ナスダストラップ

日々の生活で、見たこと聞いたこと感じたこと考えたことをそこはかとなく書き綴るブログ

T内

2007年05月20日 | T内
今頃になって

新機動戦記ガンダムWを見る。




(゜д゜)・・・・・(鑑賞中)





もう視聴を挫折しそう。

ダメだ、挫けちゃダメだ。

T内

2007年05月14日 | T内
今頃になって

機動戦士ガンダム 第08MS小隊を見る。




(゜д゜)・・・・・(鑑賞中)




面白い。

初代ガンダムは第二話で視聴を挫折したけど、これは見ていられる。



惜しむらくは見たのがラスト2話だということだ。

T内

2007年05月07日 | T内
太陽光発電で化石燃料を代替することを本気で検討する。
課題は主に3つある。

1.エネルギーコスト
2.エネルギーの輸送・貯蔵
3.発電所の用地

なお、以下の検討では次に示すデータと仮定を用いた。
世界のエネルギー消費量 :426×10^18J (2001年)
太陽電池の効率 :13%
1kwシステム当たりのコスト :60万円
太陽電池の耐用年数 :20~30年
日本の最大発電量 :1.8億kw
日本の電力価格 :20円/kwh
アメリカの電力価格 :10円/kwh
ガソリンのエネルギー :34.6MJ/リットル
1ガロン=3.8リットル
1ドル=120円
1kwh=3600kJ


1.エネルギーコスト
最大の懸案はコストである。

試しにアメリカのガソリンに対抗することを考える。
現在のアメリカのガソリン価格は1ガロン当たり約3ドルで、日本円では1リットル当たり95円となる。

最も日照に恵まれた地域での年間日照時間は約2500時間である。
この場所に大規模な太陽光発電所を建設したと想定する。
1kwシステムの太陽電池が25年間に発電する総電力量は62500kwhである。
これは、ガソリン6503リットル分のエネルギーに相当し、その価格は約62万円である。
また、発電した電力をアメリカで売った場合の販売価格も約62万円となる。

1kwシステムの価格は60万円なので、これは悪くない数字である。
諸経費を考えればペイしないが、太陽電池価格が半分になれば十分産業として成り立つのではないだろうか?


2.エネルギーの輸送・貯蔵
化石燃料は長距離の輸送や貯蔵が比較的容易である。
対して電気は、電線さえ整備してしまえば輸送はできるが、貯蔵はほとんど出来ない。

このような電気の特徴は、大規模な利用に際して足かせになる。
例えば日本の場合、島国なので外国から電力を輸入するのは非常に難しい。
また、日照のない夜間は発電できないためエネルギーを利用できない。
将来的に何とか解決したい課題である。


3.発電所の用地
太陽光発電で化石燃料を代替するためには、途轍もなくデカイ太陽光発電所が必要である。
100km四方(=100万ヘクタール)ぐらいの発電所を作らないと話にならない。
(ちなみにこの発電所の最大発電量は13億kwなので、日本の全電力を投入してやっと動かした某陽電子砲が7つ同時に撃てる)
しかし、世界には乾燥地や砂漠がたくさんあるし、太陽電池はかなり柔軟に設置できるので用地は心配要らない。

2001年における世界のエネルギー消費の50%をまかなうために必要な発電所面積は182000平方キロメートル。
実にカンボジアの国土に匹敵する発電所を建設しなければならない。(四角い発電所なら426km四方)
そしてこの発電所建設に必要なコストを計算すると1京円ぐらいになる。




(゜д゜)・・・・・無理です。




もちろん、1京円かけて一箇所に作る意味はないのだが・・・

パネルの寿命を考えると20~30年で発電しているパネルを交換しなければならない。
これはつまり、パネルの年間生産規模は必要なパネル量の1/20から1/30はなければならないということである。
すると、太陽電池の生産規模は、パネル寿命が30年だったとしても333兆円は必要ということになる。

これは現実的ではない。
日本の自動車産業ですら生産規模は37兆円程度である。


しかし・・・
太陽電池の生産コストが10分の1になれば上記の試算は俄然現実味を帯びてくる。


コストを10分の1に下げるということは、1kwシステム当たりの価格を6万円程度にしなければならないということである。
その価格で利益を出すためには、タダみたいに安い原料を使い超効率的に太陽電池を生産しなければならない。

現在主流のシリコンタイプは研究が進んでおり、今後コストを10分の1に下げることは難しいと思われる。
が、最近あちこちで研究されている色素増感タイプの太陽電池であれば可能性がある。

パネルコストが10分の1になれば、日本で発電する場合でも発電コストは10円/kwhを切る。
これは火力発電とガチンコ勝負して勝てるぐらいの低コストである。


結論
太陽電池のコストが2分の1程度になれば、太陽光発電の産業化が見えてくる。
また、コストが10分の1まで下がれば化石燃料と互角に戦える。
低コスト化のために色素増感タイプの太陽電池に期待したい。