癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

▲広陵高校・中井監督の指導感覚のずれが敗因?

2007年08月24日 15時53分18秒 | スポーツ


   高校野球・優勝旗持つ佐賀北の市丸主将
夏の甲子園で準優勝した広陵・中井哲之監督(45)が23日、決勝戦の判定に不満を漏らした件で日本高野連に謝罪した。優勝報告会のため大阪市内の朝日新聞本社を訪問し、学校長同席の上で、脇村春夫会長(75)田名部和裕参事(61)と会談。「野球は審判が最終の判断を下す。それをよく理解するように」と同会長から注意を受けた。

中井監督は「選手の悔しい思いを代弁し、つい口から出てしまった。申し訳ありません」と謝ったと言うニュースがあった。
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敗戦したインタビューで「審判のジャッチで不公平が勝敗を左右した」というようなコメントをを平然と話しているのを聞いて「この監督は高校スポーツに対する感覚がずれているのでは」と一瞬耳を疑った。


あらゆるスポーツにおいて、「審判の決定したジャッチは絶対であること」ぐらいの事は素人でも常識のはずである。広陵という名門高校の監督が、しかも準優勝までした監督の言う言葉とは思えなかった。

そこで、もし間違った判定を不服とし具申しても、主審は絶対くつがえなさい。まして高校野球である。自分の生徒を慰めるため選手の代弁に言ったとしても、この一言がただ勝てば良いといった歪んだスポーツマン精神を同校の次世代に引き継ぐことにならなければ良いがと案ぜられる。

一回戦で敗退しても、選手を称え涙を流して去っていく姿に、感激を持って観戦してきた一人であり、プロとは違った清々しさが高校野球の持ち味であり指導の場であったはずだ。

「佐賀北の百崎敏克監督(51)の原点は指揮官の意識革命。全部員に「おれたちでもやれる」という精神を植えつけ最後まで諦めず優勝した」という言葉と大分感覚が相違する。・・。

これが本当の高校野球の原点であり・・勝負は時の運・・・指揮官の采配が勝負を決することも・・・・・・

選手の皆さんには準優勝おめでとうとエールを送る者です。