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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

ポセイドン(試写会)

2006-05-22 10:26:32 | 映画(は行)
カート・ラッセル、ジョシュ・ルーカス、ジャシンダ・バレット、リチャード・ドレイファス、ジミー・ベネット、エミー・ロッサム、マイク・ヴォーゲル、ミア・マエストロ出演。ウォルフガング・ベーターゼン監督作品。

大晦日の夜。北大西洋を航行中の豪華客船“ポセイドン号”。広大なボール・ルームには大半の乗客が集まり、ニューイヤー・イブの祝宴が華やかに催されていた。ところが、今まさに新年を迎えようとしたその瞬間、巨大な波がポセイドン号を襲い、船は瞬く間に船底を上に向けて完全に転覆してしまうのだった。4000人の乗客の多くが一瞬にして命を失う。天地逆転したボール・ルームに残るわずか数百名の生存者たち。船長は救助が来るまでこの場に止まるよう全員に命じる。しかし、プロのギャンブラー、ディランは自らの直感を信じ、一人脱出を企てる。一方、前NY市長のロバートも、別の場所にいる娘ジェニファーを捜すため、ディランと行動を共にするのだったが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイクだそうですね。未見です。
「タイタニック」とか、「LIMIT OF LOVE海猿」とかのもうちょっと凄いやつかな、あ、そうか転覆でさかさまになるのね?くらいの気持ちで観に行ったら、とんでもなかったです(笑)。
まさにパニック映画でした。戦争映画よりも人の死に方が凄いです。死ぬ人の人数は半端じゃなく多いし、容赦がないです。それだけで気分が悪くなるというか。
心臓の弱い人は少なくとも劇場では観ない方がいいかと思います。私はちょっとしたホラー映画よりもずっと気分が悪かった。
ああ、「タイタニック」はとても上品な映画だったのね、という事が分かりました(笑)。あれは実話を元にしているので、助かる人もたくさんいたし、何より人間ドラマが主だったわけですが、この映画は、パニック映画なので、人間ドラマうんぬん(少しはありますが)よりも、登場人物がどうやって危機を切り抜けるか、に焦点が当たっており、息を抜く暇がほとんどありませんでした。
登場人物が水から上がって、はぁはぁと息をしているのを観て、私まで一緒にはぁはぁと息をしてしまいました(笑)。心臓もドクドク音がしてたし。入り込み過ぎだよ、私(笑)。

以下、ストーリーに触れますので、ご注意願います。

パニック映画としては、なかなか凄かったと思いますが、ツッコミどころはありましたね。
まず最初の巨大な波からして???という感じ。実際にはありえるんでしょうか?地震でも起きて、津波が来たのかと思いました。時代設定が現代なのかもう少し昔なのかわからないのですが、船長が波に気付くの遅すぎ(爆)。突然発生したのかなぁ?
ラストは自力で脱出し、救命ボートに乗ったとたんに救助のヘリが来るのはタイミングいいなぁ(笑)。
実は自力で脱出しようとした人達の中で、もっと死ぬ人が出るかと思ってました。思ってた程ではなかったな。けど、エレナは狭い換気口を通るのを凄く嫌がっているのを観た時点で、ああこの人、死亡フラグ立ってるよ・・・とは思いました(笑)。
エレベーターをこじ開けて逆側に渡るシーンでは、上の方でギシギシ動いているエレベーターの箱が映った時点で、誰かがやられるだろうとは思ったけど、重さに耐えられないから、下の人を振り落としたあげく、上からエレベーターがドーン!って、それやりすぎでしょー。思わず目をつぶっちゃいましたよ。
あと子どもは死なないだろうとは思いましたね。しかし、あの子は歩く隙間もない程死体が転がっているのに、平気そうでしたねぇ。母親が抱っこしてたから見なかったのかしら?それがなんだか不自然に感じて・・・私は死体が転がっているのを観るたびに気分が悪かった・・・。
カート・ラッセルが元NY市長というのはいいんですが(その設定がどこまで生かされたのかは疑問ですが)、元消防士と言った時も思わず吹き出しました。「バック・ドラフト」を思い出したからですが(笑)。娘と娘の彼氏を置いて、戻って来れないであろうエンジンルームへ潜るシーンは、お!と思いましたが、すぐに「アルマゲドン」を思い出して・・・(苦笑)
ジョシュ・ルーカスは、プロのギャンブラーでしたが、なんで船に詳しいのか説明がなかったような・・・。リチャード・ドレイファスは「私は設計士だ」と言ったので、ああこの人中心で逃げるのね、と思ったら違った(笑)。設計士である利点はどこへ???

と、言いたいことを書いたらスッキリした(笑)。
私はもう観なくていいですが(苦笑)、パニック映画好きな人は楽しめると思います。人間ドラマの部分が少ないのねという印象でしたが、あれもこれもというわけにはいかないのかも。パニックと危機からの脱出がメインの映画でした。


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2 コメント

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Unknown (じゅりあん&まのん)
2006-10-12 16:35:05
トラコメありがとうございました^^



これぞパニック映画!でしたね

人もガンガン死んでいくし!

オリジナルは小さい時?にテレビ放映でみた記憶があるのすが

あまり覚えてない^^;また見ようと思いつつ見てない(苦笑)

でも、記憶が定かならそんなに人は死ななかったというか、死体がそんなに出てこなかった?気がするんですけど

今回は迫力ある爆発だの、水がどば~などをやったからなのか死体多すぎました!





>ああ、「タイタニック」はとても上品な映画だったのね、という事が分かりました



確かにタイタニックはあの

氷山にぶつかったあとのシーンの迫力も負けてはいませんが、全体を通してはやはり「ラブストーリー」というイメージが強いせいか上品に感じますね





>まず最初の巨大な波からして???という感じ。実際にはありえるんでしょうか?地震でも起きて、津波が来たのかと思いました。



いや~

私も

なんで気がつかないの!でした

まだ実話とはいえタイタニックの海面下の氷山にぶつかった!はリアリティありました



でもって津波?ではない?

単なる大波?

でもってなんであんな大海のどまんなかで?とか私もつっこんでました(笑)

あと時代設定は多分かなり現代に近いかと・・・船長が「GPSで船の位置を確認して救助がくる!」とか言ってましたが

そのわりにはオソマツだ(爆)



カートラッセルの元市長→元消防士は笑いましたね~バッグドラフトもそうですが

思わず「9.11」頭に浮かびました





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>じゅりあん&まのんさん (hi-chan)
2006-10-13 10:27:40
自分のレビューを読み返してみたら、かなりツッコミを入れた面白いレビューを書いてますね(自分で言うな・笑)。

オリジナルの映画は、人間ドラマが主になっています。なので迫力・パニック映画としては、こちらの映画の方が断然上です。ま、当然ですね。VFXなども技術が格段に上がっているわけですから。

で、やはり映画もそちらへ引きずられ、ドラマ性は薄まっていると思います。しょうがないかな~。



カート・ラッセルは「バック・ドラフト」を観て、一時期ハマったので、なんだかまた「バック・ドラフト」が観たくなりました。
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