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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

Uボート

2005-03-06 21:27:58 | 映画(や行)
ドイツの潜水艦映画です。1981年に公開され、大ヒットしたとか。
潜水艦映画は、「クリムゾン・タイド」と「K19」を観た事があります。
あまり記憶に残っていませんが、「クリムゾン・タイド」は面白かった、と記憶してます。
「ローレライ」が公開になり、潜水艦映画の話を某掲示板などで見かけるようになり、気になってはいたのですが、TVでこの映画をやると知り、観てみました。

なるほど。名作と言われるだけの事はあるな、と思いました。
第二次世界大戦中のドイツの潜水艦の話ですが、最初の方は、意外と淡々と話が進み、このまま話だと眠くなっちゃうかも、と思っていたのですが、途中からは、緊張感のある、息の詰まる展開で面白くなりました。

この映画でも、潜航する時、船首に集まってましたね。まさしくそのシーンは「ローレライ」で観たシーンでした。(もちろん、「ローレライ」の方が真似してるんですが)
バランスを取る為に、今度は船尾に走れ!というシーンもありました。「バランスを取る為」というセリフ一言で、なんでみんなが走ってるのか、分かりますね。「ローレライ」でも一言何かあったら分かりやすいのになぁ。観客がみんな潜水艦の事詳しいわけじゃないと思うので。

クライマックスのシーンでは、ジブラルタル海峡(とっても狭いらしい)を渡る事になるのですが、敵だらけでとても突破できそうにない。攻撃され、潜航するものの、舵が取れず、どんどん沈んでしまい、海底に辿り着きます。なんとか海底に着いたものの、浸水するし、あちこち壊れて、浮上できるかどうかも分からなくなり、そのうち酸素がなくなってきます。

酸素がなくなってきて、最後、一か八かで浮上する際に艦長が、みんなに話をするんですが、集まって来てる人達がみな「ハァハァゼィゼィ」といった感じで息をするのが苦しそう。
観ているこっちまで息が苦しくなりました(笑)
なんとか浮上した時に、ハッチを開けて、みんなが「スゥハァスゥハァ」と気持ち良さそうに息をしてました。うーん、酸素って大事ですね。

ラストは、なんとか帰還できたのに、そんな所でセレモニーみたいなのやってないで、さっさと安全な場所に行けよ!とツッコミたくなりますが(笑)、ハッピーエンドじゃない所がまたいいですね。戦争の残酷さを物語っていたような。

ただやはり、昔の映画だからなのか、地味です。
「ローレライ」は、まさしくエンターティメント映画!って感じで派手ですね。
話しを詰め込んじゃって、全部消化できなかった、という感じもした「ローレライ」でしたが、あの手の話(原爆ネタ)はやっぱり日本しか作れない話なんだろうな、と今さらながら思ったりしました。

他にも有名な潜水艦の映画で「眼下の敵」というのがあるそうで。おもしろいんでしょうかね。
実家に確か、TVから取ったビデオがあったような…今度帰った時に観てみようかな。

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2 コメント

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潜水艦映画はやっぱり「Uボート」♪ (拾稔堂店長)
2005-03-07 11:51:17
"戦場のおとぎ話"の「ローレライ」に対して、"戦争映画"の「Uボート」は別格ですね。

どちらもよい映画だと思います。「Uボート」は地味ですが、潜水艦とはどういうものかわかりやすく表現した映画だと思います。「潜水艦映画」の代名詞であり「バイブル」といえましょう。(^^;
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コメントありがとうございます。 (hi-chan)
2005-03-07 13:40:13
なるほど。代名詞であり、バイブルなんですね。

緊張感と息苦しさが、なんともたまらない映画でした(笑)
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