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ナスダストラップ

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T内

2009年12月14日 | T内
トヨタがプラグインハイブリット車の詳細を発表。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20091214_335827.html


・・・・・・。(計算中)


プリウスがハイブリット(HV)から、より多く電池を積んだ
プラグインハイブリット(PHV)に進歩するのは必然だと言える。

三代目プリウスは二代目プリウスに比べ燃費が2.5km/lしか向上していない。
(35.5km/l → 38.0km/l 10・15モード燃費)

四代目プリウスが順当に進化したとしても40.0km/l程度だろう。
ハイブリットシステムの最適化は既に限界に近付いている。
環境性能を追求するには、電池を増やし電気自動車に近づけていくのが自然だ。


発表内容を見てちょっと驚いたのは電池の多さだ。
5.2kWhだから4倍も積んでる。(プリウスHVは1.3kWh)

で、
電力消費率    6.57km/kWh
EV走行換算距離   23.4km
一充電消費電力量 3.56kWh
となっている。

23.4 / 6.57 = 3.56 だからつじつまは合ってる。

5.2kWh積んでるのに何で3.56kWhしか使わないのかはよくわからない。
(HV走行用に1.3kWh残しても3.9kWhは使えるだろうに)
余裕を持たせてということかもしれない。

また、電力消費率が6.57km/kWhというのはかなり現実的な数字だと思われる。
電池がヘタってもカタログに書いてある23.4kmは十分EV走行できる可能性が高い。

ハイブリッド燃料消費率 30.6km/L(CO2排出量 76g/km) と
プラグインハイブリッド燃料消費率 57.0km/L(CO2排出量 41g/km)は、
走行中のCO2排出量としてはその通りである。

しかし、充電に使う電気を作るときにもCO2排出はあるので、
トータルでのCO2排出量は、HV走行時でもPHV走行時でも大きく変わらないと考えられる。

これは電気自動車にも言えることで、
自動車の電化と共に電源のクリーン化も進めないと環境負荷は大きく減らない。

太陽電池で発電した電気でプリウスPHVを充電すれば、
EV走行時のCO2排出量を10g/km以下にすることは十分可能だと考える。


そういった手段が選択可能な所まで来ているということは素晴らしい。

※プリウスHVの電池容量1kWhを1.3kWhに訂正

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