広島大学方言研究会ブログ

研究会の活動内容はもちろん、その他、諸々。
全員で作れる、全員で作るブログを目指して更新中。

夏季調査の宿のこと

2012年07月29日 | 連絡事項など

こんにちは!

遅くなりましたが、姫島の民宿 姫茶屋さんの設備についてお知らせします。

電話の相手がおばあちゃんだったので、ネット環境についての情報はうまく聞き出せませんでした。

 

●Wi-Fiが使えるかどうか … わかりませんでした。部屋にコンセントはあるそうです。

 

●お風呂 … 男女共同で1つだそうです。ただ、シャワーが3つあるなど広いです。8月9日~11日は他のお客さんはいらっしゃらないそうなので、順番に入浴してほしいとのことでした。

 

●浴衣 … 男性用はありますが、女性用はないそうです。

 

●タオル … あります。

 

●ドライヤー … あります。

 

●クーラー … あります。

 

 他に知りたいことがある人は、姫茶屋に問い合わせてみてください。おばあちゃんとののんびりした会話が楽しめます。

(^・ェ・)ノ4年永井


「話題」の話

2012年07月18日 | ことばのお話
こんにちは。M1の荒木です。谷口さんのご指名もあったので投稿させてもらおうと思います(笑)

ちょっと自分のことを話させてもらうと、僕が今興味を持ってるのは談話の中の話題(topic)についてなんですが、今回はこれに関連して「スーパードラッグひまわり」の店内放送についての小噺(?)をひとつ…。



「ひまわり」の店内放送には、「スーパードラッグひまわり♪」というキャッチ放送のあとに女性の声で


「みなさ~ん、腸の長さがどのくらいか、ご存じですか?」


と聞いてくるパターンがあるのですが、僕はこれを聞くたびに軽く笑いそうになってしまいます。「いきなり腸の話ふる!?」って感じなのです。



ちょっと想像してほしいんですが、友達と話していて話題が途切れ少しの沈黙があったあと、その友達が新たに導入した話題が


「なぁ、腸の長さってどれくらいか知ってる?」


だったら、「えっ、急に!?急に腸の話する!?」とだいぶ戸惑うことになると思うんですよね。そしてこれにはどういう意図があるのか、もしかしてボケた方がいいのか、それとも真面目に答えるべきなのか、なんか悩みでもあんのか…?と涼しい顔をしながら内心すごい焦ることになると思うんですよ。



まぁそういうわけで、導入される話題ってなんでもありなようで実はだいぶ制約されてるんだろうなぁと思います。その「制約」がどんなものなのかという問題はまたなかなか難しそうですが(^^;



仮に沈黙後の話題が腸じゃなくて「なぁ、最近健康とか気をつけてる?」とかだとするとまだいけそうな気がします。そして


「健康と言えば内臓」
「内臓と言えば腸」
「腸と言えば長い」


というプロセスを経れば自然に腸の長さを聞けそうです。いつか誰かに腸の長さを尋ねなければいけないことになったときは試してみてください。


「ひまわり」の店内放送は他にもいろいろツッコミどころがあり面白いので訪れた際にはよく聞いてみるのがおすすめですよ!


(荒木)

研究会 7/10

2012年07月10日 | 研究会

今日の研究会は、四年生の卒論題目発表でした。

まず、栗林さん「姫島の方言と周辺地域の語彙的つながり~祭事の言葉を中心に~」永井さん「言語コミュニケーションにおける語りえない言葉」(二件とも勝手に短縮しました。発表者の意図と乖離した言い方になっていたらごめんなさい)。栗林さんのテーマが、夏季調査旅行に直結することになります。地理に弱い方は、来週栗林さんが持ってこられるはずの地図とにらめっこして下さいね。永井さんの方は、24日に再発表があるようです。

その後、夏季調査旅行の打ち合わせに移行しました。他の皆さんはどうか分かりませんが、私(富山県出身)にとって、島イコール無人島でして、島に人が住んでる?えっ?ちょんまげつけて着物に草履ばきなの?っていうほど、「島」というのは胸弾むものです。楽しみ楽しみ。

来週までに、祭事、神事関連の語彙を拾える人は拾ってみましょう。

来週は、もう少し具体的な旅行の打合わせです。ブログ更新は栗林さん。

 

三年 仕切


研究会7/3

2012年07月10日 | 研究会

更新が遅くなって申し訳ありません。3年の上田です。

夏らしくなってきましたね(^ω^)

 

先週の研究会は読書会でした。

永井さんが「『クローズアップ現代』の〈物語〉」

わたしが「『広告』はいかにして『広告』に見えるのか」

という論文を担当し、話し合いました。

クローズアップ現代の論文は〈公正・中立・客観視〉を旨とする

ニュース・報道にどのような物語が潜んでいるのか、ということが

テーマでした。

「賢い視聴者」とは何か、ニュースでよく言われる「複雑」「難しい」とは消極的な評価なのか、

などが話し合われました。

広告についての論文は、会話から広告を読み取っていくというものでしたが、

これは果たしてどこまで一般化できるのか、ということが

主に話し合われました。

会話のないCM近頃多いので、それはどのようにして

「広告」として認識されているのか、ということも気になりました。

 

発表はやっぱり緊張します…。

もっと意見を言えるように頑張ります。

 

また、この日は映画のシナリオがあることが分かり、

とても興奮しました(笑)

 

今日7/10の研究会は4年生の卒論題目発表です。

それではまた。

(3年 上田)