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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

パンズ・ラビリンス

2008-04-15 11:48:40 | 映画(は行)
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イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ、アリアドナ・ヒル、アレックス・アングロ出演。ギレルモ・ベル・トロ監督作品。06年。

1944年のスペイン。内戦終結後もフランコ政権の圧政に反発する人々がゲリラ闘争を繰り広げる山間部。内戦で父を亡くした少女オフェリア(イバナ・バケロ)は、臨月の母カルメン(アリアドナ・ヒル)と共にこの山奥へとやって来る。この地でゲリラの鎮圧にあたるビダル将軍(セルジ・ロペス)と母が再婚したのだった。冷酷で残忍な義父に恐怖と憎しみを募らせるオフェリア。その夜、彼女は昆虫の姿をした不思議な妖精に導かれ、謎めいた迷宮へと足を踏み入れる。そこでオフェリアを出迎えたパン<牧神>(ダグ・ジョーンズ)は、彼女が地底の魔法の国のプリンセスの生まれ変わりで、満月の夜までに3つの試練を乗り越えれば、魔法の国に帰ることが出来ると告げる。オフェリアはその言葉を信じて、与えられた3つの試練に立ち向かう決意を固めるのだったが…。

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

なるほど、ダーク・ファンタジーという位置づけなのね・・・。ファンタジーというか、壮大な夢オチというか・・・。貶しているわけではないです。面白い、というと語弊がある気がしますが、なかなか良かったです。
不幸な少女が現実逃避し、夢想・空想するというのは、理解出来るし、これが現実であってほしいなぁとさえ、思ってしまいました。それくらい、その当時の状況は悲惨なものだったのでしょう。オフェリアにすっかり感情移入してしまいました。

妖精や巨大な蛙、パンなどの容姿はそれなりにグロく(笑)、気持ちのいいものではありませんでしたが、まぁアニメじゃないしねぇ。
オフェリアに与えられた試練の2つ目で、食べたり飲んだりしてはいけないというのがあったのですが、何のためらいもなく食べてしまうオフェリアにちょっとびっくり(笑)。まぁまともな食事をしていなかったのかもしれないですが・・・・・・。

パンに弟の血を生贄にするように言われた時、それを拒否して、結果的に自分の血を捧げることになりますが、私は意外とアッサリ観てしまって、もうちょっと感動できてもいいかなぁなんて思ったりしました。

ファンタジーではありますが、内容が重い分、心に残った感じがします。


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