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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

ホテル・ルワンダ

2007-02-08 10:51:11 | 映画(は行)
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ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ホアキン・フェニックス、ニック・ノルティ、デズモンド・デュペ、デヴィット・オハラ、カーラ・セイモア出演。テリー・ジョージ監督作品。04年。

1994年、ルワンダの首都キガリ。多数派のフツ族と少数派のツチ族の内戦はようやく終息したものの街は依然不穏な空気に包まれていた。ベルギー系の高級ホテル“ミル・コリン”で働く有能な支配人ポールは、ある晩帰宅すると暗闇に妻と子どもが身を潜めていた。フツ族大統領が何者かに殺され、これを契機にフツ族の人々がツチ族の市民を襲撃し始めたのだ。ポール自身はフツ族だったが、妻がツチ族だったことから、ひとまずミル・コリンに避難することに。外国資本のミル・コリンはフツ族の民兵たちもうかつには手を出せなかった。そのため、命からがら逃げ延びてきた人々が続々と集まってくるのだが…。(allcinema onlineより)

署名活動にて日本公開にこぎつけた作品です。とある劇場に行った時、大勢人がいたので、何かと思ったら、この映画を見に来た観客でした。こりゃ仕事終わってから来たんじゃ入れないやと思ったのを覚えてます。
虐殺のシーンなどを観ていて、どうして私は日本に、彼らはルワンダに生まれたのだろうと真剣に考えてしまいました。一体何が違うというのだろう。
虐殺の実態をカメラに納めた外国のジャーナリストが言ってましたね。世界の人々はこれを見て、「怖いね」というだろう。そしてそのままディナーを続けるだろう、と。

結局は対岸の火事なんですよね。自分に災難が降りかからない出来事は、「大変ね」「可哀想に」で終わってしまう。何も出来ないし、と思ってしまうし、しようともしない。私は1994年のルワンダ虐殺のことを知りませんでしたよ。

この映画では、とあるホテルの支配人を主人公に描いてました。あやういところで難を逃れていて、ちょっと映画的な感じもしたのですが、生きる為、家族を守るために必死だったという事は分かります。ネクタイが結べなくて嗚咽をもらすシーンには泣いてしまいました。

日本は本当に平和ですよね。第二次世界大戦のあとは、もちろん外国では戦争に加わってないし、内戦もない。私はアメリカに守られて自衛も満足にできない日本の現状に疑問を持ってはいますが、戦争をしない、と明言し、それを実行しているからこそ、他の国に攻め込まれる事もなく、平和が60年以上続いているというのも事実だよなぁと思ってます。
厚生労働大臣の失言で大騒ぎするしている日本人は幸せですねぇ・・・。


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2 コメント

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世界の人々はこれを見て、「怖いね」というだろう (をかもと)
2007-02-08 22:34:07
hi-chan どもです。

カメラマンのあの言葉は衝撃でしたね。
この映画の中で一番心に残っています。

>署名活動にて日本公開にこぎつけた作品です。
私も mixi で署名活動に参加した口です (^^;;;
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>をかもとさん (hi-chan)
2007-02-09 09:52:42
こんにちは。
カメラマンの言葉、衝撃的でしたね。
ああ、まさに自分のことを言われている・・・と思いました。

mixiで署名活動があったんですね。
公開当時、劇場には毎日、大勢の人がわんさか押しかけていたようなので、ヒットしたのかな?
特に学生さんのような若い人をたくさん見かけたので、なんだか嬉しかったです。(水曜レディースディだったからかもしれませんが)
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