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「ファミリーマージャン」 レビュー (ファミコン)

2016-09-09 21:00:04 | ファミコンレビュー
麻雀入門編&対戦麻雀
ニチブツが開発
ナムコから発売
1987年8月11日発売

特徴

麻雀入門という事で1つ1つの牌の読み方からサイコロの使い方、点数計算など解説してくれる。

・LESSON 1
・LESSON 2
・LESSON 3
・実践麻雀

の4つのモードのみ

「ポン」「チー」「カン」「ツモ」「ロン」などの合成音声が出る。
ちなみに「LESSON 3」の対戦時はプレイ中にコマンドを開くと

「リトライ」・・・やり直しである。
「手牌公開」・・・相手の稗が見えるようになる。
「捨牌指導」・・・どの牌を切るべきか教えてくれる。

と細かく選ぶことが出来る。


点数は35点

良い点
・麻雀のルール等が分かる

悪い点
・飛ばし過ぎ


良い点の解説
・麻雀のルール等が分かる。

 上記の通り、牌の読み方からサイコロの使い方、点数計算
 どのような役があるのかなど教えてくれる。


悪い点の解説
・飛ばし過ぎ

解説してくれるのはルールまででそこから先は対戦する以外にない。

「LESSON 3」で麻雀が出来てそこに心得が出て来る

麻雀心得

1 ムリをしないこと
2 待ち牌の範囲をしぼれ
3 テン牌を急ぐな
4 ポンチーしすぎるな
5 安全牌を残す
6 危険牌は早い目に
7 下手なリーチはかけない
8 おりること

と、出てくるのだがその解説はない。
打ち方、どういう風に勝っていくなどは教えてはくれない。
麻雀のいろはが1~10まであるのなら
1、2、3まであって次は9、10ぐらいの飛ばしよう…




実践麻雀では6人のキャラの中から選ぶ訳だ。

「師匠」45歳 
「さゆり」24歳 きまぐれ 
「めぐみ」22歳 情熱的 
「りえ」20歳 粘り強い 
「ゆりえ」19歳 寂しがり屋
「ひでみ」18歳 ニコニコ勝負 

キャラの顔は出て来て
女子キャラの場合
こちらが負けるとウインクされ、
こちらが勝つと口をゆがめたりする。
但し、この時に台詞はなく最終的に勝敗が決した時のみ
しかも女子キャラの台詞は短いうえに同じ…寂しい。

まぁ初期のファミコンだものなぁ…
にしても女子キャラは5人もいるが茶髪金髪で似通っている印象。
故に「師匠」という5人の女子にハゲのおっさんが囲まれている構図はなかなかインパクトが凄い(笑)

このご時世、このゲームで麻雀を知ろうとするぐらいなら
丁寧に解説したサイトなどを見るのが良いわなぁ…

にしてもナムコの麻雀を

「II」 → 「III」 → 「I」
と、いう順番でプレイして来たけど最小限のキャラの動きの為なのか麻雀の処理はシリーズで最も早いと言える。
III」の流局時にテンパイ、ノーテンの処理に5秒程度も待たされるとか
 「ディスクシステムかこれは!?」としか言えない。
II」の勝敗時のキャラ表情の変化も数秒かかるのもイラつく。
喜怒哀楽に時間かけてんじゃねーよ!女なら脱がんかい!(これが本音だったり?)

ゲームで優先させる第一は「麻雀」だろうに。
それを快適にプレイできるようになってからキャラなどの追加要素だろうが。
順序が逆!
II」「III」は根本が間違っている!!
まぁ…「II」「III」はその優先させたであろう他要素もゲームとして優れているわけではねぇんだよなぁ…

但し、本作もシリーズ他作品に比べれば処理が速いってだけで現代の麻雀処理とは比較には及ばない程度である。
それはファミコンだしな…

本作はルール説明と実戦麻雀だけなので
ストーリー的なものは一切なく特別な事もないので麻雀のルールを知っている人なら
敢えてこのゲームを選ぶ理由はない。
現在の麻雀アプリで遊んでいた方がはるかに有意義である。

「ファミコンで麻雀を遊んでみたい!」

と、強く思っている方のみにだけ勧めるとしよう。


ナムコのファミコン麻雀を3作品プレイして来たんだけどさ…
麻雀のゲームとして考えれば


悲しいけどコレら全滅なのよね…


髭人がファミコン麻雀ゲーをやるのなら「ナムコ」の麻雀シリーズより
まじゃべんちゃー」の方を選ぶな。
こちらも即座に選ぶほど優れている訳ではないが
女子キャラの脱衣要素がある分、こちらのシリーズよりはマシである。



ネタバレはなし



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