広島大学方言研究会ブログ

研究会の活動内容はもちろん、その他、諸々。
全員で作れる、全員で作るブログを目指して更新中。

研究会10/30

2012年10月30日 | 研究会

こんにちは、寒さに関して西条が本気を出し始めましたね。

寒いのが何より嫌いな僕としては、憂鬱な季節です。

荒木さん、あれから体調は如何ですか?

 

今週の研究会の報告です。

今回は3年生研究発表会プレプレでした。

担当は上田さんです。

題目は「映画の和訳に用いられる方言について」。

 

海外映画の字幕や吹き替えに使われる方言ですが、

僕自身も時折外国人が方言を使うことに不自然さを感じることがあったので、興味深かったです。

関西方言という表現がありましたが、今回の論では大阪弁としてかな、という印象がありました。

京都方言ではどうなるんだろう…、とか。

翻訳した人の出身地や、役割語としての方言など、いろんな話が出てきたので、

今日出てきたことを参考にしてまた来週深められるといいですね。

まとめるのは大変だと思いますが…。

今日話してた本に関しては、帰って探してきます!(見つかるかな…)

 

次回は研究発表会プレです。

担当は今週に引き続き上田さんです、よろしくお願いします。

 

現在、書類を作成しています。

完成したらまたファイルを送りますので、もう少しお待ちください。

 

(担当 4年 栗林)


ブログの管理

2012年10月21日 | 連絡事項など

永井です。

右上の「お知らせ」の研究会の時間を、5コマ(16:20~)→4コマ(14:35~)に更新しました。

今期は火曜4コマでやっていきます。

谷口さん、ご指摘ありがとうございます。気付きませんでした。

ブログのテンプレですが、梅雨も過ぎたことですし、どなたか時間があったら好きなのに変えてみてくださいね^^;


研究会10/16

2012年10月20日 | 研究会

こんばんは。寒くなってきましたがみなさん体調は大丈夫でしょうか。僕は寒いとか全然関係ない異常を身に来たし、この一週間ほど授業に出ても上の空でした。ほんと体は大切にしないといけません。

 

さて今回の研究会は中西君による読書会発表と栗林君による夏季調査の報告でした。

 

 

読書会では「広告メディアとしての子ども向け雑誌」(森山由紀子)が扱われました。森山は、創刊当時は「純粋な漫画雑誌」だった「コロコロコミック」に徐々に広告が掲載されるようになり、本来経済活動と切り離されて生活すべき「子ども期」の子どもたちの間に商業主義が侵入してしまったと言います。

 

ちなみに「子ども」は近代以前は「小さな大人」だったんですよーという有名な話がありますが(まあこれはヨーロッパの話なんですが)、いまや完全に「子ども」は「子ども」として厚い庇護下に置かれてますね。「本当にそれがいいことなのか?」と考えれば子どもは「本来経済活動と切り離されて生活すべき」なのだろうかなんてことも思えてきて、いろいろ議論の余地がありそうです。

 

 

夏季調査の報告は、その結果が卒論に直結する栗林くんが担当してくれました。これに関しては次回に四年生の卒論中間プレ発表があるのでその回の報告に任せたいと思いますが、報告を聞いていると姫島での調査が思い出されますね。話を聞いているととりあえず「やっぱりみんなボンズキ(盆好き)なんやなあ」と思わされました。あと調査とは全然関係のない話ですが、島の入口である港の目の前にある自動販売機に堂々と「新1000円札使えます」と書かれていて「いや未だに旧1000円札がスタンダード扱いなんかい」とひそかに思いましたね。

 

 

次回の研究会は、先程も書きましたが、四年生による卒業論文中間プレ発表です。どんな論文が出てくるのか今から楽しみです!

 

(M1 荒木)


研究会10/9

2012年10月15日 | 研究会

こんにちは

10/9は後期はじめての読書会、仕切さんによる『メディアとことば〈2〉』5章、岡田光弘「身体の動きを「自然に」読むということ~エスノメソドロジー研究によるテキスト分析~」の発表でした。

本文ではわたしたちが写真を「自然に」読み解いていることの例でテニスの写真が挙げられていましたが、研究会では自分たちの体験にも同じことが言えるかという視点で、ドラムの打法ではどうかとか、少林寺拳法ではとか、いろいろと話をしました。

「わかる」と「できる」の違い、というところがポイントだったと思います。やっぱり、「できる」が先になければ本当の「わかる」には到達できないんじゃないかな!ということです。

けれど、テニス雑誌を見て、サーブのフォームを「わかったような気になる」だけだとしても、その「わかったような気」には、人間が自然に行っているであろう基本的で大切な「わかる力」が含まれていて、その「わかる力」の正体をエスノメソドロジーの考え方で解き明かしてみよう、ということだったのではないかと思います。

ところで今日、図書館で同じテーブルに男の子がきて、水泳の雑誌を読み始めました。しばらくするとその人は、おもむろに平泳ぎの腕の動作をやりだしたんです。ぎょっとして見ると、50mプールを人が泳いでいるコマ送りの写真のところを熱心に見ながら腕を動かしていました。 写真の通りにうまくいかないのか、時々「まじかよ」とか「あれっ」とかぶつぶつ言っていてちょっと面白かったです。ちなみにその人はいかにも泳いでおりますという感じに日焼けして、「SWIMMING2012!!」と字の入った下敷きは持っているし、バッグはアンカーの模様だしで、全身で水泳好きを表現しているみたいでした。

ある程度体を動かして練習し、基本動作を体得した人でなければ、文章や写真(=メディア)の説明を見ても「できる」や本当の意味での「わかる」につながらない、かもしれませんが、雑誌を見ただけで「わかる」ことって、わたしたちの体感以上に多いのかもしれない!と感じました。彼のフォームがキレッキレだったので!

 

次回10/16の予定は、夏季調査のまとめの発表です。時間があったら、先週の繰り越し分の読書会発表や、次に読む本決めもやりましょう。

5コマじゃなくて4コマだよー!

(4年 永井)


研究会10/2

2012年10月09日 | 研究会

こんにちは、後期が始まりましたね。

研究会も(先週から)始まりました。

という訳で報告です。

 

内容は後期の日程説明及び担当決め、

3年生への役職引継ぎ、

読書会で使用する本の検討など、雑多なことを進めていきました。

後期は研究発表会や卒論関係の発表などが多くなりそうですね。

3年生は運営もよろしくお願いします。

 

次回は読書会です。

担当は仕切さん、中西くんです、よろしくお願いします。

(担当 栗林)