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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

神童(試写会)

2007-03-24 11:43:54 | 映画(さ行)
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成海璃子、松山ケンイチ、手塚理美、甲本雅裕、貫地谷しほり、吉田日出子出演。荻生田宏治監督作品。

ピアノの才能に恵まれた少女うた(成海璃子)は、神童として周囲の期待を背負いながらも自らの才能をもてあましていた。母親との関係や制約の多い窮屈な日常に嫌気がさしていたある日、落ちこぼれ音大受験生ワオ(松山ケンイチ)と出会う。彼と一緒に過ごすうちに音楽の真の喜び、人の心の温かさに目覚めてゆく。(Yahoo!映画レビューより)

公式サイト

試写会で観て来ました。漫画原作の映画です。漫画は読んでいません。公式サイトで、予習してから観たのですが、公式サイトのストーリー、ほとんどストーリーを書いてるので、ネタばれ嫌な人は読まない方がいいかも(汗)。
成海璃子ちゃんは、ほとんど演技を観た事ないと思っていたのですが、「神様はサイコロを振らない」(ドラマ)に出てたようです。あのピアノ弾く女の子かな?とやっと思い出したのですが、とても11~13歳には見えませんでしたけど……
この映画でも13歳という設定で、実年齢も13歳(撮影時)だそうですが、見えませんねぇ。大人びてます。ちょっと顔が大人っぽすぎるかも…。学校のシーンで同級生と一緒にいると違和感がありました。
松ケンは、素朴な青年役でした。最初の方で啖呵切るシーンがあって、ガラ悪ぅ~~~と思ったのですが(笑)、後のシーンはそんな事はありませんでした。ピアノを弾くシーンももちろんあったのですが、それなりに弾けているような印象を受けました。撮影の仕方が上手いのか(笑)。松ケンは指が長くて綺麗ですね。「デスノート」の時も思いましたが。
あと、貫地谷しほりちゃんが歌うシーンなんですが、歌が吹き替えになっていて、違和感アリアリ。あれはしほりちゃんが可哀想だね(苦笑)。声が全然違うし…。

うたとワオの関係がなんだか不思議でした。中学生と大学生で、しかもうたは13歳なので、男女の関係になると犯罪になっちゃうワケで、うたはワオが好きなようでしたが、ワオはうたの事を恋愛対象としては見てないのかな、という感じ。逆にもっと特別な感情を持っているような印象を受けました。



映画の雰囲気は地味で、説明過剰にならず、観ている側はそれなりに想像力と脳内補完力を発揮する必要があるかもしれません。でも私は嫌いじゃないな、こういう映画。
“神童”というのは、うたの事ですが、私はあんまり神童という印象を受けませんでした。何度もピアノを弾くシーンは出てくるのですが、ワオが入学試験で、神がかった演奏をしたシーンの印象が強すぎて、ワオの方が凄いような気がしてしまいました。クラシックには全然詳しくないし、演奏の上手い下手というのは一般的な感覚でしか分からないので、余計なのかもしれませんが。
なので、うたがオケで弾く前に「大丈夫、あたしは音楽だから」と言われても、いまいちピンと来なくて…

ラストはせつなかったですが、お父さんと同じ病気?遺伝?とか、音楽やってる人がこういう病気になるのって、ちょっと定番ぽいような…と思ってしまって、感動には結びつきませんでした。
ただ、上にも書いたように嫌いなタイプの映画ではありません。
成海璃子ちゃんは、雰囲気のある女優さんだなと思ったので、これからが楽しみですね。


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2 コメント

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同感です。 (こーいち)
2007-05-09 22:06:42
こんばんは♪
試写会でご覧になってたんですね~。
感想はhi-chanさんとほぼ同じでした。
僕も嫌いじゃないけど物足りないというか面白みに欠けてましたよね。
うたが天才だっていうのもイマイチ分からなかったです。
クラシック好きな人だったら演奏を聞いただけで凄さが分かるんでしょうけど。。
貫地谷しほりちゃんは可哀想でしたね(苦笑)
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Unknown (hi-chan)
2007-05-10 11:32:07
私もこーいちさんの感想を読んで、私の感想とほぼ同じ、と思いました(笑)。
うたの天才ぶりがもうちょっと分かれば、感動できたかな~と思うんですが。
貫地谷しほりちゃん、好きなんですけどね~あれはマジ可哀でした(^^;
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