さて、ここで。
まっとうな思考力のある人ならば。

「２０８円お預かりします」の前に、なんでやねん、と思うはずなのだ。

だって、一の位が１円少ないだなんて。
お釣りが半端で細かくなるって気づくでしょ。

わざわざ釣銭を小銭じゃらじゃらもらおうとする人がいるのか？
って疑問を抱くでしょ。

そこで瞬時に、ひょっとしてこの人は２０９円出しているのではないか、と思うでしょ。

「２０８円お預かりします」なんてアホ丸出しの言葉を発する前に、
指先でちょいと預かった小銭を数えてみるってことをするでしょ、ふつうは。

頭を使わずにただ生きているって、こうゆうことだなと。
怖いなぁ。人類は刻々と退化している。